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My Place Mercedes me vol.2

料理家・真藤舞衣子さん流、クルマという“器”の楽しみ方

Photo : Ryo Kawanishi
Words : Yusuke Osumi

日々、クルマにたくさんの荷物を載せて移動している真藤舞衣子さんの愛車はBクラス。選んだ理由やお気に入りの場所について伺った。

料理を作るだけでなくスタイリングも自ら手掛けることも少なくないという真藤さん。料理家としてテレビや雑誌に登場するだけでなく、料理教室の主宰、店舗プロデュース、レシピ開発なども行い、様々な角度から食と向き合っている彼女にとって、クルマは欠かせない存在だ。

「食材、器、カトラリー、それらを載せる天板、クーラーボックスなど。毎日のように多くの荷物を運ばなくちゃならないですし、山梨と東京の2拠点で活動しているので、山梨でたくさんの野菜を買ってから東京に行くこともたびたび。だから、移動はクルマがほとんどです。そのため、積載量がクルマを選ぶ第一条件でした。Bクラスは、コンパクトなのにテールゲートが大きく開いて荷物の出し入れがしやすいですし、後席を倒せば十分な容量になります。めいっぱいに積まれた状態は、何もないところからは想像もつかないほどですよ(笑)。それと、たまにラゲッジの縁に腰を掛けて、即席のカフェみたいに友達とお茶やコーヒーを飲むこともありますね」

聞けば、およそ3年前に運転免許を取得した後は軽自動車に乗っていたそうだが、一度、事故に遭ってしまい「とにかく安心感のあるクルマが欲しかった」というのがBクラス購入に決めた大きな理由だった。

「はじめはたくさん荷物が積めるステーションワゴンを検討しましたが、まだクルマの運転は完璧ではないし、ある程度はボディが小さい方がよかったんです。私にとってBクラスは、そういう点も含めてとてもバランスの良いクルマ。それにオプションのレーダーセーフティパッケージをつけたおかげで、守られている実感もありますね」

今回、真藤さんがクルマで訪れたいお気に入りのスポットとして紹介してくれたのは、東京・世田谷、上町の住宅地にある工芸喜頓。店主の石原文子さんが岡山、広島、島根、愛知、三重、兵庫、熊本、大分、沖縄といった日本の各地や海外に直接赴き買いつけた器を販売している。古い木材を使った什器、そこに美しく並べられた器たちが織り成す温もりのある空間は居心地がよく、器を眺めながら思わず長居してしまいそうだ。工芸喜頓で取り扱われているものが、真藤さんの著書に登場することもしばしばある。

「仕事柄、あらゆるTPO、料理に合わせられるよう、色々なバリエーションの器を集めていて、器屋さんには頻繁に行くんです。なかでも工芸喜頓は世界観が好きで、お気に入りのお店のひとつ。自分のフィーリングに合うものばかりが置いてあって、訪れる度に何か買ってしまうんですよね。近くに広い駐車場があるので、クルマで行きやすいのも嬉しいところ」

クルマも器も、使う人がいてこそ、魅力が発揮される。真藤さんは器から様々な世界を創造し、それと同じように、Bクラスを最大限に活かし、料理家ならではのカーライフを楽しんでいる。小型だったとしても可能性はいかようにも広げられる。真藤さんはそんなことを教えてくれた。

Spot information

工芸喜頓
http://www.kogei-keaton.com/
http://www.hibinokurashi.com/
(オンラインショップ)

ADDRESS 東京都世田谷区世田谷1-48-10
TEL  03-6805-3737
ACCESS 東急世田谷線「上町駅」より徒歩5分、バス「桜小学校 停留所」より徒歩2分

営業時間 13:00~18:00(水曜〜土曜日)
定休日 日、月、火曜日、祝日
駐車場 なし

PROFILE

真藤舞衣子 / Maiko Shindo

真藤舞衣子

料理家。会社勤務後1年間、京都の禅寺にて茶道生活や畑作業、土木作業をしながら生活をする。その後フランスに留学。東京の菓子店での勤務を経て、東京・赤坂にカフェ『my‐an』を開店。山梨に移住後、2014年、山梨にて『Sustainable table “my-an” YAMANASHI』をオープン。近著に『おいしい発酵食生活』(講談社刊)、『煮もの炊きもの』『No knead bread ボウルひとつで作れるこねないパン』(ともに主婦と生活社刊)がある。YBS山梨放送「てててTV」金曜日レギュラーコメンテーターとしても活躍中。

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