ペダルをしっかりグリップするラバーソール。そして、スムーズなペダルワークを叶える軽さ。ドライブに適したシューズが、スニーカーであることに疑いの余地はない。
とはいえ、どんなスニーカーでもよい、というわけではない。メルセデス・オーナーたるもの、質の高さはもちろんのこと、大人にふさわしい気品を漂わせ、どんなオケージョンにも対応するものである必要がある。そう、クルマを走らせるその先に、本来の目的があるのだから。
そこで今回は、あらゆる装いにマッチし、かつ過不足なくトレンドも薫らせてくれる、トップメゾンのスニーカーの数々を紹介。軽快さが求められる夏のドライブに、最適な一足を見つけてほしい。
(モデル着用商品)
ジャケット¥300,000、Tシャツ¥50,000、ジーンズ¥85,000(以上サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/イヴ・サンローラン tel.0570・016655)(以上税抜)

Saint Laurent
上質でなめらかなカーフ製のスニーカーは、シャープなデザイン、そしてホワイトの単色で仕上げられクリーンなイメージ。サイドに施されたステッチと、「SL/01」の型押しが、クラシックなルックスのなかで、さりげないポイントに。¥65,000(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/イヴ・サンローラン tel.0570・016655)(税抜)

Berluti
しっとり艶やかなカーフと、スポーティな異素材を組み合わせたアッパーは、スーツスタイルに合わせても遜色ないほどエレガント。タンとヒール部分に用いられた味わい深いヴェネチアレザーが、ベルルッティであることを主張する。スニーカー¥113,000、ジーンズ¥96,500(以上ベルルッティ/ベルルッティ・インフォメーション・デスク tel.0120・203・718)(以上税抜)

GIORGIO ARMANI
アッパー全面に細かな切り込みを入れ、スポーティなメッシュ風に仕上げたレザースニーカー。履き口にエラスティックが施され、着脱が容易なのも魅力。革靴の延長で履けるプレーンなルックスゆえ、こんなスーツスタイルにもマッチする。スニーカー¥113,000、ジャケット¥280,000、パンツ¥153,000(以上ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン tel.03・6274・7070)(以上税抜)

BALLY
なんともアイコニックなのは、エッジが張り出したホワイトソール。昨今のトレンドである厚底スニーカーも、こんな適度な厚み、かつすっきりしたデザインであれば大人も難なく取り入れられ、ドライブに支障をきたすこともない。テラコッタとホワイトのバイカラーによるレザーアッパーも新鮮だ。スニーカー¥64,000、ニット¥128,000、パンツ¥96,000(以上バリー/バリー 銀座店 tel.03・6264・5471)(以上税抜)

Salvatore Ferragamo
1970年代に作られたシューズ、そしてテニスシューズからも着想を得てデザインされた、ネイビースエードが爽やかな一足。ガンチーニ柄があしらわれたソールがブランドをアピールし、エラスティック素材のシューレースも嬉しい。スニーカー¥72,000、ポロシャツ¥78,000、パンツ¥39,000、サングラス¥47,000、横に置いたブルゾン¥210,000(以上サルヴァトーレ フェラガモ/フェラガモ・ジャパン tel.0120・202・170)(以上税抜)

Dior Homme
サイドに施されたパンチングによるライン、スエードに切り替えされたトゥのデザインがレトロな趣を感じさせる、ディオール オムの人気モデル「B01」。ヒール部分にあしらわれた、ブランドのアイコンである“BEE”(蜂)のモチーフが、後ろ姿のさりげないアクセントに。スニーカー¥77