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「メルセデス・ベンツ アート・スコープ」は、1991年より30年余りにわたり継続しているメルセデス・ベンツ日本の文化・芸術支援活動です。

アーティストが海外に3ヶ月程度滞在し、そこで得た経験をもとに新しい表現に挑戦する「アーティスト・イン・レジデンス」を通じて、これまでに35名の日本とヨーロッパの若手アーティストの活動をサポートしてきました。

2022年からは、このアーティスト・イン・レジデンスに加え、日本の学生とアーティストとのワークショップ企画、活動のオンライン発信、過去に本プログラムに参加したアーティストが新たな作品を発表するプロジェクトなどを行います。これらの多角的な取り組みを通じ、若手アーティストの育成と、文化・芸術のさらなる発展を目指します。

プログラム・アドバイザー/運営協力:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]

メルセデス・ベンツ アート・スコープの30年の歩みとこれから(2022年制作)

Music: INORAN

「EQ House x 久門剛史」
-六本木アートナイト2022 特別企画-

コロナ禍により世界の主要都市がロックダウンし、移動が制限された2022年1月。アーティストの久門剛史は東京、六本木にある「EQ House」に一週間滞在し、自身のテーマである、人類の文明と自然環境とのバランスや関係、ロボット、コンピューターとの共存について模索しました。その経験をもとに制作した新作インスタレーション作品を発表します。

日時:2022年9月17日(土)−25日(日)11:00-19:00
場所:EQ House:東京都港区六本木7丁目3−10
企画協力/レジテンス・プログラム:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
協力:竹中工務店
後援:ドイツ連邦共和国大使館
※入場無料・予約不要

Photo by: Keizo Kioku

Photo by: Keizo Kioku

Photo by: Keizo Kioku

Courtesy of the Artist

Profile

Photo by: Yuichiro Tamura

久門剛史

1981年、京都府生まれ。2007年京都市立芸術大学大学院彫刻専攻修了。人の営みを構成する根源的な感性や唯一性/永遠性に関心を寄せ、音や光、プログラミング、彫刻、絵画、大規模なインスタレーションなど多様な手法でコンセプチュアルな作品を発表している。作品を通じて鑑賞者の記憶や想像を共振させ、視覚や聴覚を研ぎ澄ますように促す。主な展覧会に「らせんの練習」豊田市美術館、愛知(2020年)、「58th Venice Biennale 2019」ヴェネチア、イタリア(2019年)「MAMプロジェクト025:久門剛史+アピチャッポン・ウィーラセタクン」森美術館、東京(2018年)、「アジア回廊 現代美術展」二条城、京都芸術センター(2017年)、「あいちトリエンナーレ2016」愛知県各地(2016年)など。チェルフィッチュの演劇作品「部屋に流れる時間の旅」では舞台美術と音声を担当。主な賞歴に、「メルセデス・ベンツ アート・スコープ2018-2020」(2018年)、「VOCA賞」(2016年)、「京都市芸術新人賞」(2016年)、「日産アートアワード2015 オーディエンス賞」(2015年)など。そのほか、文化庁「東アジア文化交流使」により中国へ派遣(2016年)。
http://tsuyoshihisakado.com

EQ Houseとは

EQと、暮らす家。
人とクルマ、そして社会とクルマの新しい関係。
電動モビリティを包括するEQが、モビリティとリビングの新しいつながりを提案します。
家とクルマがつながり、変化し、成長する。
人とクルマがともに過ごし、共有する場所。
近未来のライフスタイルの発信、それは、EQと暮らす家。それが、EQ Houseです。

六本木アートナイトとは

六本木アートナイトは、生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に開催する、アートの饗宴です。さまざまな商業施設や文化施設が集積する六本木を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映画、パフォーマンス等の多様な作品を街なかに点在させ、非日常的な体験をつくり出す本イベントは、東京を代表するアートの祭典として2009年3月にスタートし、年々発展を続けています。
https://www.roppongiartnight.com/2022/