写真と同じようにコミュニケーションを取れるのがGLB
PROFILE
保井崇志/Takashi Yasui

photo : Cana Matsumoto
1980年大阪生まれ。2010年に趣味で写真をはじめる。以来自身のInstagramに投稿していた、美しい日本の風景写真が海外メディアで紹介されたことをきっかけに、人気が急上昇。2015年にはフリーランスフォトグラファーに転身。独学で体得した、被写体を艶やかに捉える写真は多くの共感を得ており、Instagramのフォロワー数は、現在22万人を超えている。SNS時代を代表する写真家のひとり。
今回の撮影テーマについて

photo : Cana Matsumoto
Instagramを通じて、多数の企業案件やアーティストの撮影を手掛けている保井さんだが、ライフワークと言ってもいいほど撮り続けているのが“日本の美”だ。なかでも神社仏閣の写真は国内のみならず海外からの評価も高い。今回の撮影場所を選定するときも保井さんは「日本ならではの風景は絶対に撮影したいですね……GLBというクルマの高い走行性や走破性といった特徴から考えると郊外へのロングドライブがしたいです。目的地は、風光明媚な箱根にしましょう!」と意気込んだ。
対話することで完成する、保井さんの写真とGLB



今回訪れた箱根には、史跡や名所が数多く点在する。撮影スポットを巡りながら、実際にステアリングを握った保井さん。運転してみての率直な感想は、いかがなものか。「GLBは、スクエア型のフォルムが大きくて立派な一方、目線が高いおかげで取り回しが楽。けっこう小回りが効きますね! 対話型インフォテインメントシステム『MBUX』もすごく面白いです。『ハイ、メルセデス』と話しかけると、目的地や車内の空調、雑談まで答えてくれるなんて! なんだかクルマに愛着が湧きますね。僕が撮る写真も同じで、作品をInstagramで発信すると、いつもフォロワーから何かしらの反応が返ってきます。だから、僕にとって写真を撮ることは、対話をしている感覚なんです。レスポンスの形は異なりますが、写真を撮るのもGLBを運転するのも、等しく楽しいです」
富士屋ホテルとGLB。両者に共通する“伝統”という価値




今回の一番の目的である、日本を代表するクラシックホテル「富士屋ホテル」に到着した保井さん。ここまでの道中は、整備されているとはいえ、勾配があり道幅も広くはない。それでもGLBの走りは常に安定しており、キャビンは快適に保たれていた。「エンジン音が静かで、道中も快適でした。何より嬉しいことは、ずっと撮影してみたかった富士屋ホテルに、リニューアルしたこのタイミングで来れたことです(※富士屋ホテルは、約2年の耐震改修工事を終え、2020年7月15日よりグランドオープン)。やはり、建物の造りや存在感は素晴らしいですね。荘厳な雰囲気を感じます。撮影をするのが、なんだか緊張します。ひとつ感じたのが、140年もの歴史ある空間から最新のクルマであるGLBの車内へ戻ってきても違和感がなかったんです。このシームレスな感じは、メルセデスも130年以上の歴史があるからなのでしょうか。伝統ある両者の、居心地の良さや佇まいにはどこか共通なものを感じますね」
SPOT INFORMATION
富士屋ホテル/Fujiya Hotel

ADDRESS 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
https://www.fujiyahotel.jp/
TEL 0460-82-2211(受付時間 9:00~20:00)
営業時間 チェックイン15:00/チェックアウト11:00
定休日 無休
駐車場 あり
東京からちょうど良い距離感。GLBでのドライブと箱根の相性とは



箱根周辺のビュースポットはすべて東京から約100㎞圏内にある。この距離感がちょうど良いと言う保井さん。「都内から遠くもなく至近でもない距離の、箱根へのドライブは、ふとクルマを走らせるのにはピッタリではないでしょうか。富士屋ホテルや箱根神社、温泉街などの美しい建築物たち、さらに芦ノ湖や仙石原、大涌谷などの自然風景まで、やはり箱根は日本ならではの美しさが詰まっていて、大好きです。ロングドライブを楽しむには最適なスポットでした。箱根の山々の紅葉した姿や雪景色など、クルマと四季の風景をあわせた撮影なんかもいいですね。想像が膨らみます」
SPOT INFORMATION
箱根神社/Hakone Shrine

ADDRESS 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80−1
http://hakonejinja.or.jp/
TEL 0460-83-7123
参拝時間 参拝自由(駐車場7:00〜17:00)
定休日 なし
駐車場 あり(200台)
ふと旅に出かけたくなる。僕が求める理想のカタチ
2020年、メルセデスが新たに提案するGLBは、SUVラインナップのひとつ。コンパクトなサイズでありながら3列7人乗車を可能とし、ロングドライブやショートトリップにも適している。そんな最新SUVで出掛けた今回のフォトシューティング。保井さんの目にGLBはどう映ったのだろうか。撮影後、保井さんに感想を伺った。

photo : Cana Matsumoto
「GLBの車内環境は、お世辞抜きに居心地が良かったです。運転そのものが好きなので、このクルマがあれば、ふと思い立ったら、いつでもどこへでも出掛けることができる。それに加えて、走る場所や道を選ばないところも良いですよね。今回向かった箱根や郊外のエリアはもちろん、都内でも便利に乗れるSUVだと思います。サイズ感、静粛性や佇まいも含めて僕が求める理想形に近いと思います。試乗のつもりが、ついつい自宅まで運転してしまいました(笑)。チャンスがあれば長旅でも運転してみたいです。そうだ、京都へ行きたいかも!(笑)」
ABOUT CAR
GLB 200 d 4MATIC
最大の特徴は、日本の道路事情にあったコンパクトな車体に3列7人乗りを実現したパッケージ。加えて自由度の高い室内レイアウト。2ℓディーゼルターボエンジンと、2ℓターボエンジン(ガソリン)に四輪駆動システムの4MATICを組み合わせた2つのラインナップを展開。上級グレードのSクラスと同等の安全装備を備え、液晶メーターとナビ画面がつながるワイドディスプレイが全車に標準装備されている。