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【SUPER GT REPORT】第5戦 富士スピードウェイ

Word:Takeshi Sato

グッドスマイル 初音ミク AMGが2位でフィニッシュ!

SUPER GTは例年、7月のSUGO、8月初旬の富士スピードウェイ、8月下旬の鈴鹿と、猛暑の中での連戦が恒例となっている。今年も7月のSUGOから2週間をおいて、8月5日(土)、6日(日)の2日にわたって富士スピードウェイでSUPER GT第5戦が開催された。なんといっても注目は、先日、世界三台耐久レースのひとつスパ・フランコルシャン24時間レースに参戦したグッドスマイル 初音ミク AMGチームだろう。

ちなみに、1シーズンでSUPER GTのレースが2度開催されるのは富士スピードウェイだけ。ゴールデンウィークに開催された第2戦の予選ではMercedes-AMG GT3が速さを発揮。グッドスマイル 初音ミク AMG がGT300クラスのポールポジション、GAINER TANAX AMG GT3が4位に続いた。
決勝レースではGAINER TANAX AMG GT3がトップと激しいバトルを繰り広げ2位に入った。今季好調のMercedes-AMG GT3勢は、この2回目の富士スピードウェイで果たしてどんな走りを見せるのか。

ここ富士スピードウェイはかつてF1日本グランプリが開催され、現在はWEC(世界耐久選手権)が開かれるサーキット。約1.5kmという長くてスピードが出るホームストレートと、コース後半の細かいコーナーの連続を組み合わせた、セッティングが悩ましいサーキットである。

5日の予選では、Mercedes-AMG GT3勢は好調な走りを披露。グッドスマイル 初音ミク AMGが3位、LEON CVSTOS AMGが4位に続いた。
グッドスマイル初音ミクは予選Q1でこそタイヤ選択をミスしたが、Q2では見事に修正。チームワークとドライバーのスキルの高さを印象付けた。

翌6日の決勝は、夏らしい陽射しが路面を照らす。気温29度、路面温度36度のドライコンディション。15時25分、予定通り66周のレースがスタートした。

スタートは、4位LEON CVSTOS AMGと8位スタートのB-MAX NDDP GT-Rが接触するという事態に見舞われたが、それ以外は静かな立ち上がりとなった。
レースは終盤にヒートアップ。グッドスマイル 初音ミク AMGを駆る谷口選手がトヨタ・プリウスと激しいバトルを繰り広げる。そして41周目、グッドスマイル 初音ミク AMGがプリウスをコーナーで抜き去り、ついに2位に浮上。その後、トップの55号車ARTA BMW M6 GT3を狙うが、健闘及ばず2位でゴールした。今回70kgのウェイトハンディを積んでいるなかでの2位は、グッドスマイル 初音ミク AMGにとっては堂々の順位ではないだろうか。その他、Mercedes-AMG GT3勢は、LEON CVSTOS AMGが13位、エヴァRT初号機 Rn-s AMG GTが15位、GAINER TANAX AMG GT3が17位という結果であった。

結果、グッドスマイル 初音ミク AMGはポイントランキングで2位に12ポイント差を付けてトップに浮上。GAINER TANAX AMG GT3もまだ年間チャンピオンが狙える4位につける。

真夏の3連戦の第3ラウンドは、8月26日、27日に三重県の鈴鹿サーキットで開催される。このレースは、SUPER GTのなかで1000kmと一番長いレースで、約6時間にも及ぶエンデュランスレースだ。グッドスマイル 初音ミク AMG は、そのレースでなんとさらに100kgのハンディウェイトを負う。そのなかでどういったレースを見せるのか。そしてMercedes-AMG GT3トップをキープしてさらに差を広げられるのか、“真夏の第3ラウンド”を楽しみに待ちたい。

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