
自然が大好きだからこそ、いま一番気になるEQB
高校生時代からモデルとしてメンズファッション誌で活躍し、1996年に俳優デビュー。その後、TVドラマ『GTO』の出演をきっかけに人気を博す池内さん。近年は海外にも活躍の場を広げ多忙な毎日を送る。そんな彼の休日の癒しが、自然の中で過ごす時間だ。海や緑が豊富で、彼の畑がある三浦半島は、特に思い入れのある地だと言う。
「このエリアには10数年前に住んでいました。自然が豊富で暮らしやすいのに、都心へはクルマで1時間超で行けるのでアクセスも良い。今は都内に住んでいますが、畑を借りてから、週に1度は野菜の世話をしに三浦半島へ来ています。リフレッシュができる休日のルーティンです」


池内さんの現在の愛車は、メルセデスのGクラス。ルーフテントを載せたキャンプ仕様だ。昔から四駆に憧れがあったという彼だが、現在のクルマ観に辿り付くまでには、回り道もあった。そして今でも、クルマに求めるものはライフスタイルや考え方に合わせて変化しているのだとか。
「これまで乗り継いできたクルマは6台で、昔はスポーツカーに乗っていたこともありました。今一番求める要素は、“荷物をガンガン積めてタフに乗れる”ことです。アウトドアをやるようになってから、クルマはスタイリングよりも機能性重視になりましたね」
そんな池内さんが最近最も気になっているのが、メルセデスの新型電気自動車、EQB。
「僕の畑は緑豊かな丘の上にあって、海も近い。そんな自然いっぱいの場所に毎週クルマで来ていると、環境に配慮して、もっとエコに移動したいなって、ふと思う瞬間があるんです。将来は拠点を郊外に移して、仕事の度に都内へ通うスタイルに憧れているから、環境に優しくて経済的な電気自動車が自然と選択肢になってきて。そんなタイミングで発表されたのがEQBだったので、今回乗れることをすごく楽しみにしていたんです!」
荷物が載るのにコンパクト。EQBは理想的なサイズ
「以前、EQBと同じ3列シート7人乗りのSUV であるGLBにも乗ったことがあるんです。EQBも同じかなと思ったのですが、デザインから全然違うんですね。EQシリーズらしいフロントグリルのシンプルさが際立っていて、四角いフォルムも美しい。すごくカッコいいと思いました」
まずはEQBのスタイリングから見ていく池内さんだが、キャンプに畑仕事にと、荷物を載せることが多い彼が一番気になるのは、やはりラゲッジの容量や使い勝手だ。
「このサイズで7人乗りだと3列目は狭いのかと思いきや、意外と広いじゃないですか。2、3列目を倒せばラゲッジはフラットになるし、容量は十分。もっと大きなボディになると都内の狭い道で取り回しが厳しくなってくるので、このサイズ感がむしろ理想的です」


池内さんが運転するEQBは高速道路を降り、やがて海を背に坂道を登りはじめる。走りのフィーリングはどうだろうか。
「当たり前ですけど、ガソリン車のGLBとはまったく別物ですね。少しアクセルを踏み込んだだけでギューンと加速していく、電気ならではのパワフルさを感じます。あまりにも走りがスムーズだから、都内から畑までの1時間はあっという間でした。運転好きな僕にとって、移動中の車内環境はとても大切。覚えたセリフを確認したり、好きな音楽を聞いたりしますが、EQBは音が静かだし運転支援システムも優秀なので、ストレスを全く感じずにリラックスして過ごせました。このクルマなら運転がもっと楽しくなるだろうな」
毎週運転しているいつもの道も、EQBで走ると新鮮だったようだ。

サステナブルへの第一歩は、自分にできることから
畑近くに見つけた充電ステーションにEQBを停め、電力をチャージしている間に収穫作業をスタート。一週間ぶりに訪れた畑の様子は?
「エゴマやパプリカはもう収穫。でも僕の大好きなトマトは調子が良くないですね……。トマトは、あえて土に手を加えずに栽培する自然農法にチャレンジしているんですけど、やっぱり栄養が足りなかったのかな。こういうことも野菜作りの醍醐味ですが、やっぱり元気に育ってくれないと落ち込んじゃいますよね(笑)」
野菜作りを初めて5年になるという池内さん。現在は化学肥料や農薬に頼らない有機栽培を実践中だ。苗を支える支柱も近所で手に入る竹などを利用し、できる範囲でサステナブルな畑になるよう心掛けている。
「試行錯誤の連続ですね。害虫にやられて野菜が全滅したこともあります(笑)。そんななか、こうやって実がなってくれるだけで最高の気分。ここで土をいじっている間は、自分にパワーがチャージされていくような感覚です。たまに裸足で作業するんですけど、そういう人間の原点に帰るような体験って、すごく貴重だと思いませんか? 何でも突き詰めすぎると逆に負担になってしまうけど、まずは自分にできることから実践していくことが大切。EQBのような電気自動車に乗り換えることも、まさに自分にできることだなと、今回試乗して思いました」

EQBは文句なしに理想的なクルマです
「1日乗ってみて、機能性や走り、スタイリングまで、どれも文句の付けようがない理想的なクルマでした。これからの時代、ガソリン車で毎週、都内と畑を往復するのは少し気が引けるけれど、EQBならとても気持ちよく走れそう。充電も終わったし、海に寄ってから帰りましょうか! 」
平日は都内で、休日は畑で。時間に追われてばかりの現代において、ある意味、究極の贅沢とも言える生活を実践している池内さん。そんな彼のライフスタイルには、電気自動車のEQBが絶好の一台と言っても過言ではない。新時代を切り拓く電気自動車が、さらなる豊かさと、新しい風をもたらしてくれるはずだ。
PROFILE
池内博之 / Hiroyuki Ikeuchi
1976年、茨城県生まれ。1996年にドラマ『東京23区の女』で俳優デビュー。1998年、TVドラマ『GTO』への出演をきっかけに注目を集め、以降数々の作品に出演。2008年には第28回香港アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『イップ・マン 序章』で海外にも進出。また、2020年からは野菜作りやキャンプ飯を題材にしたYouTubeチャンネル「池内博之の池channel」も更新中。
【着用アイテム】※全て税込価格
シャツ¥32,800、ブーツ¥59,800/ノンネイティブ、パンツ¥34,800/ノンネイティブ×グラミチ(全てベンダー TEL:03-6452-3072)、エプロン¥13,200/エンジニアド ガーメンツ TEL:03-6419-1798
ABOUT CAR
メルセデスの電気自動車ブランド「Mercedes-EQ」初の7人乗りコンパクトSUVモデル。最大限のスペース効率を追求して生まれたスクエアなボディが特徴。電気自動車ならではの静粛性とトルクフルな走り、高度な操縦安定性を高いレベルで実現している。