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経営者が選んだ、Vクラスというもうひとつの社長室

Photo:Masayuki Shimizu(mili)
Direction & Words:Satoru Yanagisawa

BRIEFINGをはじめとした人気バッグ・ゴルフブランドを擁するユニオンゲートグループの代表取締役社長・中川有司さんがショーファーカーとして選んだのは、メルセデスのVクラス。毎日の出勤はもちろん、ビジネスゴルフから会食まで常に行動をともにする、そんな一台の魅力とは、果たしてどこにあるのだろうか?

メルセデス・ベンツ コレクションが別注したことも記憶に新しい、世の男性たちに絶大な支持を得ているバッグブランド、BRIEFING。最近ではゴルフウエア&ギア、またアクティブなライフスタイルを送る方々に向けたウェア&ギアを発表するなど、バッグの枠を超え、果てしなく広がりを見せる展開に注目が集まっている。そんな、飛ぶ鳥を落とす勢いのブランドを擁するのがユニオンゲートグループであり、その舵取り役として辣腕を振るうのが、中川有司さんその人である。

V 220 d Sports long
V 220 d Sports long
V 220 d Sports long

そんな中川さんが愛用するメルセデスは「V 220 d Sports long」。とはいえ、自らステアリングを握ることはなく、あくまでショーファーカー、社用車として毎日をともにしている。

「ひと昔前まではお抱えの運転手というと、大手企業の役員くらいしかつけていませんでしたし、ファッション業界では皆無に等しい状況でした。でも、クルマを取り巻く環境が変わるにつれ、会社として運転手をつけることを推し進める流れや、運転手を派遣する会社が増えるなど、いろいろな仕組みができたのが現状です。僕自身も年齢を重ねるごとに会食やゴルフが増えてきたこともあり、今ではプライベート以外はすべて、このVクラスで動いています」

数多あるショーファーカーのなかで、メルセデス、そしてVクラスを選んだ理由は、どこにあるのだろうか?

「乗り心地の良さはもちろんですが、ファッション業界の人間としてはデザイン性も重視したい。また、当然ながら安全性も欲しいと考えたとき、もっともバランスに優れているのがVクラスでした。ヨーロッパでよく目にしていたことも後押ししましたね。特にこのV 220 d Sports longはAMGラインを装備しているので、精悍なフロントスポイラーやアルミホイール、カーボン調のインテリアがなんともスポーティで、いわゆる“商用車”という雰囲気が微塵も感じられないところがいい。しかも、全長が5170㎜( V 220 d Sports longの場合。モデルによって異なる)もあるので居住性に優れていて、天井のパノラミックスライディングルーフも開放的な気分が味わえるので気に入っています」

ラゲッジルーム

キャディーバッグが縦に4本積めるという荷室には、愛用のクラブを1セット常備。

「練習をするからというわけではないのですが(笑)、年間100ラウンドほどするので、積み忘れがないように。基本的にはゴルフもこのクルマで往復します。この間、名古屋でゴルフがあって、往復440㎞くらい走りましたが、まったく疲れませんでした。やっぱりメルセデスの直線における安定性と居住性は素晴らしいですね」

ユニオンゲートグループ代表取締役社長・中川有司さんとメルセデス・ベンツ Vクラス

松濤の自宅からオフィスのある南青山まで、車内で過ごす朝の15分間は、中川さんにとって貴重な時間なのだとか。

「トークノートという社内SNSを活用していて、経営会議や役員会議、商品企画会議など、今では100くらいのグループがあり、そこで社員とやりとりをしています。あとはサイボウズでスケジュールを確認したり、出勤時の15分間は一番使える時間ですね。あと、ゴルフの往復1時間もすごく貴重で、携帯電話とタブレットがあれば、会社に行かなくても仕事ができちゃうんですよ。クルマの中がオフィスみたいなもので、そんな点も、皆さんがドライバーをつける理由だったりするのでしょうね。駐車場を探している時間がもったいないですし、駐車料金もタクシー代もかからないので、コストとしても自走するのとさほど変わらないんですよね。しかも、このVクラスの居住空間は本当に快適ですから、ノンストレスです」

ユニオンゲートグループのオフィス

“動くオフィス”の優位性を、日々実感している中川さんだが、もちろん実際のオフィスに対しても並々ならぬ思いがあるのだという。恵比寿から、現在の南青山にオフィスを移転したのは2018年の2月。フリーデスクを取り入れ、社員が自由に使えるバーカウンターを設置するなど、仕切りを極力排した開放的な空間と、それを実現するシステムや仕組みには、構想に約2年を費やしたとか。

「バーカウンターには、僕が一番行っていますよ(笑)。モニターを各エリアに設置しているので、今では会議に紙は一枚も出てこず“ペーパーレス化”が進んでいますね。社長室もガラス張りであえてオープンにして、誰でも気軽に入れるように意識しました。社長室はコミュニティルームですから。むしろ、なくてもいいと思うくらい」

グランド ハイアット 東京の日本料理店「旬房」

一日の業務を終え、Vクラスで向かった先は、ビジネスの会食でよく訪れるというグランド ハイアット 東京の日本料理店「旬房」。大人数の際は、専用の玄関がついた個室「雪」の間を、少人数の場合は、この「水」の間を使うことが多いのだとか。

「グランド ハイアット 東京はクルマ寄せしやすいのがいいですね」

Spot information

日本料理 旬房
https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/shunbou-restaurant/

ADDRESS 東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 6階
TEL 03-4333-8786
ACCESS 東京メトロ日比谷線「六本木駅」徒歩3分、都営地下鉄大江戸線「六本木駅」徒歩6分
営業時間 LUNCH 11:30~14:30(土・日・祝~15:00)、DINNER 18:00~21:30
定休日 無休
駐車場 有り

グランド ハイアット 東京の日本料理店「旬房」
グランド ハイアット 東京の日本料理店「旬房」

この日に頼んだ料理は、右から釜炊き蟹御飯(6,500円)、御造里三種盛り(6,000円)、飛騨牛フィレ 野菜炭火焼添え(14,000円)の3品。(以上サービス料、税抜)

「“旬”房というくらいですから、夏は鮎を使った料理があったり、その季節ごとの旬な食材を使った料理が楽しめるのがいいですね。なので、ビジネスの会食のときは基本的にメニューはお任せで。フレンドリーで、カジュアルなディナーの場合は、好きなものを頼んでいます。イタリア人やアメリカ人と会食をすることも多いので、ここ旬房はとても喜ばれるんです。夜だけでなくランチもおいしくて、カレーうどんは一度食べたら本当に癖になりますよ」

最後に、中川さんがプライベートで乗るクルマについても聞いてみた。

「かれこれ20年くらい、ずっと英国メーカーのSUVに乗り続けているんですが、もうすぐ50歳になるので、そろそろメルセデスがいいかなと思っています。ラグジュアリーなんだけどスポーティさもあって、迎合しないデザインというか、そんな正統派な部分がメルセデスのよさだと思う。仕事はVクラス、プライベートではGクラスなんて組み合わせもいいなと考えています」

PROFILE

中川有司/Yuji Nakagawa

中川有司

1969年、滋賀県生まれ。東京モード学園を卒業後、株式会社サザビー(現・株式会社サザビーリーグ)に最年少デザイナーとして入社。24歳で独立し、株式会社セルツを設立。アメリカで生産したセレクトショップ向けのODMを展開する。1997年「WRAPS」、1998年「BRIEFING」、2005年「FARO」と、次々にブランドを立ち上げる。革新的なグループ再編を繰り返し、2011年にはホールディング会社として株式会社ユニオンゲートグループを設立。卸販売に加え、直営店の出店を加速させ、現在13店舗(2020年1月10日現在)を展開している。

ABOUT CAR

新型V-Class

広大な室内空間に機能性を極めたモダンで上質なインテリア。揺るぎない自身とダイナミズムがあふれるスタイリング。

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