4月9日(日曜日)の午後2時34分、春らしい陽光が降り注ぐ岡山国際サーキットで、SUPER GT第1戦の決勝レースが始まった。
前日に行われた予選では、2台のMercedes-AMG GT3がGT300クラスの1位と2位を独占。LEON CVSTOS AMGが1位、グッドスマイル 初音ミク AMGが2位に続き、その速さを印象付けた。
ちなみにLEON CVSTOS AMGは、同じく岡山で開催された昨シーズンの開幕戦のウィナー。2年連続の優勝に期待がかかる。
決勝レーススタート前のパレードラップではGT500クラスのマシンがストップ、レースの中断を意味する赤旗が振られ、セーフティーカーが出動。準備の整わない開幕戦らしい、波乱のレースを予感させた。
ざわついた雰囲気のなかで落ち着いた走りを見せたのが、グッドスマイル 初音ミク AMG。2位からスタートすると、ドライバー交代とタイヤ交換のタイミングがぴたりと当たり、レース序盤でトップに立つ。
その後は、安定したハイペースを保ち、じわじわと後続との差を広げていった。
LEON CVSTOS AMGは、ライバル他車と激しい2位争いのバトルを繰り広げる。スタンドを湧かせたバトルを制したのは、LEON CVSTOS AMG。予選に続いて、決勝も1位と2位をMercedes-AMG GT3が占めた。
次のレースは5月3日(水曜日)と4日(木曜日)に富士スピードウェイで開催される第2戦。開幕戦で見せた圧倒的な速さを再び見ることができるのか、ゴールデンウィークが待ち遠しい。