Drive > Interview > ビームスの村口良がGLBとともに訪れる、ボタニカルの楽園

ビームスの村口良がGLBとともに訪れる、ボタニカルの楽園

photo: Kiichi Fukuda
words: Yuho Nomura
direction: Hajime Sasa(Roaster),
Arata Kobayashi(Roaster)

“手の届くラグジュアリー”をキーワードに、自分らしく、心地良くファッションを楽しむことのできるアイテムを提案する「ビームス ライツ」。一昨年リブランディングを果たし、ディレクターに就任した村口良さんはメルセデスオーナーだ。前編では愛車のGLBで、自身のライフスタイルに欠かせないグリーンへ傾倒するきっかけとなった「FURUYA PLANTS」を訪問。知る人ぞ知る穴場スポットで、グリーンへのさまざまな想いを訊いた。

GLBに乗り換えてから外出がさらに楽しくなりました

村口 良/Muraguchi Ryo

ビームス内で数あるレーベルの中でも、感度の高い大人に向けたプロダクトやライフスタイルを提案する「ビームス ライツ」。ディレクターを務める村口さんは、これまでにショップマネージャーやエリアマネージャーなどを歴任してきた、キャリア20年を超えるベテラン。仕事やプライベートではさまざまな国を訪れ、その土地の空気を実際に感じた上でモノをセレクトすることにこだわっているという。モノ選びの感性の高さは、同レーベルが目指す理想像をまさに体現している。
そんな村口さんは、奥さんのグリーン好きがきっかけで5年以上前から自身も夢中に。「ビームス ライツ」では、ボタニカルプリントを施した商品をプロデュースしたり、店舗のディスプレイにもグリーンを取り入れるなど、公私ともになくてはならない存在だ。

村口 良/Muraguchi Ryo

村口さんの住まいである鎌倉の一軒家には、オーストラリアやアフリカのネイティブプランツを中心に手入れされたグリーンが美しく並んでおり、開放的なガレージスペースには、昨年6月に愛車になったばかりのGLBが駐車してある。「プライベートでは趣味に時間を費やすことも多く、よく家族で買い物やドライブ、小旅行に出かけます。海岸沿いをドライブしたり、関東を離れて地方に向かったりすることもありますが、GLBに乗り換えてから外出がさらに楽しくなりましたね。今日はそのなかでも特別お気に入りのボタニカルスポットに向かいます。本当は教えたくないんですけどね(笑)」

グリーンの面白さに目覚めた場所

鎌倉からクルマを走らせること約1時間。横浜市菅田町に現れる広大な敷地面積を有するファームが、国内外のグリーンフリークたちを虜にする「FURUYA PLANTS」だ。国内外から集めた古木、大木から鉢植えサイズの低木、多肉植物、珍種などサイズも種類も幅広く揃えている。平日は専門業者向けに営業していて、毎月第3土曜日のみ予約制で一般客を受け入れているのだそう。この場所で、いま自身が最もハマっているというネイティブプランツと出合い、その特異なビジュアルに惹かれ、魅せられたのだとか。

「『FURUYA PLANTS』さんの特徴は、国内ではあまり取り扱いのない南米やオーストラリア産のネイティブプランツが多いこと。種から輸入し育てている品種もあるため、珍しいものが多いんです。僕がそうしたネイティブプランツに興味を持ったのも、ここでの発見がきっかけでした」

この日、村口さんが気になったグリーンはこちら。写真1枚目、新芽がカラフルな細葉品種として知られるアカシアのフェニックスゴールド。写真2枚目は、コンパクトな樹形で花付が非常に良いバンクシアのバースデイキャンドル
この日、村口さんが気になったグリーンはこちら。写真1枚目、新芽がカラフルな細葉品種として知られるアカシアのフェニックスゴールド。写真2枚目は、コンパクトな樹形で花付が非常に良いバンクシアのバースデイキャンドル

到着してすぐに、温室スペースから屋外まで所狭しと並んだ植物たちを真剣な眼差しで観察する村口さん。「『FURUYA PLANTS』さんのもうひとつの特徴は、膨大な数から選べるラインナップ。自分たちの好みの形や個性的な1本を探せることが魅力です。新居のシンボルツリーとして購入したブルーブッシュの樹も、何ヶ月も理想に近いものを探し続けて、ようやくここで見つけたんですよ。宝探しのような感覚で、いるだけでワクワクしますね」

住宅の植栽にも適した低木植物であれば、GLBのラゲッジスペースへの積み込みも問題なし。
「ボタニカルショップや農園を訪れた際には、なにかしらの目当てのグリーンを購入することが多いので、そのまま積載できる大きさのクルマは本当に便利ですね」

お気に入りのグリーンたちが、我が家を温かみのある空間へ彩ってくれる

村口 良/Muraguchi Ryo

つい長居してしまう「FURUYA PLANTS」に後ろ髪を引かれつつ、鎌倉の自宅へ帰宅。
ニューヨークの出張時に訪れたセレクトショップやパリの出張時に宿泊した中庭付きのホテルをモチーフに、モルタルや黒い鉄格子、白壁をキーパーツとしたモダンな佇まいが印象的だ。

村口 良/Muraguchi Ryo

「全体をインダストリアルな雰囲気に統一しつつ、一から手作りした中庭のガーデニングスペースや玄関前に植えてあるシンボルツリーのブルーブッシュなど、『FURUYA PLANTS』で購入したお気に入りのグリーンたちが、日常に彩りを与えてくれています」

生活を豊かにしてくれる、グリーンとGLBの共通点

村口 良/Muraguchi Ryo

「グリーンの魅力って、やっぱり生命力なんですよね。生きる力が湧いていくるというか、眺めているだけでも活力になっていると思うんです。そういった意味では、クルマも似ているのかなと。GLBのように自分のライフスタイルと理想にあった一台に出合えたことで、日々の生活を豊かにしてくれますよね。グリーンもGLBも一緒なのかなと思います」

ネイティブプランツをはじめ深い愛情を注ぐグリーンは、村口さんにとってのやすらぎの象徴であり、GLBは理想の1本を共に追い求める相棒として頼もしい存在である。

後編では、村口さんが魅了されるグリーンにあふれたライフスタイルに、GLBがどのようにフィットしているのかを伺う。

PROFILE

村口 良 / Ryo Muraguchi

村口 良/Muraguchi Ryo

「ビームス ライツ」ディレクター。中途採用でビームスに入社後、ショップスタッフやショップマネージャー、エリアマネージャーを歴任し、一昨年「ビームス ライツ」のリブランディングに伴いディレクターに就任。社内でも群を抜くモノへのこだわりを持ち、現在はセレクトやバイイング業務にとどまらず、ショップの内装や空間演出、レーベルとしての新しいコンテンツの提案を行うなど、手腕を遺憾なく発揮している。
https://www.instagram.com/ryo_muraguchi/

SPOT INFORMAITON

FURUYA PLANTS

FURUYA PLANTS

ADDRESS 神奈川県横浜市神奈川区菅田町666-4
営業時間 一般客の利用は予約制で第3土曜の10:00〜16:00のみ
お問い合わせ、予約希望の連絡はメールinfo@furuya-plants.comにて

http://www.furuya-plants.com/

ABOUT CAR

The GLB

3列7人乗りのSUV。自由度の高いスクエアなフォルムは洗練さと同時に力強さを内包。対話型インフォテインメントシステム「MBUX」をはじめ、最新の安全運転支援システムを全車に標準装備。またメルセデスが誇るSUV技術を凝縮し、いかなる天候や悪路でも高い安定性と逞しい走破性を実現。さらにはゆとりのあるラグジュアリーな空間として快適な居住性を確保するインテリアなど、全体をスタイリッシュなデザインに昇華しつつ、用途に合わせて多彩なアレンジが可能となったラゲッジルームも大きな魅力。

関連キーワード

Share on:

RELATED

RECENT POST

Drive

Drive