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新型Aクラス発表会で見た、モータリゼーションの未来

photo: Masaya Abe
words: Masanori Yamada

ドライバーや乗員とコミュニケーションする話題の「MBUX」搭載。誰にでも運転しやすいボディサイズにメルセデス最新の安全性能を搭載した新型Aクラス、いよいよ日本上陸!

切れ上がったヘッドライトが目を引くフロントマスク、先代モデルより伸長したホイールベースとキャラクターラインによる滑らかで逞しいサイドビュー。CLSに始まるメルセデス・ベンツのデザインフィロソフィー、“Sensual Purity=官能的な純粋性”を纏った新型Aクラスが遂に日本へとやって来た。

新型Aクラス
上野金太郎代表取締役社長兼CEO

Cd(空気抵抗)値0.25というセグメントトップの数値を誇る新型Aクラスは、先代モデルに比べホイールベースを延長したことで車内空間とラゲッジスペースがよりゆとりあるものに。

オリバー・ゾルゲ

ダイムラー社のコンパクトモデル開発プロジェクトリーダー、オリバー・ゾルゲは「新設の車両安全センターで開発したボディシェル(モノコック)、新しいサブフレームを介したサスペンションの取りつけ、空気の流れの徹底した解析と対策などによって、静粛性を大幅に高めた」と説明する。それはつまり、Aクラスらしい軽快な走りとともに、これまで以上に静かで快適な居住性が与えられているというにほかならない。

新型Aクラス

パワートレインには、先代の1.6リッターターボから排気量を縮小しつつも、+14psの136ps/20.4kgf・mを発生する新開発1.4ℓ直列4気筒ターボ エンジンを採用。超小型で軽量、燃費効率にも優れるエンジンは7速オートマチックトランスミッション(7G-DCT)と組み合わされる。なお、複数の機能をパッケージ化した先進運転支援システム(ADAS)=インテリジェントドライブには、ウインカー操作のみで車線変更を自動で行うアクティブレーンチェンジングアシストほか、Sクラスと同等のシステムを導入。ドライバーの疲労負担軽減と高い安全性を同時に実現した。

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全面的なレベルアップを果たすなかで、新型Aクラスではこれまでにない、画期的な機能が盛り込まれた。「ハイ、メルセデス」の呼びかけで作動するインフォテインメントシステム、MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)である。

トビアス・キーファー

音声入力システムそのものは目新しくはないが、MBUXが画期的なのは“対話型”であること。決められた言葉=コマンドを使わなければならない従来のものと違い、例えば車内が暑いと感じたときに「暑い」と言えば、クルマがエアコンの設定温度を下げてくれるといった具合に、話し言葉で操作できるのだ。カーナビゲーションの目的地設定や電話発信しかり、「お腹が空いた」と言えば現在地周辺の飲食店をリストアップしてもくれる。

MBUX

車載コンピューターとクラウドのハイブリッド動作で最適な答えを導き出すMBUXは、学習機能とAIによるユーザーごとの行動や嗜好パターンの把握も行う。普段よく通る道を走っていることをクルマが検知すると、渋滞情報だけでなく、おすすめの目的地をサジェスト表示するなど、まさに画期的なシステムといえるのだ。

MBUX

「MBUXによってクルマがこれまで以上にパートナーとなり、それが愛着を生むことになるでしょう」とは、ダイムラー社のMBUX ユーザーインタラクションコンセプト担当マネージャー、トビアス・キーファーの弁である。

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MBUX、スマートフォンのように扱えるタッチスクリーン、Qi規格対応のワイヤレスチャージング、そしてメルセデス ミー コネクトと、近未来のクルマ像を先取りする新型Aクラスの発表にあわせ、会場となった新虎通り COREではNews Picksによるトークセッションも開催。

トークセッション
トークセッション

株式会社コーポレイトディレクションの占部伸一郎氏をモデレーターに、モータージャーナリストの清水和夫氏、森ビル株式会社 都市開発本部計画企画部メディア企画部 部長の矢部俊男氏、イスラエル女子部の三木アリッサ氏が、これからのモビリティの在り方や展望について意見を交わした。

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発表会の夜は、20組40名の一般ゲストをはじめ、関係者を招いてのローンチパーティーが開かれた。

ローンチパーティー

幅広いジャンルで世界を股にかけ活躍するグラフィックアーティスト/アートディレクターのYOSHIROTTEN(ヨシロットン)による演出がされた空間では、人気DJのLicaxxx(リカックス)とSeiho(セイホー)の両名がDJプレイ。「ハイ、メルセデス」から始まる新しい体験をしようと、センターテーブルの新型Aクラスには大勢のゲストが列をなした。

ローンチパーティー
ローンチパーティー
ローンチパーティー

このローンチパーティーは、スタッフTシャツの製作などでメルセデス・ベンツとコラボレートしている株式会社ビームスがプロデュース。

Tシャツ
タブロイドペーパー

なお、10月27日(土)よりビームス 六本木ヒルズとメルセデス ミー 東京で“Mercedes-Benz × BEAMS”の限定アパレルを発売しているほか、メルセデス ミー(東京/大阪/東京羽田)では、新型Aクラスとビームス 六本木ヒルズの魅力にフォーカスしたタブロイドペーパーの展示・配布も行っている。

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遠くない未来の自動運転につながる最新のインテリジェントドライブ、そして、まったく新しい機能と価値を提示するMBUXを手にした新型Aクラス。

100年に一度の大変革と称される内燃機関と電動化の交わりに、自動車の生みの親として向き合うメルセデス・ベンツは、“コネクト”という新しい機能をクルマが持つ時代もリードしようとしている。

ABOUT CAR

A 180 Style

対話型インフォテインメントシステム、最新の安全運転支援システムを搭載。モダンなエクステリアに先端技術を注ぎ込み、快適性を大きく向上させたスポーツコンパクトモデル。
エンジン:1.4L、直列4気筒直噴ターボ
メーカー希望小売価格:¥3,620,000

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