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一泊二日のドライブに。定番&最新のトラベルバッグ

photo:Kengo Shimizu
styling : Masaaki Ida
words:Yusuke Osumi

過ごしやすい季節が到来、今こそショートトリップに出かけてみてはいかがだろう。そんな旅に最適なトラベルバッグ、6種を紹介する。

穏やかで涼しい秋が訪れた。ドライブが楽しいこの季節こそ、メルセデスを走らせ、食事が美味しい温泉宿や自然が豊かな場所に出かけてみてはいかがだろうか。秋風に吹かれてハイウェイを駆け抜ければ、きっとストレスは解消され、翌日からの仕事も効率が上がるはずだ。そんなドライブに持っていきたい、スタイリッシュなトラベルバッグを今回は紹介していく。

一泊二日だから、荷物は少なくていい。宿泊翌日の着替え、必要であれば普段好んで使っている寝間着やアメニティグッズ類、それと忙しくて読めていなかった本を持って行ければ最高だろう。この程度の荷物だと、大型のキャリーバッグではスペースが余ってしまうし、スマートではない。片手で持てて助手席にラフに置けるボストンバッグや、キャリーバッグでもできるだけ小型のものが適している。さらに上品なデザイン、機能が伴えば理想的だ。下に挙げているものは、どれもその理想を叶えてくれる。短い旅行に出かけるさまを思い浮かべ、その時、ご自分がどんな荷物を持って行くのか考えながら、品定めをして欲しい。

<上写真商品について>
今年、創業80周年を迎えたイタリアにおける最高峰のレザーブランド、ヴァレクストラ。過剰な装飾は一切なく、必要なものだけに留められた究極的にシンプルなバッグは、その域を越え芸術品と称えられている。今回紹介するトラベルバッグは、ヴァレクストラのラインナップ中でも、とりわけ厳選された素材のみを使っている。表に使われている非常に品質が高い牛革は、きめ細やかな質感と使い込むと増す味わいが特徴のニューベジタル素材。そこから生まれる風合いは、皮のイメージを覆してしまうほどにしなやかで柔らかく美しい。コンパートメントも一貫してシンプルで、口が幅広く、荷物の出し入れがしやすい設計になっている。 サイズ=幅475×高さ280×奥行320mm ¥683,000(Valextra/ヴァレクストラ・ジャパン Tel.03-3401-8017)
 

1910年にアメリカ・コロラド州で生まれた、トラベルバッグブランド最大手のサムソナイトとメルセデスのコラボレーションモデル。このキャリーバッグの特徴は、持ち上げた瞬間にわかる、驚くほどの軽さにある。サムソナイトは誕生から現在まで、旅のひと時を邪魔しないパートナーとしてのバッグづくりに取り組んでおり、軽量化と耐久性の追求にこだわり続けている。それを象徴するのが、同モデルにも用いられている「カーヴ」と呼ばれる、サムソナイトオリジナルの素材だ。カーヴはポリプロピレンの粒を溶かしてから薄いシート状にし、それを何層にも編み上げてつくられたもの。軽い上に柔軟性、耐衝撃性が高く、圧力がかかってへこんでも復元しやすいのだという。長い歴史の中で培ってきた卓越したクラフトマンシップと革新性を融合させた両者のコラボレーションモデルには、クルマのボディカラーと同じ“ダイヤモンドホワイト”とブラックの2色がラインアップ。波打つような独特なデザインの表面にスリーポインテッドスターが飾られている点も、メルセデスファンにとって嬉しいポイントだろう。 サイズ=幅400×高さ550×奥行200mm メルセデス・ベンツ コレクションサムソナイトスーツケース(35ℓ) ¥63,720(メルセデス・コール Tel.0120-190-610 メルセデス・ベンツ コレクション 公式オンラインストア
 

イタリアの老舗バッグブランド、セラピアンを愛した人は数知れない。フランク・シナトラ、オードリー・ヘプバーン、イングリッド・バーグマン……顧客のリストには銀幕の栄光時代に活躍した、たくさんのスターたちが名を連ねていたのだ。その理由は、現在までバッグや革小物を専業とし、創業から同じミラノにファクトリーを構え、メイド・イン・イタリーの普遍的かつ品の良いバッグをつくることにこだわっているからだといえる。行楽シーズンに特に人気となるのは、柔らかいシボ革素材の「カシミア」を使ったボストンバッグだ。外見のデザインはビジネスブリーフのようなシンプルな仕立てになっているが、コンパートメントはとても広く、2室に分かれているため荷物の整理がしやすい。さらに内貼りは保護性が高く、手触りも滑らかな人工スウェードを使用。使い勝手とラグジュアリー感を融合させた、ふたつとないトラベルバッグだ。 サイズ=幅445×高さ320×奥行190mm ¥266,000(SERAPIAN/ウエニ貿易 Tel.03-5815-5720)
 

140年もの歴史をもつハートマンの代名詞といえるコレクションが「ツイード・ベルティング」シリーズだ。誕生したのは1956年。前胴の深みがあるナイロンツイード、パイピングやハンドルのタンニンなめしによるベルティングレザー。このふたつの組み合わせが生むモダンな印象のコントラストは、現在でもハートマンであることの証となっている。そのシリーズのひとつとしてラインナップされているガーメントケースSは、スーツ一着を収納するのに適したサイズ。3方にファスナーが開き、フルオープンにできる点が最大の特徴だ。前面に大きなポケットがあり、背面にはキャリーバッグのハンドルを差し込むことができるスリーブをつけられているなど、機能性、拡張性も優れている。 サイズ=幅550×高さ430×奥行70mm ¥48,000(hartmann/サムソナイト・ジャパン Tel.0800-12-36910) 
 

トゥミ=超高性能なバリスティックナイロンを使用したビジネスバッグブランド、というのが従来までのイメージで、同素材がビジネスバッグにおける定番となるきっかけをつくったのがトゥミであることは間違いないだろう。昨年秋、次なる一手となるモデルがリリースされた。「19 DEGREE ALUMINUM」と名付けられたそれは、アルミニウムのラゲージコレクションで、これはトゥミ初の試みなのだという。デザインのインスピレーションとなったのは、自然界の流動的な要素と建築界の精密なラインの融合。トゥミが培ってきた性能はそのままに、新しい素材で新しいデザインのキャリーバッグをつくることが、今回掲げたコンセプトだったようだ。360度あらゆる方向へスムーズな走行を可能にする埋め込み式の4輪デュアル・スピニング・ホイールが備わっており、利便性も非常に高い。 サイズ=幅355×高さ560×奥行230mm(32ℓ) ¥100,000(TUMI/トゥミ・カスタマーセンター Tel.0120-006-267  www.tumi.co.jp
 

最後にご紹介するのはイギリスを代表するラグジュアリーブランド、グローブ・トロッターが、創業120周年のアニバーサリーを記念してつくった、とっておきの一台「120」コレクションだ。一見だと、同ブランドの定番プロダクトのように思えるのだが、“とっておき”である所以はボディの素材にある。「120」に使われたのは、カラード・カーボンと呼ばれる現代のF1カーのボディにも採用されているものなのだ。グローブ・トロッターは、カラード・カーボンを生み出したF1のエンジニア集団、Hypetex社とタッグを組み、完全受注生産のスペシャルなケースを開発。全体のフォルム、コーナーレザーやストラップに飾られたレザーといったディテールはクラシカルな雰囲気を醸しているが、実は最先端。過去の意匠を守りながら、常に最先端であり続けるメルセデスの姿勢にも通ずる、カーガイにはたまらないトラベルケースといえるだろう。 サイズ=幅550×高さ400×奥行200mm(約32ℓ) ¥590,000(GLOBE-TROTTER/グローブ・トロッター 銀座 Tel.03-6161-1897) ※11月中旬受注締め切り

メルセデス・ベンツ コレクション
公式オンラインストア


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