

新型Cクラスの魅力を思う存分体感していただくため試乗はロングコースをチョイス。
朝9:30 東京都内(六本木)を出発。首都高から東名高速道路に入り一路箱根方面を目指します。小田原厚木道路の小田原西ICを下車してターンパイク箱根へ。
富士山の絶景を眺めながらのロングドライブによって、新型Cクラスのドライビングフィールを体感いただきました。
詳しくはレポートをご覧ください。



ディーラーでの試乗は時間も限られており、また渋滞の際には車の良さを感じる前に試乗が終わってしまうこともあり、試乗会当選の連絡を頂いた時には、長時間の試乗が出来ると聞いて嬉しくなりました。試乗の日は仕事があったのですが、新型Cクラスの走りの良さに注目して、ぜひ試乗したいと思っていました。


現車は既に見ていたので、動いている車を見てみたいと思いました。トランクの自動開閉であるハンズフリーアクセスや自動開閉トランクリッドの実演をしていただき、荷物の多い状態や雨で傘をさしている時の快適性を感じることができました。


知らない方との同乗ですので、スタート時は、多少の緊張はありました。しかし、Cクラス(W204)に乗っているので走り出せば直ぐに新型Cクラス(W205)にも慣れるとも思っていました。
ランフラットタイヤが標準装備の他メーカーの車に乗ってガッカリしたこともあるので、新型Cクラス(W205)の足回り、特にエアサスペンションの出来にはすごく期待しておりました。ただ、ランフラットタイヤの欠点分とのトータルではどうなのだろうと思っていました。ところが今回の試乗車(C200 AVANTGARDE AMG LINE)で走り出すと、ランフラットタイヤ自身も改善されているのでしょうが、ランフラットタイヤの欠点を大方打ち消すようなエアサスペンションの良さを実際に感じることができ、さらに、道路条件やドライビング環境の違いにも、モードの切り替えによって、ほぼあらゆる条件下でドライビングを楽しめることわかったのは意外でした。
もう一台の新型Cクラス(C180 AVANTGARDE)は、コンベンショナルなマルチリンクのサスペンションでした。エアサスペンションよりちょっと劣りますが差は小さいです。
また、渋滞時や流れが良くなったり悪くなったりする中での「ディストロニック・プラス」の性能の良さを痛感しました。前車がスピードを落とした際の減速には感心しました。
今回の試乗コースとなった東名高速道路は渋滞が激しすぎる訳でもなく、「ディストロニック・プラス」の性能を試すのに適度な流れがあり、良かったです。
ターンパイクは、動力性能の評価に適していたと思います。


「メルセデスの本気。」を充分に堪能することができました。Cクラスは自然なFR車のフィールで安心しました。 走り、内装・外装ともに格段にアップさせた新型Cクラス(W205)という車作りを間近で体験して、メルセデスの底力に感心しました。



当選の連絡をメールで受けた時には大変感激して、心の中でガッツポーズをしていました。さらに試乗当日のを想像し、テンションが上がりまくりました。とりあえず、予習のためにCクラスを特集した雑誌を2冊「The Mercedes-Benz C-Class CAR GRAPHIC BOOK」「モーターファン別冊Mercedes-Benz C-Class のすべて」購入し、熟読しました。
更に、馴染みのディーラーにて短時間の試乗を敢行、試乗会当日にチェックしたいポイント ①遂にC-Classにも全面採用となったランフラットタイヤの乗り心地 ②C180の1.6Lターボエンジンのパワー感 ③W204と比較したボディの取り回し ④Cクラス(W204)及びライバル車と比較した際のバリュー感などを確認しました。


車両説明を受けて、アルミを多用したボディ構成と、接着剤とリベットを使用した新しい製法、ストラットからマルチリンクに進化した、新設計のフロントサスペンション、これまでのCクラス(W204)よりも進歩し、さらに自動運転に近づいたと思われるレーダーセーフティパッケージなどの理解を深めることができました。
実際に試乗車をみて、内外装ともに“端正”なイメージの強かったこれまでのCクラス(W204)とは対照的に、躍動感やダイナミックさを感じさせるフロントからドアサイドにかけて部分と、 “ふくよか”でボリュームのあるCピラーからリヤ周りに向けてのデザインは、スポーティでありながら高級感があると感じました。また、実際のサイズアップより更に大きくなった印象で、あたかも車格がワンランク上がったかのように思えました。なお、写真では違いをあまり感じなかったAMG LINEは、ノーマルのAVANTGARDEと並べて見比べれば、違いは大きく確実にカッコ良く見えました。


新型Cクラス(W205)は、ワンランク上がったと思える車内の静粛性と、Sクラスのインテリアを彷彿とさせる全く新しいデザイン、その精緻さ・上質さ、そして度々感じるボディ剛性の向上により、“Cクラス史上最高”と言われたこれまでのCクラス(W204)を確実に凌駕した事を、今回の試乗で強く感じました。
最初に運転したC180のターボエンジンは、走行モードで「SPORTS」や「SPORTS+」を選択すれば、排気量が1.6Lであることを全く感じさせず、その加速力とトルクは、日常使いでは充分すぎるものでした。さらにW204と比べて、アクセルを踏んだ際のリニアな加速、パドルシフト操作時にタイムラグ無くすばやく変速するようになった事は、7G-TRONICトランスミッションの明確な改良が感じられました。
一般的に言われてきた、ランフラットタイヤのデメリットである乗り心地の悪化をほとんど感じさせなかったのは、新設計のサスペンションの出来の良さとランフラットタイヤ自体の進化のせいでしょうか。
今回より、全車に標準採用された電動パワーステアリングには、電動特有の違和感がなく、箱根山中のタイトなワインディング道路でも、イメージどおりに反応してくれました。また、最小回転半径は、これまでのCクラスと同じ5.1mだったため、駐車場での取り回しの際にも、車体のサイズアップをあまり感じさせませんでした。(※W204と比較)

クルーズコントロール作動中に、100kmの高速走行から20kmの料金所ETC通過までの減速を、全くブレーキペダルを踏む事なく完全に自動運転でやってのける「ディストロニック・プラス」に驚きを隠せませんでした。
また、斜め後方の車両に対し、ドアミラー内のインジケーターと車内警告音で注意を喚起する「アクティブ ブラインドスポット アシスト」や、車線を越えるとステアリングを振動させる「アクティブ レーンキーピング アシスト」は試乗中に実際に体験することができ、ドライバーの疲労軽減と安全運転に寄与するデバイスが、どんどん身近なものになってきた事が実感できました。
パッケージオプションの中でメリットを感じたのが、ヘッドアップディスプレイ(HUD)とトランク自動開閉機能です。HUDは、スピードやその他のドライバーズインフォメーションが、フロントガラスに鮮明に映し出されるため、視線移動してメーター類を見る回数が減り、安全で便利なものだと感じました。また、トランク自動開閉機能は、高級ワゴン車にはありがちですがセダンでは目新しく、実用的で尚且つ高級感を感じさせるポイントの高い装備が、またひとつCクラスに加わったなと思いました。
もはや試乗の定番となっている、東名高速道路・厚木小田原道路・ターンパイク・西湘バイパスは、私にとって試乗の聖地です。この試乗の聖地で新型新型Cクラスのテストドライブを体験させていただいた、メルセデス・ベンツ日本スタッフの皆様に大感謝です。当日は、渋滞箇所も比較的少なく気持ちの良い走りができました。また、試乗の最終目的地であるターンパイク自体は、結構な山坂道なので、クルマの実力が問われますが、この点でも新型Cクラスは期待に違わず素晴らしい走りを見せてくれました。天気も快晴、箱根の山並みも美しく最高のドライブ日和でした。


日頃ディーラーさんでの、短時間の試乗とは全く異なる長時間の試乗で、新型Cクラスの技術的な特徴や走りの良さをしっかりと体感する事ができ、大変有意義な経験をさせていただいた事に感謝しています。新型Cクラス の進化を目の当たりにし、メルセデスのクルマ作りにゴールは無いのだなと感じました。
新型クラスの完成度は非常に高く、気になる車両価格も据え置きに近い事から、そのバリューは素晴らしく販売面における成功が約束されたクルマだと評価しました。
メルセデス・ベンツというブランドイメージは、これまでSクラス及びEクラスを通じて築き上げてきた「高級」「伝統的」といったイメージが、根強く残っていたと思う反面、最近のメルセデス・ベンツ日本が取り組んでいる メルセデス・ベンツ コネクションやメルセデス meなどの、クルマ以外の様々な情報発信によるブランドイメージの構築と、購入者層の若返りために、Aクラス、Bクラス、CLA、GLAなどコンパクトセグメントと、その派生車を矢継ぎ早に投入した商品拡充策が、人々のメルセデス・ベンツに対する意識を、所謂“ベンツ”から“メルセデス”に徐々に変えて行く事に成功してきたと思います。
今回のイベントも、クルマ好きの一般人の試乗レポートをWeb上で公開するという試みが、メルセデスを身近に感じる事ができる、良い企画と感じました。私としても、上記の取り組みにより抱いていた良好なイメージが、更にUPしたと言えます。

