
彼女の輝かしいキャリアは、ポツダムでファッションデザイナーのWolfgang Joop(ウォルフガング・ジュープ)に見出されたことから始まる。そしてあっという間にPeter Lindbergh(ピーター・リンドバーグ)など世界的写真家に撮影されるモデルにまで成長。それは彼女の想像をはるかに超える出来事だった。
Q:キャリアをスタートさせたのは、22歳のとき。モデルとしては遅い方ですが、弊害は感じなかった?
私は見た目より若く見えたの。だから実年齢は、気にならなかったわ。
Q:ホテルマネジメントを学んでいたのに、なぜモデルの世界に?
Elite Model(エリート・モデル)から声がかかったから、とにかくトライしてみようと思って。ホテル業界はいつも人材不足だから、いつでも戻れると思ったしね(笑)。
Q:今も故郷のポツダムを大切にしているあなたにとって、故郷や家族とは?
仕事と関係なく、何でも正直に話せる家族は、とても重要な存在。だからいつも地に足が着いていられる気がするの。夫ともずっと故郷のポツダムに住みたいと話していて、私のオアシスだと思っているわ。

Q:世界的に活躍するあなたが、プライバシーを守る方法は?
どんな有名人も普通に生きているけど、プライバシーを公表し過ぎるから悪目立ちすると思う。私が外出しても、声をかけられることは滅多にないわ。きっと配慮してくれているのね。
Q:あなたの娘が「モデルになりたい」と言ったら?
今の女の子たちは、“モデル”の仕事を勘違いしている。職業に興味を持っているのではなく、ただ有名になりたいの。モデルはそんな簡単な仕事ではないと娘が理解してくれるのなら、応援したいわね。
Q:行なっている慈善活動について教えてください。
私がチャリティーを行うことで注目を集められるのであれば、こんなに嬉しいことはない。ひとつひとつ活動を形にしていきたいから、同時にたくさんのことはしないようにしているわ。
Q:あなたとメルセデス・ベンツの関係は?
私と夫は、ずっとメルセデスを運転してきた。最も魅力的で、安全な車だと思っているの。男性志向のブランドではないから、私がアンバサダーを務めることで女性オーナーが増えると嬉しいわ。
Q:モデルとしてのキャリアを、どう広げていきたい?
何か他のことをするために、モデルを辞めることは考えていない。もうすでに、いろいろなことをやっているもの。SNSのプロフィールも、「一般人」になっているしね(笑)。