CLA/CLA シューティングブレークともに新規ラインナップとなるのは、まず1330㏄の小排気量ながら先代モデル比+14PSの最高出力136PS/最大トルク200N・mを発生する、直列4気筒ターボエンジン搭載のCLA 180である。2ℓ自然吸気エンジン同等の頼もしいトルク、さらに高効率の7G-DTC(7速デュアルクラッチトランスミッション)がストレスのない、スムーズな走りを実現しているのはもちろん、流麗なフォルムを一段と身近なものにする魅力的なプライシングも見逃せない。
そして、公道での気持ちの良いドライビングに焦点を当てて開発をしたメルセデスAMGの新モデルライン“35シリーズ”が、CLA/CLA シューティングブレークにも登場した。
2ℓ直列4気筒ターボエンジンは最高出力306PS/最大トルク400N・mのスペックを誇り、そのパワーはAMG スピードシフト DTC(7速デュアルクラッチトランスミッション)と、前後のトルク配分を100:0から50:50までリアルタイムに、レスポンスに優れる電気機械式制御によって可変配分する4MATICを通じて路面へと伝達。強大なトラクションをロスすることなく、しかもハイレベルのアジリティーと両立させるため、フロントセクションのボディ強化も万全だ。
5つのドライブモードを備えるAMG DYNAMIC SELECTと連動し、痛快なサウンドを奏でるエグゾーストシステムしかり、先代A 45 4MATIC譲りの実績ある強化ブレーキシステムやツインブレードグリルをはじめとするスポーティなエクステリアはすべて、メルセデスAMGのアピアランスそのもの。サーキット走行も見据えたAMGパフォーマンスパッケージ、AMGアドバンストパッケージといったオプションの設定もポイントになるだろう。
対話型インフォテインメントシステム「MBUX」やSクラス同等の安全運転支援システムはもとより、長いホイールベースを活かした広い車内空間、4:2:4分割可倒式を採用した420ℓのトランク容量など、日常性にも長けたCLA/CLAシューティングブレーク。それぞれに個性が光るエントリーモデルとハイパフォーマンスモデルの登場は、CLAの人気をさらに加速させそうだ。