A Mercedes Moment / Vol.6 /

スリーポインテッド・スターの、星に願いを。

メルセデスにまつわる素敵な体験や思い出を綴っていく「A Mercedes Moment かけがえのない瞬間(とき)をメルセデスとともに」。第6 弾は、210 Eクラスをめぐって交わされる、5歳の女の子と男の子の無邪気な会話。女の子の父親であるクルマのオーナーが回想する。

Illustration: Karen Greenberg
Editor: Junko Hirose

「家の車、何乗ってるの?」
幼稚園に通う娘が、ある日同じクラスの男の子から質問をされた。クルマ好きの男の子に対しブランド名すら知らない娘は、その特徴を一生懸命に伝えた。
「大きいクルマ。色は黒で。あっ、でも緑かも」。
「ふうん、そうなんだ」。
「椅子が大きくて、静かに走るの。皆で乗っても広いよ。いつも好きな音楽をかけてドライブしてる」。
そう、娘はディズニー映画『リトル・マーメイド』のプリンセス、アリエルの大ファン。クルマに乗ると必ずかけるのが、『リトル・マーメイド』のサウンドトラックだ。さらに「クルマの丸いお目目が可愛い。お目目は4つあるよ」と、トレードマークである、丸い四つ目のフロントライトにも言及した。しかし残念ながら、男の子にはなかなか伝わらない。
「じゃあ、クルマのマークは?」男の子が再び尋ねる。
「お星さま。お星さまがついてる!」
ボンネットに付いているスリーポインテッド・スターを思い出した娘は、弾むような声でそう答えた。トンネルの走行中、スリーポインテッド・スターに当たったトンネル内の照明は、立体的なエンブレムに流れるように映り込む。その幻想的なさまはアリエルに魅了される年頃の女の子にとって、おとぎ話を思わせる感動の光景らしい。
男の子は、お星さま(スリーポインテッド・スター)のひと言に「格好いいクルマに乗ってるね」と答え、娘はにっこり微笑んだ。
アリエルになりきってマーメイドごっこに興じていた娘も、今年で16歳になる。娘の未来が「お星さま」のように明るく輝く、幸せなものであってほしいと願っている。

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