新緑の映える千葉県袖ヶ浦フォレストレースウェイ。抜けるような青空をバックに、AMG 45モデルのオーナー様限定の「AMG 45 Driving Club」が開催されました。 「AMG 45 Driving Club」では、A 45/CLA 45/CLA 45 Shooting Brake/GLA 45のオーナー様で、サーキットでの走行が初めての方を対象とし、安全に基礎的なサーキット走行テクニックを学べるようプログラムが用意されました。 株式会社ネコ・パブリッシング主催「ネコ・オートモービル・フェスティバル2016」内で行なわれたこの走行会。現役SUPER GTドライバーのお二人をアドバイザーに迎え、とても和やかな雰囲気で行なわれました。 参加者の皆さんの笑顔が溢れる一日を、写真とともにレポートします!
受付・車検
「ネコ・オートモービル・フェスティバル2016」の会場内に特設した駐車スペースに、AMG 45モデルが続々と集結します。受付で受け取ったゼッケンを貼ったり、ヘルメットやグローブを準備したり、走行前の仕度を念入りに行います。 それと同時に、プロスタッフの手によってサーキット走行前の車検(空気圧チェックなど)も行なわれました。 ピットガレージ前にはAMGの最新モデルが展示され、参加者の皆さんをお迎えしました。


開会式・セーフティーブリーフィング
今日のアドバイザーのお二人が紹介されました。SUPER GTドライバーの片岡龍也選手(グッドスマイル 初音ミク AMG)、中山友貴選手(UPGARAGE BANDOH 86)より参加者の皆さんへ挨拶がありました。
そして片岡選手よりこの後行なわれるサーキット走行の注意点や、先導走行の方法などがレクチャーされました。レーシングコースでの走行を初めて体験する方のために、走行上の注意事項やルールを確認し、フラッグの意味などについても詳しく解説されました。
袖ヶ浦フォレストレースウェイのコースについても詳しく解説され、各コーナーの特徴やクリッピングポイントの位置など、詳細にわたる解説がコース図を使って展開されました。


ドライビングポジションアドバイス
ピットガレージへ移動して、ドライビングポジションのアドバイスがありました。サーキットでの高速走行では、普段の一般道での走行とは全く別のドライビングポジションを設定する必要があります。 ステアリングやペダルと自分の身体との距離が大切になります。たとえばステアリングの上に両腕を伸ばして置いた時に、ちょうど手首がステアリングに乗るぐらいの距離が正しいシートポジションといえます。 その他にも、参加者の皆さんがアドバイザーを囲むようにして、いくつものチェックポイントを確認しました。アドバイザーへの鋭い質問も飛び交い、充実したレクチャーとなっていました。

サーキット走行 1
いよいよサーキット走行の開始です! 2つのグループに分かれて、アドバイザー先導のもと、隊列走行で周回します。 無理をせず、まずはサーキットに慣れることから始めました。先導するアドバイザーの走行ラインをトレースして、レーシングラインやブレーキポイントを学習します。アドバイザーはバックミラーで後続する参加者の皆さんの走行ペースを確認し、ペースを上げたり下げたり、無理なく安全にサーキット走行を楽しめるように調整します。初めてのサーキット走行でも、アドバイザーの先導とトランシーバーでのアドバイスで、安心して周回を重ねられました。 インターバルを入れながら走行し、サーキットに少し慣れたところで1回目の走行は終了。ピットレーンから駐車スペースへ戻ります。

講習
クルマを停めて、座学教室でレクチャーの時間です。 先ほどの走行の復習や、走ってみた感想などを交えて、次の走行に備えるためにアドバイスを受けます。 参加者の皆さんからは、一度走行体験した後とあって、より具体的な質問が多くなりました。「あのコーナーでは実際にはギアは何速まで落としたほうがいいですか?」「ブレーキングはポンピングで踏むほうがいいのですか?」「クリッピングポイントがわかりにくい箇所があるのですが…」などなど、より実戦的な質問にアドバイザーのお二人もじっくりと説明していました。講義が終わって休憩時間になってからも、アドバイザーの周りには参加者の皆さんが集まり、さまざまな話題で情報交換を楽しんでいました。

サーキット走行 2
再びクルマに乗り込み、2回目のサーキット走行です。1回目の走行は「慣れ」を優先し、スローペースで走行しました。2回目の走行はアドバイザーの乗る先導車のペースを上げて、サーキット走行をよりアグレッシブに楽しみました。 晴天に恵まれ気温が上昇したこともあり、ヘルメットの中にはしっとりと汗をかくほどに、熱中して走る姿が見られました。 AMG 45モデルのポテンシャルがますます引き出され、サーキットには高らかにエクゾーストが響き渡ります。タイヤをきしませながらコーナーを駆け抜け、メインストレートではアクセルを踏み込んでいきます。 安全に配慮することを最優先としつつも、低速コーナーでは少しずつ進入スピードを上げてチャレンジしたり、ストレートでは前車との間隔を広めにしてハイスピードからのブレーキングを体験し、ご自身のAMG 45モデルの走行性能を発揮して楽しみました。

アフターブリーフィング・閉会式
サーキット走行を終えて、参加者の皆さんとアドバイザーのお二人はクルマを降りて談笑しながら、閉会式会場へ移動です。 閉会式では、片岡選手と中山選手から総評として、今日の走行の反省や今後のレース走行上達のアドバイスなどの話がありました。 今後も「AMG 45 Driving Club」として、 気軽にサーキットでの走行を楽しむイベントとして企画していきますので、ぜひ次回以降もご参加ください!

A 45 4MATIC Challenge
本日のアドバイザー片岡龍也選手による「A 45 4MATIC Challenge」が行なわれました。 「ネコ・オートモービル・フェスティバル2016」の注目イベントとして行なわれたこともあって、たくさんのギャラリーが見守る中でのタイムアタックとなりました。「A 45 4MATIC Challenge」の模様は近日公開予定です。

サーキットタクシー
片岡選手と中山選手が運転するMercedes-AMG A 45 4MATICでサーキットを同乗走行するサーキットタクシー。現役ドライバーの運転と解説でサーキットを周回できるとあり、ご参加の皆さんは興奮した表情でピットアウトしていきました。レースカー好きな旦那様と一緒にご来場していた奥様や、これからサーキット走行に挑戦しようと思っている方々など、いろいろな方が同乗走行を楽しんでいました。

FAN VOICE
参加者の皆さんの感想を紹介します。
・暑い一日でしたね!普段経験できないことなので、貴重な体験でした。
・以前からサーキットを走ってみたかったけど、挑戦する機会がなかったんです。 今日のイベントのお陰で挑戦できてよかった!
・コーナーの入り口で強いブレーキングをしたときに、自分のクルマがどんな挙動をするのか、初めて体験しました。
・もっとサーキットを走りたいと思いました! だからまた参加しますね!

