
8年で10万キロ乗った相棒、メルセデスとの思い出
「初めてクルマを所有したのは、免許取り立ての18歳。欧米のセダン、クーペが好きで、いろいろと乗り継いできました。どちらかというと、やんちゃなチョイスが多かったかなあ(笑)」
そう笑う櫻井さんだが、家族ができたことで選ぶクルマにも変化があった。
「子供ができると、やっぱり手の掛かる趣味的なクルマだけでは間に合わなくなってきました。そこで家族で乗るために購入したのが、メルセデスのE320 CDI。名車でしたね。走る・止まるの基本性能がとても安定していて、街中での移動としても、ロングドライブでも疲れ知らず。不満が全くなかったので、8年で10万キロも乗りました。歴代の愛車の中で最長です」


E320 CDIが気に入っていたものの、櫻井さんはその後、しばらくメルセデスから離れていたと言う。
しかし、クルマを買い替えるタイミングでCクラスを検討したこともあったそう。
「子供の送迎で妻が運転することもあるので、Cクラスは理想的な大きさでした。当時は試乗もしましたが、C 220 d AVANTGARDEはディスプレイ周りがかなり進化している印象です。ハイテクな装備をたくさん載せているのに煩雑にならず、上質感を持ってまとめているのは流石。メルセデスに乗っていたあの頃を思い出します」

あらゆる道を快適に移動できる、ずっと乗っていたくなるクルマ
櫻井さんはC 220 d AVANTGARDEの乗り心地をいろいろな道で試したいと、まずは街中へ。幹線道路のストップ&ゴーや細い路地で走りやすさを試していく。
「以前、Eクラスに乗っていたときの印象を思い出しました。『走る・止まる・曲がる』といった動作がとてもスムーズ。クルマとしての基本性能の高さが少し走っただけでも伝わってきます。加えて、走行モードを選択できる『ダイナミックセレクト』ではSportモードにするとステアリングや足回りが少し硬くなり力強い走りになるのも面白い。この機能はあらゆる道で運転の楽しさが味わえますね。今は千葉県にあるカレー店に向かっていますが、もっと運転したいのでさらに遠くのエリアへ行っても良かったかも、と既に思い始めています(笑)」

続いて高速道路へ。本線へ合流後は、先行車を認識して、速度に応じて車間距離を調節する機能「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」をONにしてゆったりとドライビングを楽しむ櫻井さん。
「速度コントロールと車線のセンターキープ力には驚きました。アールがきつめのカーブでも車線の中央をとても滑らかに走ってくれます。これまで体験してきたものとは完全に別次元。技術力の高さにはやっぱり凄まじいものがありますね。普段、クルマで音楽を流しながら新しい曲のアイデアを考えることも多いのですが、このクルマなら快適だろうな。本当にずっと乗っていたいです!」
クルマを選ぶ際の基準として、ラグジュアリーな外観も重要視するという櫻井さん。C 220 d AVANTGARDEは、その目にどう映っているのだろうか。
「クルマによってはもっと個性のある見た目を求める人もいるでしょうけれど、僕はシンプルでありながら見飽きることのないこのクルマのデザインが好きです。特に引き締まったリアは美しい。どんな大人でも満足のいく仕上がりだと思いますね」

千葉へのショートトリップで再確認。乗りやすさを極めた一台
「新しいCクラスに乗ってみて、メルセデスから一度離れたからこそ分かる良さを痛感しています」とは、運転中に櫻井さんからこぼれた言葉。スタイリングの良さ、運動性能、先進性、すべてがアップデートされたC 220 d AVANTGARDEでのドライブは、メルセデスの“良さ”を再認識する機会になったようだ。
「腕時計やアクセサリーなどの装飾品には興味がないので、家を除けば僕にとって一番高価な買い物がクルマ。だからこそいろいろ求めてしまうけれど、このCクラスなら、運転の楽しさも、趣味性もトータルで満足させてくれる。本当に乗りやすい一台だと思います」
後編では、休日の定番の過ごし方になっているという趣味のカレー巡りに密着。櫻井さんがオススメする、千葉の名店を訪れる。
ABOUT CAR
Cクラスの最新モデル。直感的な操作を実現した大型のメディアディスプレイやリア・アクスルステアリングなど、メルセデスのフラッグシップモデルであるSクラスの最先端技術を多数搭載。滑らかなラインで構成されたエクステリアは上品かつスポーティな印象を与える。