ツアー通算2勝目が期待されるメルセデス・サポート選手
PROFILE
松森 彩夏/Ayaka Matsumori

1994年生まれ。スターツ所属。祖父の影響で4歳からゴルフをはじめて2013年のプロテストを一発合格。翌年の「ファイナルクォリファイングトーナメント」でツアー出場権を獲得。2015年レギュラーツアーデビュー戦「フジサンケイレディスクラシック」でいきなり優勝争いをして注目を集める。同年、「全米女子オープン選手権」へ出場。プロ4年目の2016年「富士通レディース」にてツアー初優勝する。
ラウンド前の調整に効果あり。松森彩夏プロ直伝のレッスンメニュー
松森彩夏プロ直伝練習メニュー
①肩甲骨ストレッチ
②ペットボトルスイングチェック
③ステップ打ち

松森プロが普段実践しているメニューの中から、ラウンド前の調整にオススメの練習法3種類をレクチャー。
ラウンド直前に必ず行うルーティーンストレッチ
①肩甲骨ストレッチ
「まずは、アイアンまたはドライバーを使った、肩甲骨の可動域を広げるストレッチを紹介します。足を肩幅より大きく開いて、背筋をのばして息を吐きながらゆっくり左右に旋回。体幹を感じながらクラブを軸に、左右20回ずつ行います。回した際に肩が地面と垂直になるイメージをもちましょう。
定番ですが、身体をうまく使うために重要な練習法なので、わたしはラウンド前に必ず実践しています。ポイントは、なるべく大きく身体を旋回させること。肩と背中がリラックスして、力が抜けた良いスイングにつながります!」
負荷をかけたバックスイングで、手打ちを予防!
②ペットボトルスイングチェック

「練習場でのセルフレッスンに取り入れているのが、ペットボトルを使ったスイングチェックです。クラブはアイアンを使います。ボールを置き、クラブヘッドの反対側に水が入ったペットボトルをセット。そのままゆっくりバックスイングをして、ボールを打ちます。
重要なのは、手で上げずに腰から押し上げる意識を持ってバックスイングすること。手だけで上げがちなバックスイングを、ペットボトルで負荷を与えることにより、身体全体でクラブヘッドを感じるので手打ち防止につながります。打つのはボールなので、ペットボトルはあくまで重りとして転がる程度で大丈夫です。手と身体が一体化することをイメージして行いましょう!
ゲームやコースマネージメントがメインのラウンドとは違って、練習場はスイングチェックができる絶好の機会。私は手打ちになっていて、腰が回っていなかったり、体幹が使えていないと感じる時にこの練習を行っています」
リズムを刻んでしなやかなスイング!
③ステップ打ち
「プレー前にストレッチや練習を熱心にやったのに、最初のティーショットがミスショット……なんて経験ありませんか? 止まった状態から急に大きく動き出すと、なかなか身体は言うことを聞いてくれません。そこで、歩きながら始動する『ステップ打ち』 がオススメです。ティーグラウンドで足踏みをして、そのままアドレス。リズムを感じ、流れるように全身を使うことを意識します。特にラウンド時の力みがちな最初のティーショットの前に行うと効果抜群です!」
「ラウンド」と「練習」は全く別物、と意識を変えるのが重要

レッスン終了後、松森選手に読者へのアドバイスと今後の抱負を伺った。
「練習場での最大のポイントはスイングチェックができることですね。改めて基礎を見直すことは本当に重要です。わたしの場合は、練習場では自分の課題を認識して、いろいろと考えながら打っています。逆にラウンドでは、ワンプレーに集中して目の前の一打を大切にしています。ラウンドの前日に練習をする人は、意識するポイントをひとつだけ見つけて、翌日に生かすのが良いと思います!
今シーズンは無観客試合が続いていますが、今までギャラリーの応援が力に繋がっていたのだと改めて感じました。厳しい状況の中で、試合を開催してくださる方や応援してくださる皆さんへの感謝の気持ちとして、2勝目をあげたいです!」

しなやかでパワフルなプレースタイルが印象的な松森選手。さらなる活躍を期待したい。
SPOT INFORMATION
フナボリゴルフ/funabori golf

本日のセルフレッスン場所は東京都江戸川区にある「フナボリゴルフ」。新宿駅から電車で21分、200台収容の駐車場も完備。全72打席、2層、220ヤード。
ADRESS 東京都江戸川区船堀1-1-38
TEL 03-3867-0562
営業時間 9:00〜20:45
http://www.funaborigolf.biz-web.jp