


車内から小鳥のさえずりが
聞こえるほどの静粛性に驚愕
今回撮影したのは、メルセデスの電気自動車EQC。ミドルサイズSUVの車体を持ちながら、先進性を感じさせる滑らかなフォルムが特徴。シンプルなフロントデザイン、そして一直線に伸びたリアコンビネーションランプは、エクステリアをすっきりと見せる。従来の内燃機関を積んだクルマとは異なる、電気自動車ならではの圧倒的な静粛性とスムーズな走りを実現したクルマだ。




必要な情報を最⼩限に絞り込んで画⾯構成された「ミニマル写真」を得意とする金本さん。丸みを帯びた車体に周りの風景を写し込むEQCをあらゆる角度から撮影した。「デザインが美しくて撮りたいシーンがありすぎます。メルセデスの電気自動車であることはもちろん、外装の格好良さから購入を検討する方は多いのでは」と、シャッターボタンを押しながら話す。


金本さんはEQCのイメージを、無駄を省いたシンプルなデザインと電気⾃動⾞という要素から、極限まで洗練された“新時代のスタンダード”だと語り、撮影地を栃木県那須エリアに決めた。その理由とは?
「この地は街と自然が一体となっていて、クルマで移動する度に、森や高原、ユニークな建築の個⼈商店などさまざまな景色が車窓から飛び込んで来るんです。仕事の撮影で来て以来、その新鮮な景色が気に入って何度も訪れています。都会からの移住者もどんどん増えていて、自然が豊かでありつつ新しい街づくり、クリエイションが生まれているこの地こそ、EQCの撮影に相応しいと感じました」

早朝から深夜にまで及ぶ撮影の移動中、実際にクルマの後部座席に乗車した彼は、静粛性の高さについて何度も言及した。「後部座席に乗ってみると、クルマの駆動音が静かなので、信号待ちで止まっている間、鳥のさえずりがしっかりと聞こえました。ガソリン車ではあまりない出来事なので驚きました。僕はあまり車内でリラックスできない体質なのですが、EQCは発進と停車がとてもスムーズなのでクルマが移動していることに気づかず、快眠できるほどでした。サステナブルな電気自動車のメリットをひしひしと感じています」

最後は、満点の星空が広がる河川敷で撮影。サンルーフを開けると、車内に星が降り注ぐような光景を望めた。被写体として撮影者の美的意識を刺激し、クルマとして搭乗者に快適性を実感させるEQCは、まさに次世代の夜明けへと導く一台だ。
PROFILE
⾦本 凜太朗 / Rintaro Kanemoto
1998年⽣まれ、広島県出⾝。2020年、東京綜合写真専門学校を卒業後、フリーランスとして本格的に活動を開始。Webや雑誌などさまざまなジャンルで撮影を⾏うほか、作品集の制作や写真展も開催。次世代を担う期待の写真家。
ABOUT CAR
持続可能なクルマ社会を実現するために、メルセデスが立ち上げた電気自動車ブランド「Mercedes-EQ」。EQCはメルセデス初の100%電気自動車として登場。電気自動車ならではの高い静粛性とトルクフルな走り、クルマ好きを魅了する走行性能を高次元で実現する。
※本車両はオプション装着車になります。