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SUNDAY HERO – #1

インテリアスタイリスト窪川勝哉がメルセデスAMG GLA 45 Sと共に最新ホテルを訪ねる【後編】

photo: Yui Fujii(Roaster)

words: Kohei Kawakami

direction: Hajime Sasa(Roaster),

Narumi Amano(Roaster)

大のクルマ好きで現在6台もの愛車を所有するインテリアスタイリストの窪川勝哉さん。後編では前編に引き続き、注目のデザインホテルを訪れる彼の充実した週末を追っていく。新型メルセデスAMG GLA 45 S 4MATIC+と共に向かった先は、日本の金融界の中枢として機能する日本橋・兜町だ。

インテリアスタイリスト 窪川勝哉【前編】はこちら

週末は日本橋へ。心を落ち着ける場所を求めて

窪川 勝哉

雑誌やTVをはじめ、幅広いフィールドで活躍するインテリアスタイリストの窪川勝哉さん。休日は最新のデザインホテルを巡ることが多いそうだが、多くの人と触れ合うことなくドライブをしたり、ホテルの中で過ごすのは今の時代に合っているとも言えるだろう。
「最近では密を避けて行動するのがマナーになりましたが、今考えると僕自身は前から自然と人混みを避けて行動していたのかもしれません。日本橋・兜町の平日はビジネスマンが多いですが、週末は人通りも少ない。僕が仕事で訪れるような場所とは縁遠いエリアですが、ひと気のない静かな道をドライブするのは楽しいので、たまに来るんですよね」

窪川 勝哉
窪川 勝哉

そんな窪川さんが日本橋を訪れる理由はドライブだけではない。2020年2月に兜町にできたばかりの「K5」は、窪川さんが今一番注目しているホテルのひとつだ。
「K5は、大正時代に施工された銀行をリノベーションしたホテル。現代にはない石壁の外観は、長い歴史を思わせる重厚な雰囲気です。地下1階にはニューヨークのクラフトビールメーカー『Brooklyn Brewery』の世界初の旗艦店や、食通がこぞって通う目黒の『Kabi』が手掛けたレストランほか4つの飲食店がラインナップされ、刺激にあふれた日本橋のハブ的存在になっています。今日は、世界中の生産者から直接買い付けた豆を自家焙煎で提供している『SWITCH COFFEE』に来ました。ボタニカルを基調としている店内は、自然と気分が落ち着きますね」

窪川 勝哉
窪川 勝哉
窪川 勝哉

「K5」のホテルフロア。上質な小規模ラグジュアリーホテルの世界的ネットワーク「Design Hotels」にも加盟しており、総客室数は20室

「僕が留学していたロンドンにも似たような場所がありました。ミッドランド銀行本社の建物を改装した『The Ned』という5つ星のホテルです。そこには大きな金庫の扉をそのまま利用した空間があったり、著名な建築家エドウィン・ラッチェンスが1939年に手掛けた、青と緑が交じり合う92本の柱が健在だったり、とにかくその存在感に圧倒されました。K5も古い重厚な建築物を生かしつつ先鋭的な空間に仕上げている点については『The Ned』と同じような志を感じます。ホテルスペースは、スウェーデンのストックホルムを拠点に活躍するクリエイティブユニットCLAESSON KOIVISTO RUNEがデザインしていて、北欧と和のテイストが絶妙なバランスでミックスされています。ここに来るといつも新しい発見があって面白いんですよ」

非日常感が癒しのスパイス。ホテルの醍醐味とは

窪川 勝哉

職業柄、空間チェックのために来るという窪川さんだが、そもそもホテルに惹かれる理由は何なのだろう。
「学生時代からホテルでバイトをするくらい好きなのですが、日常とは少しかけ離れた“非日常”を楽しめる場所だと思うんです。なおかつ静かで落ち着いていて、人との距離も保たれていますよね。僕にとってホテルは“都会の喧騒から離れて自然の中で過ごす”感覚に近いのかもしれません。実は、宿泊せずにカフェやレストランを利用することが多いのですが、それだけでも日常とのギャップを満喫することができます。泊まらないホテルの楽しみ方、おすすめですよ(笑)」

窪川 勝哉
窪川 勝哉

窪川さんが気に入っているホテルのひとつ、「東京エディション虎ノ門」。2020年にオープンしたマリオット・インターナショナルの新世代ラグジュアリーライフスタイルホテルで、総客室数は206室。日比谷線・神谷町駅直結とアクセス至近で便利

最先端のホテルには、今を知るべきすべてが揃っている

窪川 勝哉

「ホテルには自分が知りたいすべてが詰まっています。それは空間の使い方や家具だけではありません。利用しているお客さんのファッションや会話、流れる音楽ひとつとっても発見がある。『K5』は斬新なインテリア遣いが素敵ですし、今日は行けなかったですが艶やかな空間を表現した『東京エディション虎ノ門』も秀逸なんですよね。単なる癒しだけではない、気づきを得られるのがホテルの醍醐味だと思います。そして今回、GLAを乗ってわかったことはクルマも同じなんだ、ということ。最新の車種には、先鋭的なホテルに通じるものがある。試乗体験は機能やデザイン、小気味良い走りなどを体感でき、すごく新鮮でした。これからは所有するクルマの1台くらいはGLAのような新しいモデルを選ぼうと思いましたね」

インテリアスタイリスト 窪川勝哉【前編】はこちら

PROFILE

窪川 勝哉/Katsuya Kubokawa

窪川 勝哉/Katsuya Kubokawa

20年以上もの間インテリアスタイリストの第一線で活躍。バンタンデザイン研究所インテリア学部在学中から現職で今日に至る。空間プランナー赤松珠抄子氏を師に持ち、2002年に独立。テレビ番組では小道具や撮影背景のスタイリングを担うインテリア&プロップスタイリストとして、雑誌や家具メーカーではインテリアのスタイリング全般を手掛けている。東洋大学ライフデザイン学部では講師としても活躍中。

ABOUT CAR

Mercedes-AMG GLA 45 S 4MATIC+

クラス世界最強と呼び声の高い2.0リッター直列4気筒ターボエンジン、最高出力421psに加えて、ハイパフォーマンス志向に向けた独自の四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を搭載。走る道を選ばない、まさに全天候・全地形対応のモデル。インフォテインメントシステム「MBUX」をはじめ、メルセデス最新の安全性を実現するレーダーセーフティパッケージも標準装備する。日常使いに最適な「コンフォート」をはじめ、パフォーマンスの高い「スポーツ」やサーキット向けな「レース」など、ボタンひとつで走行モードの切り替えも可能。

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