

着物文化を伝え続ける若き活動家
「銀座もとじ」は、1979年に創業し銀座に2店舗を構える呉服店。女性、男性の着物を取り扱う一方で、1年かけて養蚕・製糸・製織の産地を巡り世界に一つだけの着物を作る体験型のプロジェクトや次世代の染織作家を紹介する展覧会を開催するなど、着物文化を広く伝える取り組みも積極的に行っている。
泉二啓太さんは「銀座もとじ」の二代目。高校を卒業後にロンドンの大学でファッションを学び、パリで洋服への造詣を深めたあと2008年に帰国。2009年に「銀座もとじ」へ入社すると店頭に立ちながらオリジナル商品の開発にも携わり、着物文化を次世代や海外へ発信すべく日々活動している。

BETTER POINT 1: 乗ってすぐ感じた、絶対の信頼感と高い安全性
現在、E 200 AVANTGARDEに乗っている泉二さんの利用シーンは仕事が主だ。優れた技術を持つ染織作家の工房は、都市部を離れた山里にあることが多い。作品を買い付けるにあたっては、作家たちと直接対話をすることをポリシーとしているため、自身でハンドルを握り、工房まで長距離の移動をしているという。
「東京にいらっしゃる作家の先生をお迎えに行くなどの用途もあります。あとは、プレゼンテーションや発表の準備で行き詰まった時にドライブすると、車窓から見える風景に頭が刺激されてアイデアが浮かんできたり、不思議と考えが整理できたりしますね」

創業者であるお父様もメルセデスオーナーとして、これまで数台のメルセデスに乗ってきた。
「物心ついたときからクルマはメルセデスでした。家族写真を見返すと当時のクルマが一緒によく映っていますよ。父も僕と同じように作家の先生やお客様をクルマに乗せることが多かったので、安全性と信頼性を考えずっとメルセデスを選び続けていたそうです。今回乗ったメルセデスAMG E 53 4MATIC+も運転席に座っただけですごく安心感が伝わってきました。特に運転席の包みこまれるような身体をホールドするシートの座り心地は極上で驚きましたよ」


BETTER POINT 2: 着物との共通点は、インテリアとエクステリアが醸し出す上質感にあり
愛車では、考え事に没頭でき、頭の中を整理するのにちょうど良いと語った泉二さん。メルセデスAMG E 53 4MATIC+からも良いインスピレーションを受けたそう。
「高品質なインテリアが発する、パワーというかオーラには強いものを感じます。例えば手に触れるステアリングのレザーの質感、アルミニウムやカーボン調パーツのコンビネーションなど、さまざまな要素が複合的に絡み合ってひとつの“上質”を作り上げている。着物も、仕立ての技術の確かさや、光沢感ある素材が放つツヤ、肌触りなど全てが揃って上質な一着ができるので、どこか似ているなと気付きました」
メルセデスAMG E53 4MATIC+の、一見シンプルに見えるが意匠を凝らしたディティールが光るエクステリア。そこにも泉二さんは好印象を受けたという。
「気品と洗練さを強く感じました。このクルマにはどんな着物が合うだろうと考えて、今日は八丈島で織られている黒色の『黄八丈』を選びました。この着物は、独特の質感と光沢感でほどよく洗練された雰囲気を持つ一着なのですが、それがメルセデスAMG E53 4MATICと調和すると思います。この着物じゃ軽すぎる、この着物じゃちょっと重いかな? といろいろ考えて悩みましたよ(笑)」

ABOUT CAR
2種類の過給機と独自のマイルドハイブリッドシステムを搭載する高性能スポーツセダン。新型Eクラスはフロントマスクとリアコンビネーションレンズ周りのデザインを刷新。また、AMGダイナミックセレクトは「Eco」「Comfort」「Sport」「Sport+」「RACE」「Individual」それぞれのモードに合わせて、ギアシフトプログラム、エンジン特性、サスペンション、ステアリングなどが連動して変化。進化したステアリングホイールも標準装備されている。