Drive > Interview > 目利きのプロ、ビーアット/ビームス土井地 博が愛車に選んだオールラウンダーなGLB【前編】

FRONT RUNNER – #3

目利きのプロ、ビーアット/ビームス土井地 博が愛車に選んだオールラウンダーなGLB【前編】

photo: Yui Fujii(Roaster)

words: Kohei Kawakami

movie: Takahiro Sakata
direction: Hajime Sasa(Roaster),

Arata Kobayashi(Roaster)

日本におけるセレクトショップの草分けであり、今もなお業界を牽引するビームス。土井地博さんは同社で20年以上のキャリアを持ち、現在、グローバルアライアンス部の担当役員兼コミュニケーションディレクターやラジオパーソナリティ、大学講師や司会業を務めるなど活動は幅広い。また最近では株式会社ビーアットのCEOに就任するなどマルチに活躍するクリエイターだ。長年培ってきた審美眼を持つ彼に、愛車GLBの魅力やメルセデスを選んだ理由についてたっぷりと訊いた。

目利きのプロ、ビーアット/ビームス土井地 博が愛車に選んだ
オールラウンダーなGLB【後編】はこちら

王道と呼ばれているモノの真髄に触れてみたい

土井地 博/Hiroshi Doiji

長年あらゆるモノを目利きし、選び抜いてきた土井地さん。その審美眼に疑いの余地はない。自分が所有したいと思うモノには、確固たる基準があるという。「アイテムを選ぶ時に、デザインや機能性はもちろんなのですが、そのジャンルの中で王道と呼ばれているものが好きなんです。多くの人に支持されているものには理由があると思うので、その真髄を知ったうえで自分が選んだモノの良さや魅力を確かめたいという気持ちが常にあります」

土井地 博/Hiroshi Doiji
土井地 博/Hiroshi Doiji

「メルセデスを愛車に選んだ理由も、ここにありますね。クルマを生み出したブランドでありながら常に先進性のあるモノづくりをしていることや、安全性において一切の妥協がないことが素晴らしいですよね。歴史と伝統を大切にしながら挑戦するメルセデスの意思が、桁違いに高いクオリティを生み出している秘訣ではないでしょうか」。事実、現在のGLBでメルセデスは4台目の所有になるという。

GLBはどんな用途でも使える“オールラウンダー”なクルマ

土井地 博/Hiroshi Doiji

GLBの使用感について訊いてみた。「一言で言うと、“オールラウンダー”のようなクルマだと思います。普段は、この1台を僕一人だけでなく妻も運転して、サーフィンへ出かけることもあります。子供も含めた4人家族で使っていますが、GLBはサイズにおいても使い勝手の面でもベストバランスですね。運転席は目線が高いので視野が広いですし、大きい車体にも関わらず取り回しが楽なので都内でのコンパクトな移動に向いています。一方で、長距離運転時のSUVらしい力強い走りやオートクルーズ機能(アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック&アクティブステアリングアシスト)は、国内旅行が好きな僕にとってはとても頼もしいです。タフに走ってくれますよ」

土井地 博/Hiroshi Doiji

「このクルマに乗っていると、まるで部屋が移動しているような感覚になります。基本シートは3列7人乗りの状態で使っていますが、後部座席が広いので、家族旅行では娘たちも長時間の移動でも快適だと言っていますし、3列目のシートを倒せばフラットで広々としたラゲッジスペースに替わる点も魅力です。室内の静粛性が高く雑音が入らないので、仕事の電話も聞き取りやすく、景色や空気の良いところではリアゲートを開けてそこに座りながらノートパソコンで仕事もできたりと、このクルマを停車すれば自分だけの即席オフィスにもなってしまう。本当に便利ですよ」

GLBのデザインは、常に新しいクルマに乗っている感覚を与えてくれる

では、デザインの面ではどうか。「僕はAMG ラインを選択したのですが、満足感は大きいです。エクステリアでは、まずフロントマスクが好きです。都会的かつ重厚感のあるところが良いですよね。あとはリア、テールランプのデザインです。コンビネーションランプが横一文字で繋がる流行りのデザインも悪くないですが、GLBのテールランプは街中で見つけたら思わず目で追ってしまうくらい好きですね(笑)」

「内装では、なんといってもMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)がお気に入りです。初めて体験した時、横長のパネルには驚きましたが、毎日スマートフォンを触って生活している分、クルマの中にもタッチスクリーンがあるのは自然に受け入れられました。言っていることをちゃんと理解してくれてとても優秀なので、外ではスマホの音声認識なんて恥ずかしくて使えない僕ですが、クルマの中ではMBUXに『ハイ、メルセデス!』とよく声をかけています(笑)。この機能を使ってアンビエントライトの色を変えたり、パネルレイアウトをカスタマイズしたりできるので、気分や目の前の景色によって内装を変えることで、新しいクルマに乗っている感覚を楽しんでいます」

若い世代のファーストメルセデスにもおすすめの一台

土井地 博/Hiroshi Doiji

「GLBは本当にマルチパーパスに使えるので、いろんな乗り手のニーズに応えてくれると思います。GLCよりスポーティな印象ですし、金額感も加味すると家族乗りしたい若い世代のファーストメルセデスにも最適なのではないでしょうか。僕ももっとコイツといろんな場所へ出かけて、新たな魅力を発見して楽しみたいですね」

ビームスやビーアットに軸足を置きつつ、多方面でマルチに活躍する土井地さん。そんな彼が選んだGLBも走る場所や使い方を選ばない多彩な特徴を持つクルマであることがわかった。後編では、土井地さんのこれまでのキャリアや今後のビジョンについて探っていく。

目利きのプロ、ビームス土井地 博が愛車に選んだ
オールラウンダーなGLB【後編】はこちら

PROFILE

土井地 博/Hiroshi Doiji

土井地 博/Hiroshi Doiji

ビーアット代表取締役。ビームス執行役員経営企画室グローバルアライアンス部部長兼コミュニケーションディレクター。大学卒業後、同社に入社。大阪での店舗業務を経て、1年後に本社プレス業務のため上京。約20年PR宣伝を担当し現職に至る。現在は同社初の合弁会社である「株式会社ビーアット」のCEOや国内外の企業、ブランド、人とのコミュニケーションを繋ぐディレクターを担う。その他オンラインサロンとコンサル、ブランディング業務を行う「株式会社社外取締役」の共同代表も務める。ラジオパーソナリティ、大学非常勤講師、司会業、各講演と活動は多岐にわたる。
https://www.instagram.com/hiroshi_doiji/

ABOUT CAR

The GLB

3列7人乗りのSUV。自由度の高いスクエアなフォルムは洗練さと同時に力強さを内包。対話型インフォテインメントシステム「MBUX」をはじめ、最新の安全運転支援システムを全車に標準装備。

関連キーワード

Share on:

RELATED

Drive

Drive

Drive

Drive

Drive

Drive

Drive

Drive

RECENT POST

Drive