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写真家・鈴木親、新型GLAとワンナイトドライブ

photo: Chikashi Suzuki
words: Kohei Kawakami

direction: Hajime Sasa(Roaster),
Arata Kobayashi(Roaster)

メルセデスの最新SUVであるGLA、GLBとフォトグラファー4人とのフォトシューティング企画。今回は、1990年代より雑誌やファッション・フォトの最前線で活躍を続ける写真家・鈴木親さんが登場。日本を代表する写真家が、映画のワンシーンのように夜の新宿・渋谷を美しく走るGLAをカメラで捉えた。

映画の世界“TOKYO”にそのまま飛び込むことのできるGLA

PROFILE

鈴木親/Chikashi Suzuki

鈴木親/Chikashi Suzuki

photo : Yui Fujii(Roaster)

1972年千葉県生まれ。大学卒業後、1998年に渡仏。雑誌『Purple』にてキャリアをスタートさせる。以来、アート・ファッション・ストリートなどのジャンルを超えたオリジナリティ溢れる作品で、インターナショナルに活動を続ける。現在もハイブランドの広告や雑誌のファッション撮影などを数多く手掛ける、日本を代表する写真家のひとり。

今回の撮影テーマについて

今回の撮影テーマについて

photo : Yui Fujii(Roaster)

海外と日本、型にはまらない独自のスタイルで作品を世に送り出している鈴木さん。撮影前の打ち合わせでは、「GLAをどんな風に撮ろうか考えた時に、僕のなかで一番最初に思い浮かんだのが、映画のワンシーンのようにストーリー性のある写真を撮りたいということでした。イメージは、映画『ロスト・イン・トランスレーション』で写し出された、夜の東京のドライブシーン。実は当時、縁あって撮影現場に遊びに行ったこともあるんです。外国人から見た“TOKYO”の姿が印象的なあの作品の世界観とGLAは合う気がするんですよね」と語っていた。

GLAは人にとって心地よい未来のカタチ

撮影風景
撮影風景
撮影風景
撮影風景

撮影が始まり、実際にGLAを目の前にした鈴木さん。「最近のクルマの進化は凄まじいものがある、と改めて思いました。流線型のデザインや車内の大型液晶ディスプレイなど、このクルマはまさに最先端。未来を感じます(笑)。それでいて走行中の乗り心地やシートの上質な質感などは、メルセデスらしさをきちんと踏襲していてとても安心感がありますね。僕は、最先端のなかに“アナログ”が混じっているモノが人間にとって一番使い勝手が良いものだと思っています。どんなに性能が良くても、やはり質感や人の手の温もりを感じることは、大切だと思うんです。その点GLAは、人間にとって“心地よい未来のカタチ”になっていると思いましたね。カメラなんか、最先端を突き詰めたらシャッターやレンズがなくなってペラペラになってしまうかも(笑)。シャッターを指で押した時の気持ち良さなど、何かしらアナログな部分がある方が使っていて心地よいと思うんです」

“TOKYO”の魅力を再確認させてくれるGLA

撮影風景
撮影風景
撮影風景

撮影中、鈴木さんは東京の街の面白さについて語っていた。「普段、街での撮影は、新宿や渋谷が多いです。僕は海外での活動が長かったのですが、日本人が気付いていない東京の良さって確実にあると思うんです。東京の街が登場する海外の映画ってかなりありますよね。事実、日本人の写真家が憧れる海外の巨匠や映画監督からは、東京で撮影したいという声を多く耳にします。いま僕が撮影しているこの街を、映画や撮影のセットとして組んでも、世界観まで忠実に再現するのは恐らく無理でしょう。だからこそ、こうして実際に東京の街で写真を撮ることができて楽しい。そして、GLAはそこに違和感なく溶け込んでいる。街が持つポテンシャルなのか、GLAの持つオーラなのでしょうか……このクルマに乗りながら街を眺めていたら、改めてそんなことを思わせてくれました」

流線型のデザインが写し出す、GLAの多様な表情

撮影風景
撮影風景
撮影風景

ワンナイトドライブというシチュエーションで撮影を続ける鈴木さん。都庁からはじまり、歌舞伎町、そして渋谷のセンター街へと向かう。被写体として、GLAは一体どのように写っているのだろうか。「クルマのキャラクターを構成する上でボディラインやエッジがあると思うのですが、変に悪目立ちしているように見えるクルマもありますよね。それに比べてGLAのデザインは、流れるような柔らかいシルエットが印象的です。街の光が車体に写る様子が、とても美しい。写真に収めることで、いくつもの絵のように見えます。まるで万華鏡のように表情豊かなクルマの個性を感じました。これは面白い発見ですね。設計したデザイナーには感心させられます」

クルマを見る目を変えてくれたGLA

撮影後、鈴木さんに今回の撮影を振り返っていただいた。「クルマを撮るのは正直難しかったですね。でも、久しぶりにチャレンジングな撮影ができて楽しかったです。GLAに関しては、音声で操作ができる最新のハイテク技術(MBUX)にも驚きましたが、それ以上に、クルマのデザインやディテールの面白さにあらためて気づけたのは大きな収穫でした。これからクルマを見る目が変わりますね。GLAと夜の東京の街は、やはり親和性がありました。もしチャンスがあれば、このクルマで僕が好きな岐阜や三重の山に行ってみたいです。今回とはまた違った表情を見せてくれると思います」

撮影風景

photo : Yui Fujii(Roaster)

ABOUT CAR

GLA 200 d 4MATIC

初代GLAは2013年フランクフルトモーターショーで世界初公開。翌、2014年に北米で販売がスタート。Aクラス(W176型)をベースに開発され、全長・全幅・全高いずれも拡大した。2019年に初のフルモデルチェンジを受け現行型へ。なお、2代目GLAの国内導入は2020年の本年度から。周囲の状況に応じて自動加減速とステアリングアシストを行なう「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック&アクティブステアリングアシスト」をはじめ、Sクラスと同等の安全装備を備え、全モデルに液晶メーターとナビ画面がシームレスにつながるワイドディスプレイが標準装備されている。

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