BETTER POINT 3: どんな状況でも快適に移動できる


数々の有名アニメ作品に出演し多忙な毎日を過ごす岩田さんだが、時間が空くとドライブに出かける。美食家の顔も持つ彼がよく訪れるのは、行きつけの店が多数ある横浜中華街なのだとか。

「都内の自宅から1時間以内で行ける横浜は、僕にとってドライブに最適な距離感なんです。第三京浜道路は広い車線が一直線に続くので、今回も気持ちよくアクセルを踏んで風を感じました。高速を降りると、街ではどの駐車場に停めるか迷うことも多いのですが、大きくなったパネルはナビゲーションが非常に見やすくて、目的地まで全く迷いませんでしたね。コックピットの周りにはボタンが少ないので操作もシンプルでわかりやすいですし、加えて小回りが利くので狭い道の運転も非常に楽で、駐車までストレスがない。スポーティーな走りからゆったりとした運転まで、どんな状況でも快適な走りで目的地まで導いてくれる感覚があります」


クルマを降りて向かった先は、岩田さんが10年前に訪れランチの美味しさに感動して以来通い詰めているという、1955年創業の老舗上海料理店「状元樓」。広東料理が多い横浜中華街において、高級海産物を醤油と白湯でじっくり煮込んだ伝統的な上海料理が味わえる名店だ。
「特に僕のお気に入りは、フカヒレが入ったスープチャーハンや茶碗蒸しです。テーブルに置かれた瞬間から漂う良い香りに食欲が止まらないですね。早く食べたい!」と待ちきれない岩田さん。大きなひとくちで頬張ると「熱々で美味しい〜!」と聞き覚えのある声でご満悦。
「声優の仕事って、スケジュール調整の関係で急に時間が空くことが日常茶飯事なんです。だから、“どこでどう休むか”は意外に大切。僕の休み方は、クルマで少し離れた場所までドライブして、美味しいものを食べる。大切なルーティンのなかで、落ち着いて心を穏やかに移動できる快適なメルセデスは、なくてはならない存在です」
BETTER POINT 4: 仕事のモチベーションを保ち続けられる原動力

過去20年間で、5台のメルセデスを乗り続けてきた岩田さん。彼にとって、乗り始める前と後では、心境にも変化があったという。
「仕事に対する意気込みが変わりました。当時、僕らの仕事は偏見で見られることもあったのですが、ちゃんと仕事をしてお金を稼いでいる、という一つのステータスとして価値を示せるものがメルセデスだと思ったんですね。おかげで、そこに見合うだけの自分のプライドを持って仕事をするようになりました。なのでこのクルマに乗っているからこそ安全運転をしたいですし、常にジェントルマンでいたいんです。新型Cクラス ステーションワゴンに乗って、改めて思いましたね」

約40年芸歴を持つ岩田さんだが、声優仕事で特に印象に残っているのが、峠の走り屋を舞台にしたアニメ「頭文字D」だという。岩田さんは、主人公の親友である竹内 樹役を演じた。
「クルマ好きな僕にとっては、若い頃、地元の走り屋を見に行ったこともありましたし、オファーが来た時とても嬉しかったのを覚えています。あのアニメは、作り手のこだわりがすごかったんです。クルマのエンジン音はその車種のものじゃないとダメだと言って、実車のエンジン音を録音していましたし、キキキとクルマのタイヤがきしむ音(スキール音)も、実際に音を録るために運転して。本当に細部までこだわっているので、走り屋の人たちにも支持されたようですね。声優陣も主役の三木眞一郎くんはじめみんなクルマ好きでしたよ。だから現場は楽しかったです」

「死ぬまで声優」と語る岩田さんだが、最後にその理由を訊いてみた。
「声優という仕事は自分にとって天職です。好きなことでお金をいただけて、定年がないってとても幸せなことですよね。その分、需要を満たせるだけの演技の幅をアップデートしていかなければいけない職業でもある。でも、そこが面白いじゃないですか。60歳になったらおじいさんの表現を突き詰めたいですし、仙人のような役も演じてみたい。常に表現したいという欲があるので、それが消えない限りやり続けたいです」
これからのキャリアも、メルセデスとともに

「キャリアを重ねていくなかでも、今後もメルセデスを乗り続けることに代わりありません。ただ、Cクラス ステーションワゴンだけでなく、GLCやCクラス カブリオレもアリかも」と、メルセデス一筋を宣言する岩田さん。歴代のモデルを知り尽くしても、彼のあくなきメルセデス欲は続く。
ABOUT CAR
C 220 d Stationwagon AVANTGARDE
キャラクターラインを最小限にとどめたエクステリアが、伸びやかな曲面によるエレガントな表情をうかべるステーションワゴン。ラゲッジスペースは通常時490L、分割可倒の後席をすべて倒せば1,510L(ともにVDA方式)の容量でマルチパーパスな活用が可能。