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FRONT RUNNER -#6【前編】

経営学者・入山章栄がメルセデス・ベンツを乗り継ぐ理由

photo: Hiromitsu Yasui
words: Ryoya Kaitatsu
direction: Hajime Sasa(Roaster),
Arata Kobayashi(Roaster)

経営学者として様々なメディアに出演し、幅広く活躍している入山章栄さん。ベストセラー書籍となった『世界標準の経営理論』(ダイヤモンド社)では、世界中に存在する複雑なビジネスや経営、組織のメカニズムを解き明かすための経営理論を分かりやすく紹介し、未来における企業のあるべき姿に対するフレームワークを提示してきた。そんな入山さんの愛車は、GLC。これまで自動車メーカーも研究対象としてきた彼にとって、愛車として乗り継いできたのがメルセデスだ。何年もの間、魅了され続けている理由を尋ねた。

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3台にわたって辿り着いた、GLCの魅力とは

入山章栄 / Akie Iriyama

早稲田大学大学院の経営管理研究科(ビジネススクール)の教授として指導にあたりながらも、ビジネスメディアへの出演や書籍の執筆に携わるなど、経営学を軸に多岐にわたるフィールドで活躍する入山章栄さん。

かつては自動車メーカーのコンサルティングを手掛け、実際に数多くのクルマに乗ってきた経歴も持つ入山さんだが、最終的に選んだのはメルセデス・ベンツGLCだ。

「学生時代からクルマを運転するのは大好きで、アメリカで教鞭をとっているときも現在の早稲田大学に籍を置いているときも、様々な車種に乗りました。その中でもメルセデスは大好きで、Aクラス、Bクラス、そして今の愛車GLCと乗り継いできました」

入山章栄 / Akie Iriyama

入山さんはメルセデス3台目となるGLCが最も気に入っているという。さまざまなクルマを体験してきた彼とGLCとの邂逅は日常のワンシーンから生まれた。

「以前はBクラスを所有していたのですが、子どもを習い事へ送り迎えする際に、ある父兄さんがヒヤシンスレッドのGLAに乗っているのを見かけたんです。鮮やかな色と美しいフォルムに『カッコいい!』と思わず一目惚れしてしまって(笑)。ただ、2人の子どもがこれから成長することを考えて、GLAのラグジュアリー感を踏襲しながらも、広いラゲッジスペースを持つGLCに興味が湧くようになりました」

入山章栄 / Akie Iriyama

そして、2018年。入山さんはついにGLCを手に入れる。カラーは一目惚れしたものと同様、ヒヤシンスレッド。現在は買い物から子どもの送り迎え、早稲田大学への通勤まで、日常の様々な用途のためにアクセルを踏んでいる。日々運転するなかで、乗り心地について改めて感じることがあったそう。

「一番驚いたのは“疲れない”ことですね。これまでのメルセデスも同様ですが、GLCはそれ以上。非常になめらかな加速感と安定感があり、例えるなら道を走るというよりも“氷の上を走る”感覚に近い。直列4気筒のエンジン(現行モデルでは2.0ℓ直列4気筒直噴ターボエンジンを採用)を搭載しているのですが、高速道路で長距離走行しても全く目線がブレないんですよね。レーダーとカメラを駆使したインテリジェントドライブもそうですが、クルマの総体として安心感を得られます」

GLCが映えるような家づくりへのこだわり

入山章栄 / Akie Iriyama

入山さんはGLCが保持するクルマの性能だけでなく、街に溶け込みながらも存在感のあるビジュアルも好みだという。実際に自身の邸宅を建てる際には、駐車場の配置にもこだわった。

「通常、車庫はクルマのフロント部分が道路に面するように作ると思うんです。でも、僕はサイドの部分が道路に面する設計にしてもらい、美しいGLCの全景が家の正面とセットで見えるようにしました。外構のデザインも力を入れて、家とクルマが一体となるような風景を作りたかったんです。未だに、自宅に帰ると流線形のフォルムの愛車が鎮座する姿にテンションが上がってしまいます(笑)。クルマは家のエクステリアのひとつだと思いますね」

自動運転時代こそ、メルセデスが優位になる

入山章栄 / Akie Iriyama

2020年代に突入し「MaaS(マース:Mobility as a Service)」やメルセデスが提唱した「CASE(ケース:Connected、Autonomous、Shared & Services、Electricの略称)」の実装が一層と加速している。特にカギを握る「自動運転」によって、自動車産業界は大きく変わる可能性がある。その過渡期においても、乗り心地の良さや安定性といったメルセデスの強みはポジティブに働くと入山さんは推察している。

入山章栄 / Akie Iriyama

「これから本格的に自動運転の時代がやってきます。そうなると『人は自分の手でクルマを運転しなくなるのか?』という問いにぶつかります。でも、僕もそうなのですが、人は自分の意志を持って移動したいという欲求が必ずあるものです。移動が“手段”ではなく“目的”の時代になると、メルセデスが持つ快適性や安定性は、より多くの人に求められるはず。GLCはその感覚の一端を味わえる1台だと思いますね」

自身が惚れ込んだというGLCへのこだわりから、現在のモビリティ社会の変革、そして時代におけるメルセデスの優位性まで語ってくれた入山さん。後編では、彼が考えるクルマの未来を説く。

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PROFILE

入山章栄 / Akie Iriyama

入山章栄 / Akie Iriyama

早稲田大学大学院 経営管理研究科(ビジネススクール)教授。慶應義塾大学経済学部卒業。三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院で博士号(Ph.D.)を取得。同年から米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクールアシスタントプロフェッサー(助教授)。2013年から早稲田大学大学院 経営管理研究科(ビジネススクール)准教授。2019年より現職。近著に『世界標準の経営理論』(ダイヤモンド社)。

ABOUT CAR

The GLC

洗練された力強さ溢れるエクステリアと、伝統が磨き上げた高い快適性、実用性を兼ね備えたSUV。オフロードでもたくましく、力強くスポーティな走りを楽しめる。アレンジできる広いラゲッジスペースに、取り回しの良いボディサイズが特徴。

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