今回、趣味の時間に同行させていただいたのは、BEAMSの社長室 宣伝統括本部に籍を置き、社内外のさまざまなプロジェクト、イベントを通じて、幅広い人たちに“BEAMS”の楽しさを伝え続けている千木良 学さん。
現在は野外フェスや社外でのイベント企画などを中心に、BEAMSの“外遊び”を提唱するプロジェクト「HAPPY OUTSIDE BEAMS」を担当する千木良さん。いろんな場所に出かけ、いろんなものを見ることや体験を提案する同プロジェクトにあって、千木良さんがみずからライフワークとしているのがサーフィン。

「BEAMSにはサーフィンを趣味にしている社員が多いですが、僕ははじめるのが遅くて今年で4年目。仕事はもちろん家族の予定もあるので毎週末行くことは難しいですが、出来るだけ、2週間に1回はリフレッシュのためにも海に行こうと心がけています」
そもそも、30代半ば過ぎてサーフィンをはじめようと思ったきっかけは、なんだったのだろうか?
「当時、息子はどちらかと言うとインドア。虫も触れないような状態だったんです。そこでまず、キャンプをはじめてみました。だんだん野外での生活にも慣れてきたころ、妻の知り合いがいっしょにサーフィンをやらないかと誘ってくれて。息子も最初はやっていたんですが、波が高くて恐いってことでやらなくなってしまい、一方では僕と妻はそこからはまってしまって(笑)。今となっては、ある程度の休みがあれば千葉や静岡などにクルマでサーフトリップに行って、ポイントを探しながら夜はテントで寝泊まりするくらいになりました」

この日、妻の朋美さん、9歳の息子・律樹くんと向かった先は、よく訪れるという千葉・御宿。そして今回、千木良さんファミリーが選んだクルマは、今年6月、7年ぶりにフルモデルチェンジをはたしたばかりの新型Bクラスだ。ベーシックキャリアを装着し、2枚のサーフボードを載せて走る。

「長く運転していても疲れず、快適なのはもちろん、乗ってみて想像以上にパワーがあるなと感じました。コンパクトですがキャリアをつければロングボードも難なく運べるし、コードに繋ぐことなくスマホが充電できるワイヤレスチャージングなど、最新の機能にも驚きました」

また、この新型Bクラスにも搭載された対話型インフォテインメントシステム「MBUX」には、小学4年生の律樹くんも興味津々。

通常時でも455ℓ(VDA方式)の容量を誇るラゲッジルームは、ウエットスーツはもちろん、スタッキングできて便利なヒューナースドルフのドイツ製ポリタンク、ピルグリム サーフ+サプライのタープバッグなど、サーフトリップに欠かせないアイテムから、設営も容易なザ・ノース・フェイスの4人用テントKaiju4までも容易に飲み込んでくれる。ちなみに、ウエットスーツをかけているAproductのインフレータブルタイプのハンガーは、テントで寝泊まりする際、枕としても重宝しているとか。
「妻が乗っているロングボードはキャッシュサーフボードのもので、先輩から譲り受けたもの。今日、僕が乗った板はキャッチサーフというメーカーのもので、スポンジなのでとても浮力があるので小さな波でも楽しめますし今後息子がサーフィンを始める時にも使えますしね」

ガーミンの腕時計は、サーフィンと同時にはじめたランニングの際にも重宝しているとか。
「GPSの機器メーカーでもあり、光学式心拍計などアクティブなシーンにもすごく活躍します。」そんな千木良さん以上に、サーフィンに多大な影響を受けたのが、何を隠そう妻の朋美さん。自分が着たいと思う水着をつくるために、コーラリー スイムという水着のブランドをみずから立ち上げたのだ。

「今日着ていた水着もそうなんですが、もともと妻はアパレル業界で働いていて、絵を描くのがすごくうまいんです。そんなこんなで自分でデザインを描いていて、いつの間にか工場も探しはじめてて。今となってはおかげさまでいろいろなお店で取り扱ってもらっています。」
昔は「超インドア派だった」という朋美さんとひとしきり波と戯れたあと、今度は息子の律樹くんが好きなことを楽しむ番。千木良ファミリーを乗せたBクラスは、律樹くん行きつけのスケートボードパークがある大田区の平和島へと向かった。

「逗子海岸映画祭との仕事をしていたとき、プライベートで映画祭に遊びに行ったんです。その会場には毎年砂浜の上にスケートボードのランプが作られていて、そこでスケボーをしていたお兄さんたちを見て感動したみたいで、俺もやってみたいとなって。で、スケートデッキを買ってあげたら一気にのめり込んでいきましたね」
サーフィンはまだ興味がないものの、スケボーという新たな楽しみを見つけた律樹くん。そこから、午前中は夫婦で海に入り、そのあとはスケボーという流れがお決まりになった。

「一日の移動距離を考えたらきついところもありますが、もともと引っ込み思案なところがあった息子が、スケボーをやるようになってからだんだん変わってきたんです。それまでは知らない大人の前では妻の後ろにもじもじと隠れていましたが、今ではちゃんと元気よく挨拶もできるようになった。はじめてまだ1年すぎくらいですが、映画『ロード・オブ・ドッグタウン』を観せたら、自分も映画のスケーターのように髪を伸ばしたいと言い出したり(笑)。最近はすごく堂々としてきて、これからが楽しみですね」
Spot information
The Yago Skateboard Park

http://www.theyagoskate.com/
ADDRESS 東京都大田区大森北3-39-5 リバートップB1F
営業時間 18:00~25:00(火・水曜15:00~、土・日・祝日13:00~)
※中学生以下は21:00まで
休業日 不定休

現在愛用しているスケートボードはマーク・ゴンザレスのキャラクター作品が描かれたクルキッドもので、その前に使っていたボードも、スケーターであり写真家でもあるエド・テンプルトンの作品がのせられたものだったとか。そのセンスとこだわりは、まさしく父親譲り。




「サーフィンをはじめたことで、上手い下手は関係なく、いろんな人たちとの繋がりがもてた。普段あまり関わることのないような業種の人たちとも接することができて、お互い家族同士で海に来ているので、家族ぐるみの付き合いになり、そこで友達ができて、それが親友のような存在になって…。サーフィンをはじめて、本当によかったって思います。まだ全然ヘタクソですけど、サーフィンってこれっていうリミットがないスポーツだからずっと続けられるし、これからも続けていくんだろうなって思います」
家族、そして気の合う仲間たちと、世界中のいろいろな場所に行きたいと話す千木良さん。そこでまた、新しい出会いや発見があることを願って。
PROFILE
千木良 学/Manabu Chigira

1978年生まれ。東京都世田谷区出身、江東区在住。2004年にメンズカジュアルのショップスタッフとしてBEAMSに入社。2006年プレスに配属され、メンズのドレス部門を担当。2012年に社長室の宣伝部門へ。「ビーミング by ビームス」をはじめとする新規立ち上げレーベルのPRや、BEAMSの横断的なプロジェクトに携わる。現在は野外フェスや社外でのイベント企画などを中心に、BEAMSの“外遊び”を提唱するプロジェクト「HAPPY OUTSIDE BEAMS」などの運営もおこなっている。
ABOUT CAR
B 180
伸びやかな躍動感が満ちるスポーティなエクステリアと、大きなゆとりに包まれる開放感あふれるインテリア。クルマと話して操作する対話型インフォテインメントシステム「MBUX」が、家族や仲間との空間を喜びあふれるものへと変えるとともに、Sクラス同等の世界最高水準の安全性能を誇るインテリジェントドライブが大切な命を守る、まったく新しいBクラス。