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“SUVクーペ”らしい存在感が魅力。新型GLEクーペがデビュー!

words: Masanori Yamada

それぞれに個性が光る、多彩なラインアップを誇るメルセデス・ベンツのSUVモデル群。2016年の誕生から4年、GLEクーペが2世代目へと進化した。

SUV特有の存在感と利便性、乗用車モデルと変わらぬ走行性能が魅力のGLEに、スタイリッシュの要素をプラスしたGLEクーペ。“SUVクーペ”らしさを一段と磨き上げた内外装と充実した装備をもつ新型GLEクーペには、2つのモデルをラインアップする。

“SUVクーペ”らしい存在感が魅力。新型GLEクーペがデビュー!

GLE 400 d 4MATIC クーペ スポーツは、3ℓ直列6気筒クリーンディーゼルエンジン(330PS/700N・m)+9G-TORONIC オートマチックトランスミッションを搭載し、個別に4輪のダンピングを電子制御するAIRMATIC サスペンションと、前後トルクの連続可変配分を行う新開発の4MATICを採用。スタックからの脱出モードやコーナリング時の遠心力低減、いっそう快適な乗り心地を提供するロードサーフィススキャン機能を併せもつ、先の新型GLSで日本初導入した「E-ACTIVE BODY CONTROL」のオプション選択も可能だ。

もうひとつのメルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ クーペは、48V電気システム及びISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)と3ℓ直列6気筒エンジンを組み合わせた電動パワートレーン(トータル出力:456PS/770N・m)を搭載。クイックかつ高効率な「AMGスピードシフトTCT(電子制御9速トランスミッション)」やパフォーマンス志向の「AMG 4MATIC+」に加え、1秒あたり1000回もの制御で車体の安定性を図る「AMG ACTIVE RIDE CONTROL」によって、ダイナミックなドライビングを実現している。

スタイリッシュでSUVらしい存在感。新型GLEクーペがデビュー!

もちろん、対話型インフォテインメントシステムの「MBUX」、テレマティクスサービスの「Mercedes me connect」、Sクラスと同等の安全運転支援システム、とくにロングドライブでの車内の快適性を高める「エナジャイジングコンフォート」も全車標準装備する新型GLEクーペでは、シングルルーバーのダイヤモンドグリルを筆頭に、丸みを帯びたルーフラインや21インチの大径ホイールなどの調和によってメルセデスのクーペデザインを踏襲。そこにつながる、ブロック形状をしたメルセデスSUVの特徴的なリアコンビネーションランプとともに、“SUVクーペ”の美しさを体現したエクステリアはなんとも魅力的だ。

もっとも、GLEより60㎜短いホイールベースがもたらすスポーティなハンドリング、それでいながら先代モデル比+70ℓの優れたラゲッジスペース(655~1790ℓ)など、背反する要件を高いレベルで両立していることも新型GLEクーペの見逃せないポイント。趣味性、利便性、安全性のいずれも妥協することのない仕上がりは、“SUVクーペ”の基準をさらに引き上げるものになるだろう。

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