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サーフィンは、僕の生きる道。Page2

心を衝き動かす生涯現役という応え──プロサーファー大野修聖 by GLE

メルセデス・ベンツのGLEアンバサダーでもあるプロサーファー大野修聖が、新型GLEとともに「Driven by Heart」の旅に出る(※掲載情報は2019年7月取材時点)。

プロサーファーの大野修聖、
ありのままの大野修聖

自宅から生まれ育った伊豆下田の多々戸浜へ、およそ3時間かけて「GLE」とともに向かう。大野修聖は「この時間が好き」だと言う。

「何も考えずに頭の中を空っぽにして、ただ走る。ビル群が乱立する景色から自然を占める面積が逆転し、まるで並走するように、どんどん子供のころの記憶も蘇って。懐かしいような新鮮なような。アウトプットもインプットもできたり……。自分とじっくり向き合える大切な時間です」

そんな空間の中で大野にとって欠かせないのが音楽だ。そして、地元に帰ってくると聴きたい曲があると言う。

「SadeのNo Ordinary Loveかけて」

そう大野が話すと曲が流れ出す。言葉が機能を果たすインフォテイメントシステムMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)だ。Burmester®サラウンドサウンドシステムによる高純度のナチュラルサウンドが空間を音で包む。スピーカーが埋め込まれたウッディなデザインもまた、自然を愛する大野と良く似合う。曲のサビに入る瞬間、多々戸浜入口の信号を曲がり、いつもの坂道に入る。何度も何度も、何度も何度も通ってきた坂道だ。「僕の中では、ここからが地元」。自分だけの境界線だ。

その坂道を下った先には多々戸浜が広がる。

勝ち負けがない
故郷の心の地

プロサーファー大野修聖-2 by GLE

「ホームに帰るとやっぱり安堵感がありますね」

地元、伊豆下田にある多々戸浜の海で大野はそう呟く。「冷たく硬質な北海道の海に対して、多々戸浜の海はやや温かく水も柔らかい。角が取れたような波の質は、小さな湾になっている地形によるものです」と大野は話す。

ホームタウンではどんなサーフィンをするのか。サーフボードを取り出すために「GLE」のラゲッジルーム開けると、その荷物の量は北海道の時と変わらない容量。「全部ないと不安なんですよね(笑)」。そう言って取り出したのはロングボード。

多々戸浜入口を曲がれば、大野が何度も通った思い出の坂道に入る
地元の海ではロングボードでゆるりと。GLEのラゲッジルームは、荷物の多い大野と相性抜群
ラゲッジルーム
普段はラゲッジルーム。必要な時に3列目シートのセットも可能。2列目シートが電動で前方にスライドするイージーエントリー機能が搭載されているので乗り降りも簡単
3列目シート
多々戸浜でも入念にストレッチヨガは欠かさない。快晴なこの日は、天気も地元凱旋してくれているかのよう
波待ちしている最中も仲間との会話に花が咲く

このラゲッジルームは、大容量の荷物を詰める許容の他、もうひとつの顔も持つ。3列目シートが設計され、7人乗りにもなるのだ。

「地元の仲間でサーフィンとは関係ない旅をしてみたい。行き先も決めず、ただひたすら走るロードムービーみたいな!」と言い、更に「家族も乗せてワイワイどこかに行くのも良いですね。何れにしても、ひとりで乗るよりも誰かを乗せるとなれば、最も大事なことは安全性。そうゆう意味で“メルセデス・ベンツ”は、本当に信頼のおけるブランドです」と、海のコンディションを見ながら話す。

「地元ではのんびり楽しみたいです。波待ちしながら、その時隣にいるサーファーに海のコンディションを聞いたり、他愛もない時間が心身を開放してくれます」。その言葉の意味は、これまで見せたことのないような穏やかで優しい大野の表情が全てを物語っている。

この海に勝ち負けはない。純粋に海を愛し、砂浜の感触を裸足で確かめ、降り注ぐ太陽を全身で浴び、自然のエネルギーを享受する。

プロサーファー大野修聖-2 by GLE

「やっぱり心地よいです。この場所が特別なのは、ただ地元だからとか、多々戸浜の海があるからだけではありません。両親がいて、兄弟がいて、仲間がいて……。僕にとって愛すべき人や大切なもの、忘れられないことがこの街にはたくさん詰まっているんです」

大野はこの街に育てられ、夢を抱き、生きることや大切なことの全てを学んだのだ。多々戸浜は、大野修聖という人間の出発地点。ゴールを目指すだけが旅ではない。スタートに還ることもまた旅なのだ。
心地よいと感じる理由は、心の地でもあるからなのである。

おかえり、まー。
ただいま、ママさん

プロサーファー大野修聖-2 by GLE

「“まー”おかえり!」
「“まーくん”いつ帰ってきたの!」

多々戸浜ではそんな声が行き交う。

大野修聖が地元に帰ってきたら必ず立ち寄る場所、それは、実家が営むサーフショップ「バグース」とカフェ&カレー「スパイスドッグ」だ。

「バグース」は、多々戸浜入口の信号を曲がり、海に抜ける坂道の途中にある。この坂道は、大野が「地元に帰ってきたと思える唯一の道」だと言う。

「ただいま」
「おかえり」

息子の一声に対し、母の大野つる代さんは笑顔で応える。どこの家族にもある何気ない風景だ。

店の前で和む親子。会話の内容は、大野の近況から幼き時代の思い出話まで。他愛もない時間が絆を育む
「初めてサーフボードに立った5歳くらいの時の写真かな?」と、母のつる代さん
店内に飾られた双子の兄弟の写真。左が大野で右が兄

「両親がサーフィンをしていたので、物心ついた時から当たり前のようにサーフィンが日常にありました。始めたのは5歳くらいだと思います。母親にサーフボードを押してもらって。僕には双子の兄弟がいるのですが、一緒に始めました。その後も、兄弟や地元の仲間とサーフィンでセッションして……。当時の仲間は今も仲間です」

海に入ればほとんどが知った顔。今日の波の調子や思い出話しに花を咲かせ、地元ならではのゆるりとした時間がそこには流れている。

「双子なので同じように愛情を注いで育ててきました。“まー”は次男なのですが、我慢するタイプの子でした。“ママさん(大野は母親をそう呼ぶ)は、あの時こうだったよね”とか、当時我慢したエピソードを聞かされます」

母のつる代さんは、日本の女性サーファーの第一人者。ここ伊豆下田で生まれ育ち、サーフィンを始めたことも自然なことだと言う。ゆえに、子供たちにサーフィンを始めさせたことも自然なことであり、初めてサーフボードに立てた幼き大野を見た時も「立てて当然だと思っていましたから(笑)」

「誰にも頼らずひとり海外で戦うということは、想像を超える苦労があるでしょう。コンペティションなので、当然、勝ち負けはありますが、結果以上を望むことは本人に失礼だと思っています。相当な努力を重ね、その時できる最大のパフォーマンスをしていることを知っているから」。 母から見る大野は、初めてサーフボードに立てた5歳の時もプロサーファーになった今も変わらない。愛する我が子は、いつの時代も愛する我が子なのだ。

何気ないいつもの道を
「GLE」と走りたい

プロサーファー大野修聖-2 by GLE

果てしなく続く一本道を走ってみたいし、大草原も疾走したい。そんな希望もあるけれど、僕が“GLE”で走りたい道は、地元の何気ない道」

そんな大野が向かった先は、一見、ハワイのノースショアにあるようなお店、カフェ&カレー「スパイスドッグ」。

「地元に帰るとここでひとりコーヒーを飲んだり、チキンカレーを食べたり。ゆるく流れる音楽も良いし、何よりオーナーのノブさんの雰囲気が良いんですよ」

ノブさんは、若いころにインドやネパールを旅し、帰国。サーフィンをするために訪れた伊豆下田に魅了され、この地を生きる拠点にしたと言う。愛するものは海と音楽、グレイトフル・デッド。

「スパイスドッグには、風のように人がやって来て風のように去っていく。そんな人の流れが心地よいです。今思い返すと、自分の人生で出会ってきた大切な人たちは、予告なしに風のようにやって来た気がします。風が吹けば波が立つ、その波とは人とのつながりを示すような。ノブさんもまた、風のような人」

風が吹けば波が立つ。海と生きる大野らしい表現だ。

「一生ひとつのものを作り続ける職人に憧れます。そこにゴールはないかもしれないけど、ひたすら作り続ける。生き様ですね。ノブさんのカレーもコーヒーもそれを感じるから好きなんです。目に見えるもので判断はしたくない。目に見えないことで判断したい。なぜならそこに大切な何かが潜んでいるから」

「最初はペリーロードにお店があったんだよ」とノブさんが言うと、「えっ!そうなんですか! 知らなかった!」と大野。長い付き合いだが、まだまだ知らないことも多いふたり!?
「スパイスドッグ」の看板。熊がモチーフなのは、ノブさんが愛するグレイトフル・デッドの影響か!?
「どこにあっても絵になるGLEのデザイン。その場所がスパイスドッグだって絵になる(笑)」と話す大野
「ひとりでふらっと来てコーヒーを飲んだりもします。そんなゆったりとした空気が好きです」と大野
大野が決まって食べるチキンカレー。「メニューはたくさんあるんですが、いつもチキンカレーを頼んでしまいます(笑)」

「GLE」は僕にとって大地のマジックボード

プロサーファー大野修聖-2 by GLE

「海とサーフボードには相性がある」と大野は言う。例えば、海でも水質が硬いのか柔らかいのか、波に角あるのか円みを帯びているのか、塩分の濃度の違い、はたまた海水なのか淡水なのか…。その水質によってサーフボードを乗り換えるのだ。しかし、どんな海でも乗りこなせるボードがある。それが通称、マジックボードだ。

「プロサーファーは、自分だけのマジックボードを常に追求しています。作ってはまた作り直し、また作っては作り直し……」。その1枚があれば、どの海でもベストなサーフィンをパフォーマンスできると言う。海とサーフボードと自身が三位一体になり、ひとつになる。覚醒した瞬間だ。「この高揚感は、“GLE”でも同じ感覚を覚える」と話を続ける。

「例えば、サーフボードもシェイプやサイズによって乗り心地が変わりますが、車も同じ。更には、何に乗るかによって見える景色も流れる時間も変わる。職業柄、移動も多く、もしかしたら家にいる時間よりも長く車の中にいるかもしれません。そうゆう意味では“GLE”は第2の居住空間。こんなに心地よい家、最高ですよね(笑)」

サーフボードを積み、車に乗り込む。ハンドルを握った瞬間、無になる。自分だけの世界が形成され、心身を委ねる。大地と「GLE」と自身が三位一体になり、ひとつになる。覚醒した瞬間だ。

「“GLE”はまさに、大地のマジックボード。最高のパートナーです」

大野は、人、海、ものなど、全てにおいて一貫した付き合い方をしているように見える。それは、同じ人、同じ海、同じものと長く付き合い続けるということである。「GLE」もまた、長い付き合いを重ねることにより、大野の最愛になっていくに違いない。それはまるで、知人から友人に、そして親友になっていくかのように。

そんな大野には、歩むべき3つの大きな道がある。サーフィンとの道、家族との道、そして車との道。この道の先には何があるのか。

「“GLE”とともに旅をして、改めて自分の人生と向き合い、心が衝き動かされました。この3つの道の先ある応えは、全て同じです。それは“生涯現役”」

現役であり続ける以上、ゴールはない。高みを求めれば、果てしなく道は続く。大野修聖はまだまだ道の途中なのだ。

パワードームがあしらわれたボンネットやSUVデザインのグリルなど、力強いエクステリアが特徴の新型GLE
GLEの力強いエクステリア
必ずミラーに下げているのは、クリスタルのネックレス。何もない普通の日に奥様からのプレゼントされた、大野にとっての特別

Masatoshi Ohno X GLE

大きな面積のパノラミックスライディングルーフが室内の開放感をもたらす。車速が上がるとルーフの角度を調整し、ノイズを減少
大容量のラゲッジルームには、サーフボードやギターなど、大野が必要する全てを積み込んでもまだ余裕たっぷり
普段はラゲッジルーム。必要な時に3列目シートのセットも可能。2列目シートが電動で前方にスライドするので乗り降りも簡単
リアバンパーの下側に足を近づければ自動にテールゲートが開閉するフットトランクオープナー
心地良い肌触りが上質な時間と快適さをもたらすレザー、ARTICO/DINAMICAシートとレザーARTICOダッシュボード
水平基調の立体的な造形の隅々まで上質な素材をあしらう。シンプルで美しいディスプレイを配し、最先端の機能も装備
スポーティで美しいステアリングは、そのデザイン性だけではなく、機能面においても最新テクノロジーを採用
音の質も高く心地良いBurmester®サラウンドサウンドシステム。ウッドのデザインも自然を愛する大野に合う
「これはすごい!」と大野を唸らせたのが、Garmin vivoactive3スマートウォッチを使ったエナジャイングパッケージ。「まるで車がサロン」
64色選べる社内のアンビエントライトを海と同じ青に設定し、「北海道の海にまた来たい。GLEと一緒なら快適にサーフトリップできます」と大野

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PROFILE

大野修聖/Masatoshi Ohno

大野修聖/Masatoshi Ohno

1981年生まれ、静岡県伊豆下田出身。日本のサーフシーンを牽引し続けるTOPサーファー。若くして海外プロツアー、ワールドサーフリーグ(通称:WSL)のクオリファイシリーズ(通称:QS)を転戦し、世界大会において日本人史上初となる様々な偉業を成し遂げる。2013年、国内でも精力的に活動し、日本プロサーフィン史上初、国内外ツアー含め7戦連勝し、前代未聞の記録を樹立。そのほか、国内プロツアーJPSAグランドチャンピオンにも3度も輝く。近年は、2018年 に開催されたISA WORLD SURFING EVENT のキャプテンを務め、サーフィン日本代表 「波乗りジャパン」を日本初の金メダルへと導いた。プロサーファーをする傍ら、イベントのプロデュース、音楽活動、コラムニストなど、他分野でも活動の場を広げている。
2019年5月より、Mercedes-BenzのGLEアンバサダーに就任。

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