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SUNDAY HERO - #1

インテリアスタイリスト窪川勝哉がメルセデスAMG GLA 45 Sと共に最新ホテルを訪ねる【前編】

photo: Yui Fujii(Roaster)

words: Kohei Kawakami

direction: Hajime Sasa(Roaster),

Narumi Amano(Roaster)

雑誌をはじめ、広告やテレビで映し出される空間を演出するインテリアスタイリストの窪川勝哉さん。彼の休日のルーティーンは、空間チェックと息抜きを兼ねて最新のデザインホテルを巡ること。今回、 新型メルセデスAMG GLA 45 S 4MATIC+に乗りながらいつもの週末を過ごしてもらった。

インテリアスタイリスト 窪川勝哉【後編】はこちら

「発見」を探しに出かける休日が日々の仕事の糧になる

窪川 勝哉

インテリアのみならずクルマや家電、ステーショナリーなどプロダクト全般に造詣が深いインテリアスタイリストの窪川勝哉さん。CMや雑誌でのインテリアのスタイリングを手掛けるだけでなく、最近では非常勤講師として大学で授業をすることもあるとか。多忙な日々を過ごす窪川さんにとって、貴重な休日は過ごし方にもこだわりがあるに違いない。

窪川 勝哉

「自分はONとOFFの区別をハッキリつけるのが苦手で、休日も何かしら収集してインプットしている方が落ち着きます。それは家具であったり、最新の情報だったり、いろいろです。例えば今みたいに、自分がアドバイザーとして参画しているアパレルショップ(STYLE DEPARTMENT)に訪れたら、木工作家の内田悠さんの作品に触れることができました。内田さんの作品はもともと好きだったのですが、このように自分よりも若い作家やモノを観察する中で、感性をアップデートしたり、カルチャーなど学べることが多いんです。そういった新たな発見を吸収する過程にも面白みを感じているのかもしれません」

窪川 勝哉

ローマの路地裏。そこにはスマートがスクーターのように駐車されており衝撃が走り、帰国後即購入したそうだ(写真は窪川勝哉さん提供)

仕事につながる休日を楽しむ、窪川さんらしい選択を支えるのは、約20年間乗り続けている愛車のスマートだという。
「僕がはじめて“ダイムラーのクルマ”に惹かれたのがスマートでした。今でこそポピュラーなクルマですが、僕が買った当時(2001年)は異色の1台だったと思います。今回お借りしたGLA 45 Sにもいえるのですが、狭い道に迷い込んでも困らない点が良い。例えばナビがまれに変な道を案内することってあるじゃないですか。仕事で使えそうなものを常に探している僕は“寄り道こそ発見の宝庫”だと思っているので来た道を戻るのではなくあえて進みたい。そんな時、いくら細道であっても自転車のようにスイスイ進めるクルマがスマートなんです」

優れた取り回しの良さと絶妙なサイズ感が魅力のGLA

窪川 勝哉

「スマートも大好きなんですが、同時にGクラスのようなどこにでも行ける、使い倒せるタフな職人道具のようなクルマも好きなんです。GLAって、ちょうどその中間にあるような気がします。都内の狭い路地も入って行けるし、荒れた路面でも苦にならない」

窪川 勝哉
窪川 勝哉

世界最強の2ℓエンジンに加え、「AMGパフォーマンスエグゾーストシステム」を搭載。(S+またはRACEモードに切り替えることで)迫力のエグゾーストノートと同時に、怒涛の加速を意のままに堪能できる

では、仮に窪川さんが所有できるクルマが1台しか選べないとしたら、スマートのような小さなクルマなのか。それともGクラスのような大きなSUVなのだろうか。
「もし、自分が1台しか所有できないとしたら、GLAみたいな多目的SUVが理想的なのかもしれません。優れた積載性があり、さらにGLA 45 SだとハイパフォーマンスなAMGなのでとことん走りも楽しめますよね。自分は6台のクルマを持っていますが、実は地方へ出掛ける際にはレンタカーを利用することもあるんです(笑)。愛車はどれも長距離走行に耐えられるクルマではないので。その点このGLAは街乗りはもちろん、長距離ドライブ、加えてスポーティな走りも楽しめる。一台に絞るとすれば、このクルマが最適な選択だと思いました」

窪川 勝哉

GLAにはスマートやGクラスにも通じる個性(良さ)があることを発見した窪川さん。インテリアスタイリストとして、内装についても訊いてみた。「このクルマのインテリアは、これまで僕が乗ってきたメルセデスとは大きく違います。ブラックを基調に、鮮やかな赤のアクセントが施されていて若々しくスポーティだと思いました。エネルギッシュで新鮮です。普段からホテル巡りや大学の講義で若い人から何かしら刺激を得ようとしているので、クルマでもそうしたエッセンスを吸収できるのは悪くないですよね」

古いものを愛すると同時に、新しいものにも積極的に触れてみる

窪川 勝哉

「僕は家や家具、クルマであっても所有しているものは概ね古いものが多いです。現代には存在しないレトロなデザインは、味がありますから。でも、新しくて注目を集めているホテルやカフェができれば必ず訪ねていますね。普段はビンテージなものに囲まれていても、今を感じられる空間にいる時間も決して嫌いじゃないし、むしろワクワクします。GLAと過ごしたひとときは最新のホテルで過ごす感覚に近いかもしれません。僕には発見と興奮の連続でした」

窪川 勝哉

GLA 45 Sに乗り、自身が好きな古いものとは趣きが異なる魅力を見出した窪川さん。絶妙なサイズ感だけでなく、任意に色を変えることのできるアンビエントライトなど、最新のメルセデスが持つ機能美には驚きや発見の連続だったとか。後編では、実際に話題のデザインホテルをGLAと共に訪ねているのでお見逃しなく。

インテリアスタイリスト 窪川勝哉【後編】はこちら

PROFILE

窪川 勝哉/Katsuya Kubokawa

窪川 勝哉/Katsuya Kubokawa

20年以上もの間インテリアスタイリストの第一線で活躍。バンタンデザイン研究所インテリア学部在学中から現職で今日に至る。空間プランナー赤松珠抄子氏を師に持ち、2002年に独立。テレビ番組では小道具や撮影背景のスタイリングを担うインテリア&プロップスタイリストとして、雑誌や家具メーカーではインテリアのスタイリング全般を手掛けている。東洋大学ライフデザイン学部では講師としても活躍中。

ABOUT CAR

Mercedes-AMG GLA 45 S 4MATIC+

クラス世界最強と呼び声の高い2.0リッター直列4気筒ターボエンジン、最高出力421psに加えて、ハイパフォーマンス志向に向けた独自の四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を搭載。走る道を選ばない、まさに全天候・全地形対応のモデル。インフォテインメントシステム「MBUX」をはじめ、メルセデス最新の安全性を実現するレーダーセーフティパッケージも標準装備する。日常使いに最適な「コンフォート」をはじめ、パフォーマンスの高い「スポーツ」やサーキット向けな「レース」など、ボタンひとつで走行モードの切り替えも可能。

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