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山ガールがEクラス オールテレインで行く。初夏の霧ヶ峰トレッキング

Photo: Toshitaka Horiba
Words: Tomoko Yanagisawa

BEAMSを代表する遊びの達人とメルセデスで、リフレッシュできる場所へ。連載2回目に登場してくれたのは、BEAMS社内では「山の佐竹」と呼ばれ、ほぼ毎週末は山に行く、という登山好きのプレス・佐竹 彩さん。運転好きでもある彼女に、絶景と名高い霧ヶ峰へと案内していただいた。

入社6年目。40名ほどいるというプレスチームのなかで、佐竹さんが担当するのはウィメンズのカジュアルレーベルだ。この日も、次のシーズンのカタログ制作のため睡眠不足気味が続いている、という佐竹さんだったが、梅雨の間の快晴の早朝、「水分を含んで山がきれいですね!」と元気いっぱい、待ち合わせ場所に現れた。

BEAMS E-class 山ガール

入社間もない頃は、休日といえば寝ているか、映画かマンガにひたる、といった過ごし方をしていたという佐竹さん。友人から誘われて、山登りを始めて3年。今では、隙あらば週末ごとに登山へ出かけるというほど山に取り憑かれている。

「家でのんびり過ごす休みももちろん好きですが、友人とLINEグループを作って誰ともなく誘い合って山に出かけています。なんとしてでも週末は山へ行くぞ、と思うと平日の仕事へのモチベーションがあがります」

BEAMS E-class 山ガール
BEAMS E-class 山ガール

   
LINEグループ名は、「小屋とテントのあひだ」や「平成最後の大縦走」など。20代から40代。年代も職業もバラバラな男女半数ずつで、山の同好会的なグループを作っている。多いときには8人パーティにもなるのだとか。
「大勢いるときは、だれかに乗せてもらってクルマで出かけます。山梨、長野方面へ行くことが多いのですが、自宅を出てから高速道路にのると、まず富士山がどん!と見える。中央道の甲府くらいになると八ケ岳や南アルプスの山容が近づいてくる。その景色が好きで、気分が高揚します」

車内での佐竹さんの担当は、BGM。大好きなコミック『CITY HUNTER』から、TM NETWORK の『Get Wild』(時代を超えた名曲!)をかけながら登山口へと走り抜ける。
「クルマで出かけるのが大好きなんです。友人と大笑いしたり音楽を聴いたり、自由に過ごせる。荷物が多少重たくても、不安になりませんし」
今日歩くのは、登山口までの道中も絶景という霧ヶ峰。
「ビーナスラインのパノラマ、すごいですよね。いつもは、家のクルマを運転しているのですが、今日運転させていただいたEクラス オールテレインは取り回しがとても良くて驚きました。高速道路はもちろん、山道でも足まわりが安定していて、吸い付くように走れますね。サンルーフからの風も気持ちいい!」

テントで数泊に渡る登山にも挑戦している佐竹さん。背負う荷物は、ときには10kgを越えることも。登山口まで身軽で動ける車移動はありがたい。

BEAMS E-class 山ガール

今回は、日帰り登山。調理道具と食材、水筒、念のための雨具と小さなザック1個におさまる軽量なので、Eクラス オールテレインの広々としたラゲッジルームを持て余すほど。「これだけラゲッジルームが広いと、仲間4〜5人で行っても十分荷物が積めていいですね」(佐竹さん)

センサーに足をかざすとラゲッジのドアが開く機能、フットトランクオープナー。両手が塞がるほど荷物が多い時も便利!

155cmと小柄な佐竹さん。フルマラソンを走り切る体力の持ち主だが、やっぱり荷物は軽い方がいい。でも、山でも濃厚な時間を過ごしたい、ということで、できるだけ軽量化するさまざまな工夫があった。例えば、コーヒーブレイクを楽しむ道具の数々。フラットにたためる「ユニフレーム」のコーヒーバネット、ハンドルが収納できる「キャプテン スタッグ」のコーヒーミルがあれば、山頂でも本格的なドリップコーヒーがいただける。ちなみに豆は、コーヒー好きの友人が「好きが講じて」自家焙煎したものだそう。山は意外に平たい場所がない、と「スノーピーク」の折りたたみできるミニテーブルものんびり登山の際にはお供に。

BEAMS E-class 山ガール

ザック自体が軽量なものが天気がいい日帰りハイクでは楽、と「ブラックダイアモンド」のザックを。雨よけカバーやポケットなどがなく、シンプルな形状。

BEAMS E-class 山ガール

ザックにポケットがない分、カメラや地図、携帯電話、財布はサコッシュに。
このサコッシュは自転車ショップ「ブルーラグ」が「Pirgrim Surf+Supply」にて行ったポップアップショップで購入したもので、好きな絵や文字をアーティストに描いてもらえる、という企画だったそう。ちなみに、佐竹さんは『CITY HUNTER』愛があふれて、同じフォントで「MOUNTAIN HUNTER」と描いてもらった。愛用しすぎてかすれているのはご愛嬌。

BEAMS E-class 山ガール

靴は、足に合う「トレクスタ」のミッドカット。登山後は足がむくんで疲れるので、しめつけないスニーカーや運転をしない場合はサンダルを車内に常備していて、履き替えている。

BEAMS E-class 山ガール

さて、車山肩の駐車場にクルマを停めて歩き出す。今日のコースは、だいたい4時間。7時半に出発し、昼頃には下山する計画。
霧ヶ峰は、百名山にも選ばれる初心者向けの山。北アルプス、八ケ岳、乗鞍岳、富士山とそうそうたる山の眺望と、整備された道、湿原に咲く美しい高山植物で人気だ。
大学時代は写真部だったという佐竹さん。フイルムカメラを持参して、歩いては撮影を繰り返しのんびりと山を満喫していた。

BEAMS E-class 山ガール
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時計も正午に近づき、そろそろお腹もすいてきた。いつもなら下山してからその土地のおいしいものを食べにいくそうだが、今回は時間に余裕がある軽登山なので、休憩所でテーブルを設置しクッキングスタート。

BEAMS E-class 山ガール

今日のメニューは、友人からお土産でもらったビーフンに、旨すぎる!と評判のいなばの缶詰「チキンとタイカレー」を投入するカレー麺。
まず、深めのフライパンに少量の湯を沸かし、ビーフンを茹でる。
「山で茹で汁や残ったスープを捨てるのは環境負荷上、してはいけないことなので、なんでも食べきれる分だけ作ります。ビーフンは、少量の水でもゆでられて火が通るのも早いからよく食べています」(佐竹さん)
ビーフンにほぼ火が通ったら、カレーの缶詰の中身を出して最後には山盛りパクチー! 基本的に、作るのはお湯を沸かすだけで食べれられるワンポットレシピ。「チキンラーメンに卵を落としたり。簡単なものでも、山で食べれば何でも最高においしい!」

BEAMS E-class 山ガール
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お腹もいっぱいになったので、再び歩き出す。ヤマツツジで知られる霧ヶ峰だが、まだ三分咲きといった雰囲気。
「山の好きなところは、東京ではもう咲き終わった花がまだ見られたり、季節をいったりきたりできるところ。今日も標高の高いところにいたときは聞こえなかったけれど、下りてくると急に虫が盛大に鳴き出したり、上ではまだかたかったつぼみが下ではほころんでいたり。自然のグラデーションを感じますね」。

BEAMS E-class 山ガール
BEAMS E-class 山ガール
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予定通り、無事に昼過ぎにゴール。汗を拭いて、炭酸水で乾杯!
「染み渡るようにおいしい!」。駐車場のそばには、なぜかポニーが一頭。草をはんでいる様子がかわいくて、売っていたエサのにんじんを食べさせて、ポニーとしばし交流。植物にも動物にも癒やされ、これぞ登山の醍醐味。

BEAMS E-class 山ガール

「まだ帰るには早いですよね。いつも温泉に寄ったり、おいしいごはん屋さんや道の駅に寄り道したりします。連休に本当は“表銀座”と呼ばれる北アルプスの人気ルートを3泊4日で縦走する計画をたてていたのですが、初日から大雨で途中で引き返しました。そこで、そのまま帰るのもなんだよね、って、晴れている場所を探して急きょ予定変更しました。富山の海岸でキャンプして。思いついてフレキシブルに動けるのも、クルマだからできることですよね」。
くたくたになるまで遊んだ帰り道。渋滞の高速道路では、前走車との最適な距離をキープするアクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)が強い味方だ。さらにアクティブステアリングアシストがステアリング操作をアシストするから「守られている」安心感があると話してくれた。
「いつも渋滞を避けるため、そして疲れをとるために温泉などで仮眠をとってのんびり帰ってくるのですが、それでも渋滞に巻き込まれるのはままあること。メルセデスは安全装備がとても充実しているから、山登りの頼もしいパートナーになってくれそうですね」

さあ、山の頂の雪もとけてきて、いよいよ本格登山シーズン到来。
「北海道や東北の山に、クルマで行きたいですね!」

ABOUT CAR

E 220 d 4MATIC All-Terrain

メルセデスSUVモデルのデザインエッセンスを取り入れ、ステーションワゴンの実用性とSUVの走破性を組み合わせた、頼もしきパートナーのような存在。

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