
上質で広々とした室内で会話が弾む
ゴルフの魅力のひとつは、大人4人が同じ18のターゲットを目指し、同じ景色、同じ時間を共有できることだ。酒も飲まずにこれだけ長い時間を一緒に過ごし、会話をする機会はゴルフ以外にはあまりない。だから世界の首脳やエグゼクティブは、外交や商談の切り札にゴルフを使うのだろう。
きっと、行きと帰りの車中も4人で快適に過ごせれば、さらに充実した一日になるはずだ。仲良しの4人だったらさらに親密になるし、これから打ち解けたい相手だったら一気に距離を縮められる。 問題は、大人4人でゆったりと寛ぐことができ、同時に4名分のキャディバッグも余裕をもって積むことができるクルマが限られていることだ。
4人で気持ちよくゴルフに行くという望みをかなえてくれるのが、メルセデス・ベンツの新型Vクラス。まずはその上質で広々とした居住空間に圧倒される。もともとスペースに余裕がある2列目シートは、オプションのエクスクルーシブパッケージを選ぶことで、さらにラグジュアリーな空間となる。オットマンやリクライニング、シートベンチレーションはもちろん、疲れを癒やしてくれるリラクゼーション機能まで備わるのだ。インテリアの質感の高さもあわせて、移動の快適さはまさにファーストクラスといえる。

Vクラスはいってみれば瀟洒な移動ラウンジで、「9番ホールの池とバンカーに要注意」とか、「手に入れたばかりの新しいドライバーを試すんだ」などなど、会話も弾む。楽しいラウンドは、行きのVクラスの中からスタートすることになるだろう。
シートアレンジはバリエーション豊かで、たとえば2列目をくるりと反転させて3列目と向かい合わせにすることも可能。また、3列目を取り外して2列目だけのショーファー仕様や、あるいは2列目と3列目をすべて取り外した大容量のラゲッジ仕様など、多彩な使い方ができる。
3列シートの状態だとキャディバッグを立てた状態で4つ並べて置くことが可能で、この場合は3列目シートにシューズなどの荷物を置く。3列目を折り畳めば、キャディバッグを横にして4つ収納できる。パッセンジャーが享受する快適性と、効率よく荷物を積む機能性が、高いレベルでバランスしているのがVクラスの特徴だ。

車寄せで胸を張れる、威風堂々としたデザイン
合理的で使い勝手にすぐれるミニバンというジャンルは、ひとつ弱点があるとすれば生活感がにじみ出てしまうことだろうか。どうしても、“パパが運転するファミリーカー”という雰囲気を醸してしまう。その点、メルセデス・ベンツVクラスは違う。伸びやかで威風堂々とした佇まいが、プレミアムな世界観を表現しているのだ。

Vクラスのデザインにハッとさせられる第一のポイントは、一新されたフロントマスクにある。大型化されたソリッドな形状のエアインテークは、大量の空気をエンジンに送り込むことで生まれるパワフルな走りを予感させる。全車に用意されるオプションのAMGラインを選べば、フロントグリルは1本のルーバーが横方向にビシッと走るダイヤモンドグリルとなり、さらに精悍な表情となる。
もうひとつのポイントは、フロントフェンダー周辺からボディ後部に向かって伸びるショルダーラインの存在。このショルダーラインがつくり出す陰影が、大柄でスクエアな形状のボディにメリハリを与えているのだ。こうした細部におよぶ丁寧なデザイン処理によって、Vクラスはパパのクルマではなく、大人のためのクルマになっている。
ゴルフコースへと向かう際、服装に無頓着な方はいないはずだ。だれもがゴルフ場のドレスコードをふまえて、コーディネイトを考えるだろう。メルセデス・ベンツVクラスの大人っぽい雰囲気は、知恵を絞って選んだウェアのスタイリングをさらに引き立ててくれる。そしてなにより、このエクステリアの存在感が、クラブハウスの車寄せでオーナーのプライドを満たしてくれる。
ドライビングが、プレー前のウォーミングアップになる
メルセデス・ベンツVクラスの美点のひとつに、ドライバーが“運転手さん”にならずに済むという点がある。オーナー自ら積極的にハンドルを握りたくなるドライブフィールのよさを実現できた理由のひとつは、高級車と同じFR(後輪駆動)の駆動方式を採用していることだ。
前輪にトルクが伝わらないFRはハンドルの手応えが自然。さらにエンジンの動力を後輪に伝える長いプロペラシャフトが、加減速のショックやノイズ、振動を吸収する役割を果たしてくれる。Vクラスをドライブしてみると、なぜプレミアムなモデルがFRというレイアウトにこだわっているのかがよくわかる。しかもFRは前輪の切れ角を大きくすることができる。だからVクラスは、大柄なのに取り回しが楽なのだ。

メルセデス・ベンツVクラスが一般道から高速道路まで、どんなステージでも気持ちよく走ることができるのは、優秀なパワートレーンのおかげでもある。2.2リッター直列4気筒ディーゼルエンジンは、大小2つのターボを組み合わせたツインターボエンジンだ。
エンジン回転が低い領域では小さなターボが働き、発進加速から滑らかに車体を押し出してくれるため、都市部のストップ&ゴーの連続をまったく苦にしない。回転が上がると大きなターボが働き、高速道路やワインディング・ロードで胸のすくような加速が味わえる。ショックを伝えずに変速する7速ATも、上質なドライブフィールに一役買っている。
乗り心地のよさとハンドリングが両立しているのは、メルセデス・ベンツの各モデルに搭載されて高い評価を得ている「AGILITY CONTROLサスペンション」のお手柄だ。背の高い大柄なボディでありながら、コーナーを曲がるときのロール(ボディの横傾き)は最小限に抑えられ、加えてしっとりとした、しなやかな乗り心地に身をまかせることができる。
気持ちよくアクセルを踏みながら、自信を持ってハンドルを操作することができるから、ゴルフ場が近づくにつれてドライバーのテンションもアガる。このクルマをドライブしてゴルフに行くということは、五感が心地よく刺激されるので、結果としてプレー前のウォーミングアップにもなりそうだ。

先進のテクノロジーが、クオリティの高い一日を約束する
プレーを終えてから家に帰るまでがゴルフだ。 メルセデス・ベンツVクラスは、プレーヤーが安全かつ快適に、長距離を走るための装備を満載している。自動ブレーキや、先行車と適切な車間距離を保ちながら追従するクルーズコントロールなどももちろん備わるが、ここで注目したいのは標準装備となったアダプティブハイビームアシスト・プラスだ。

この装備は、可能な限りハイビームで周囲を照らし、視界を最大限に確保する。対向車や先行車を認識すると自動で照射範囲を制限するから、相手にまぶしい思いをさせる心配はない。日が暮れてからの帰路や、土地勘のない宿泊先付近の夜道など、この装備のありがたみをふと実感するシーンが意外と多いことにきっと最初は驚くだろう。

ほかにも、ドライバーのコンディションをチェックして集中力が低下したと判断すると警告してくれるアテンションアシストや、横風を受けると自動でブレーキが作動して車体の安定を保つクロスウインドアシストなど、ドライバーに寄り添う機能が数多く標準で装備されるから、安心して遠くへ行くことができる。
ラウンドによる疲労から集中力を欠き、渋滞での急ブレーキなど、人間だれしもハッとする場面はあるだろう。そんなとき、メルセデス・ベンツVクラスの充実した安全・運転支援装置は、大きな安心感を与えてくれる。ゴルフに行くことはどんなクルマでもできるけれど、快適で安全なVクラスはよりクオリティの高い一日を提供してくれる。

ドライバーがファン・トゥ・ドライブを感じ、パッセンジャーたちはラグジュアリーなもてなしを享受する。合理的に荷物を積載し、先進の安全性能がロングドライブをサポートする。このクルマは、人や荷物を快適かつ安全に遠くまで連れて行くという、クルマに求められる本質的な能力にこだわっている。
ゴルフ場に到着した4人は、身も心もフレッシュで、気分よくプレーをスタートできる喜びを噛み締める。そして、帰宅して仲間との一日を振り返るとき、やはりゴルフへ行くためのクルマにはこだわるべきだということを改めて感じるのだ。メルセデス・ベンツの新型Vクラスは、見た目の派手さや豪華さではなく、物事の本質を知る大人が選ぶクルマだから。
メルセデス・ベンツ コレクションやお好きなドライバーが当たるプレゼントキャンペーン実施中!!
Mercedes-Benz V 220 d AVANGARDE long
メーカー希望小売価格:7,640,000円(税込)
• ボディサイズ | 全長5150 mm × 全幅1930 mm × 全高1930 mm
• ホイールベース | 3200 mm
• エンジン | クリーンディーゼル、直列4気筒DOHCツインターボ
• 排気量|2142 cc
• 最高出力 | 163 ps (120 kw) / 3800 rpm
• 最大トルク | 380 N・m (38,7 kgm) / 1400-24000rpm
本記事は、ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)が運営するウェブサイトBRUDERに掲載されています。