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〜料理研究家コウケンテツのくるまめし Vol.3〜

甘さ控えめでも幸せたっぷりの「チーズクリームクレープ」

photos: Kenta Yoshizawa
words: Naoki Masuyama
food styling: Yoshie Matsushima
food recipes: Koh kentetsu

さっきご飯を食べたのに、たくさん遊んでお腹が減った。そんなときにとっておきの「おやつ」があれば、大人も子どもも大満足間違いなし。フルーツがゴロゴロ、でもくるくる巻くから食べやすい。幸せたっぷりのクレープを持って、気持ちいいドライブに出かけよう!

今回の作り方なら、どなたも失敗しないはず!

チーズクリームクレープ

「子どもって、急におやつが食べたくなる時があるんですよね」と話すコウケンテツさんは、つい最近もそんな“おねだり”をされたのだとか。その時に買ったクレープからレシピを思いつき、車中を汚さないためのアレンジを加えてくれたのが今作だ。

「扇型じゃなくて春巻きのようにくるくる巻けば食べこぼしの心配はいらないし、固めのクリームチーズを混ぜればより安心」。しかも、クレープ生地を上手に焼く方法まで伝授してくれた。「これで、作るのも食べるのも“失敗”なし。ぜひお試しを!」

全体が均一になるまで、焦りは禁物

チーズクリームクレープ
チーズクリームクレープ
チーズクリームクレープ

フルーツを切ってクリームを混ぜ合わせたら、生地の準備にとりかかろう。「ゆっくり焦らず。泡立て器などを使って丁寧に混ぜてください」とのアドバイスどおり、小麦粉がダマにならないように少しずつ牛乳で伸ばしていく。

全体が均一になったらOK。一度漉しておくと、目では見落としがちな小さなダマまで乗り除ける。「ちょっと面倒かもしれませんが、やっておいて損はナシ!」

伸ばしやすくて、焦げ付きも予防

チーズクリームクレープ
チーズクリームクレープ
チーズクリームクレープ

続いて、クレープ生地を焼いていく。薄い生地は焦げやすく、失敗しがちな難所だ。ならば、とコウケンテツさんが取り出したのは、なんと濡れ布巾。

「フライパンを予熱した後、布巾で一度冷まします。そこにクレープ生地を流し込み、またコンロに戻す。これで焦げ付く心配もありません」

フライパンの粗熱をとることで生地が伸ばしやすくなり、火力のコントロールも容易に。あとは焼き色がついたらひっくり返し、同じように裏面も焼いていく。

最後まで焦らず、欲張らず!

チーズクリームクレープ
チーズクリームクレープ
チーズクリームクレープ

両端を折って、くるくるくるくる。クリームと具材を、焼きあがった皮で春巻きのように巻き込んでいく。「優しく、ゆっくりと。お子さんと一緒に巻くのもオススメです。フルーツを乗せすぎるとうまく巻けないのでご注意を」。そう、焦りと欲張りは禁物ってことで。

「いちごとキウイのほか、バナナやチョコなどもいいですね! まあ、クレープはなにを巻いてもいいんですが、水分が多いものは避けたほうベターです。時間とともにべちゃっとしてしまいますから。それではみなさん、おいしいおやつとともに良いドライブを!」

チーズクリームクレープ

RECIPE

チーズクリームクレープ

チーズクリームクレープ

材料(直径20cm×6枚分)
いちご、キウイ 適宜/サラダ油 適宜/クレープ生地【小麦粉 50g/卵 1個/グラニュー糖 大さじ1/牛乳 1/2カップ/塩 少々】/チーズクリーム【クリームチーズ 50g/生クリーム 1/2カップ/砂糖 大さじ1~2】

1. ボウルに小麦粉をふるい入れ、砂糖、塩をさっと混ぜる。溶き卵と牛乳を順に少しずつ加えて混ぜる。いったん漉して、なめらかにする。
2. フライパンにサラダ油を薄く塗って弱火で熱する。1の生地をおたま1杯分流し入れ、おたまの底で薄い円形に広げる。うっすらと焼き色がついてきたら裏返してさっと焼き、取り出して冷ます。残りも同様に焼く。
3. クリームチーズは室温において柔らかくしておく。ボウルに生クリーム、砂糖を入れて角が立つくらいまで泡立て、クリームチーズを加えて混ぜる。
4.いちごはへたを切って一口大に切る。キウイは皮をむいて食べやすく切る。クリームを生地の中央に塗り、いちごとキウイを並べる。両端を折りたたんで手前からくるくると巻く。

PROFILE

コウケンテツ/Koh Kentetsu

コウケンテツ/Koh Kentetsu

1974年、大阪府生まれ。母が主催する料理教室のアシスタントとしてキャリアをスタートし、31歳で料理研究家として独立。母から受け継ぐ韓国の家庭料理ほか、和食やエスニックまで幅広く精通する。TVや雑誌、書籍など多方面で活躍。また、プライベートでは3児の父であり、実際にメルセデスのステアリングを握るオーナーでもある。

料理研究家コウケンテツのくるまめし

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