柏原明日架プロ直伝。スコアメイクのためのショートゲーム攻略法（前編）

Dec 25 2020

photo: Junji Takahashi 
words: Aya Taniguchi  
direction: Hajime Sasa(Roaster), 
Arata Kobayashi(Roaster)

メルセデス・サポート選手たちによる、トレーニング方法やゴルフ好き必見の情報を連載中。今回は、高身長から繰り出されるドライバーの飛距離と繊細なパターを強みに持つ柏原明日架プロが登場し、ショートゲームの攻略法を動画でご紹介。今注目のメルセデスの電気自動車EQCのドライビングフィールも体験。

ツアー3勝目が期待されるメルセデス・サポート選手

PROFILE

柏原明日架／Asuka Kashiwabara

1996年生まれ。「父と一緒にラウンドがしたい」と7歳からゴルフを始め、2011年から日本ゴルフ協会のナショナルチームで活躍。2012年にはイギリスで開催された男女混合の「ジュニアオープン選手権」で、女子選手初となる優勝を飾る。2014年にプロテストに合格。2019年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」でツアー初優勝、同年の「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」で2勝目を挙げる。勝負カラーはブラックとレッド。

電気自動車に興味津々！柏原明日架プロがEQC 400 4MATICを初体験

ゴルフ場や練習場の行き帰りはもちろん、移動手段はすべてクルマという柏原プロ。過去には東京から広島まで運転したことがあるほどのドライブ好きだそう。今回柏原プロには、ゴルフ場への往復にメルセデスの100%電気自動車EQC 400 4MATICを試乗してもらい、その感想を聞いてみた。

「クルマ好きの私としては、実は以前から電気自動車に興味がありました。実際に運転をして感じた第一印象は『軽くて、無音』ということですね。まるで宙を浮いているみたいです！普段乗っているGLEは、ハンドルに感じる車体の適度な重さが魅力ですが、EQCの走り出しの軽さには驚きました。SUVならではの大きな車体にも関わらず、小回りが利くので、郊外の細い道もノーストレス。さらに走行中は揺れも少なく、心地良くて永遠に運転ができてしまいそうな気がします（笑）」

「インテリアのスタイリッシュさはもちろんですが、全体のデザインに個性があって魅力を感じました。特に、流線型の車体や正面の顔は今までに見たことがなく、ロゴのブルーのアクセントもカッコ良い！まさに“未来のクルマ”って感じ。ツアーの優勝副賞にあったら、さらに頑張っちゃいますね！（笑）」

柏原プロが実際に行っているショートゲーム攻略法を公開！

［LESSON MOVIE］

① 柏原流パタールーティーン
② サンドウェッジで狙う、ピンまで残り20ヤード　※後編でご紹介
③ ピッチングで狙う、ピンまで残り10ヤード　※後編でご紹介

ショートゲームからのスコア作りを得意とする柏原プロが、そのメソッドを特別に公開！カップまで20ヤードでミスを減らす方法を教えてもらった。「スコアカードを見て、３パットを１回でもしている方は、今回紹介するメソッドでスコアアップが叶うはずです！特に、20ヤードからのミスをなくせば、90切りは確実。ショットももちろんですが、丁寧なアプローチこそがゴルフ上達の要なんです」

ラウンド当日の朝、これをやれば絶対安心のパター練習

•柏原流パタールーティーン

「ラウンド当日の朝にパッティング練習をする方は多いと思います。私も試合の日にはいつも行うのですが、その時のルーティーンを紹介します。パター練習って、カップに入れることだけに集中しがちですが、私は“距離感の把握”を目的にしています。まず、ロングパットでグリーンのコンディションやボールの転がり具合を見極めるんです。これができると、ショートパットも決まるようになっていきます」

「使うボールは3球です。ひとつの地点からカップに向かって順番にパッティングしていきます。あくまで距離を合わせることが目的なので、必ずしもカップインしなくても良いですし、もし近くにカップがなければ、ヘッドカバーで代用して目印を作り、そこへ向かって打つのもOKです」

「ロングパットで距離感が掴めてきたら、次はショートパットです。使うボールは同じく3球。“パッティング練習の仕上げ”をイメージして行います。ここでは確実にカップインを狙っていきましょう。私は『上りのスライス』、『上りのフック』、『下りのスライス』、『下りのフック』と場所を変えてカップを中心に４地点から打っています。この“ロングパット→ショートパット”の練習をラウンド当日の朝に10分行うだけでパターに自信がつくはずです！ぜひ試してみてくださいね」

以上が柏原プロのショートゲーム攻略法前編。後編では、ピンまで20ヤード以内のアプローチ徹底攻略法を詳しく解説するので乞うご期待！

ABOUT CAR

EQC 400 4MATIC

静かで滑らかな、全く新しい爽快なドライビングフィールが特徴の100%電気自動車EQC。フロントとリアに搭載されたツインモーターが生み出す加速は、新しいクルマの楽しみ方を教えてくれる。静粛性が高く、室内空間はフューチャリスティック＆ラグジュアリー。専用に開発された80kWhの容量をもつ最新のリチウムイオンバッテリーを搭載。フル充電で約400kmの航続距離を誇る。キャディバッグ積載３セット可能。