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世界初のAMG専売拠点でアンベールされたメルセデス AMG GT 4ドアクーペ

photo: Toshitaka Horiba
words: Masanori Yamada

Mercedes-AMG独自開発モデル第3弾がいよいよそのベールを脱いだ。その発表会の模様と開発に携わったMercedes-AMG担当者の声をお届けする。

Mercedes-AMGが提示する“スーパースポーツ4ドアクーペ”

AMG 東京世田谷

サーキットイベントなど、様々なカスタマーエクスペリエンスの機会を提供しているメルセデス・ベンツ。2年ほど前にオープンしたAMG 東京世田谷もまた、そうした活動の一環に含まれるだろう。万全の体制が整えられた世界初のメルセデスAMG専売拠点は、Mercedes-AMGを購入するという特別な体験を届ける存在だからだ。

上野金太郎

東京オートサロンで特別展示されたメルセデス AMG GT 4ドアクーペの正式な発表会が、その特別な場所で行われた。Mercedes-AMG独自開発モデルの第3弾となるメルセデス AMG GT 4ドアクーペの特徴は、既報のとおりパフォーマンス、快適性、ユーティリティを高次元で融合させた4ドアリアルスポーツカーという点にあるが、メルセデス・ベンツ日本 代表取締役社長の上野金太郎も「刺激的な走りと優れた実用性との両立は、お客様に新しい価値を提供することになる」と、サーキットを含む自身の試乗経験をふまえて力強くスピーチ。2018年の国内販売が7606台を数え、前年比+6.3%の成長を遂げたMercedes-AMGにとって、「メルセデス AMG GT 4ドアクーペはブランドを体現する象徴的なモデル」であるという。

メルセデス AMG GT 4ドアクーペ

メルセデス・ベンツのデザインフィロソフィー<Sensual Purity=官能的純粋>に則ったファストバックスタイルのエクステリアには、クーペの美しさとスポーツカーの力強さが共存。逞しいAMGオリジナルグリルとボンネットのパワードームが、見る者に“究極のハイパフォーマンス”を訴える。

メルセデス AMG GT 4ドアクーペ

一方、多種多様な仕様を選択することができるインテリアは快適の極み。後席もゆとりある空間が確保されており、ロングドライブも苦にしない。

メルセデス AMG GT 63 S 4MATIC+

メルセデス AMG GT 63 S 4MATIC+は現時点でのAMGファミリー最強のスペックとなる、639PS/900N・mの4.0ℓV8ツインターボエンジンを搭載。0-100㎞/h加速3.2秒、最高時速315㎞/hのパフォーマンスを実現している。

メルセデス AMG GT 63 S 4MATIC+

メルセデス AMG GT 63 S 4MATIC+とメルセデスAMG GT 43 4MATIC+が搭載するパワーユニットは、48V電気システムを活用した3.0ℓ直列6気筒直噴ターボ+ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)。スペックはメルセデス AMG GT 53が435PS/520N・m、メルセデスAMG GT 43が367PS/500N・mを誇る。

メルセデス AMG GT 63 S 4MATIC+

手動による角度調整が可能なアジャスタブルリアウイングスポイラーがひときわ目を惹く
メルセデス AMG GT 63 S 4MATIC+ Edition1は、内外装の各所に専用パーツを装着した特別仕様車。ボディカラーはダイヤモンドホワイト(写真)とグラファイトグレーが用意される。

初発表の限定車、メルセデス AMG GT R PRO

メルセデス AMG GT R PRO

メルセデス AMG GT Rをベースにエアロダイナミクスを考慮したカーボンファイバー製パーツや調整式サスペンションを装備することで、サーキット走行にフォーカスしたメルセデス AMG GT R PRO(写真)がローンチされた会場では、GT クーペ/ロードスターのアップデートもアナウンスされた。

メルセデス AMG GT R PRO

エクステリアでは、アロー形状のポジショニングライト&ウインカーに3つのリフレクターを備えたLEDハイパフォーマンスヘッドライトに刷新。TFT液晶ディスプレイを用いたコックピットディスプレイ、同じくTFT液晶ボタンを配したメルセデス AMG GT 4ドアクーペ共通のセンターコンソールが新鮮なインテリアでは、ステアリングホイールから手を離さず走行モードやトラクションコントロールの変更が行える、AMGパフォーマンスステアリングの採用が目新しい。

AMG 東京世田谷

レースを出自とするMercedes-AMGの活躍は、国内屈指の観客動員数を誇るSUPER GTでもおなじみ。会場のAMG 東京世田谷では、2017年にSUPER GT 300クラスでチームタイトルを獲得したグッドスマイルレーシングの初音ミク AMGと、スーパー耐久シリーズに参戦するエンドレス スポーツのメルセデス AMG GT 4の展示も行われた。

実践的な開発から生まれる最高のスポーツカー

サイモン・トムス

「メインビジュアルにレーストラック(サーキット)を取り入れているのは、メルセデス AMG GTは、ステアリングを握ればレーストラックにいるような気分になれるし、レーストラックを本気で走ることのできるクルマに仕上がっているからです」

笑いを交えながらそう話すのは、この日のためにドイツ本社から来日し、GT 4ドアクーペの商品解説を行ったMercedes-AMG AMGスポーツカー 商品企画統括のサイモン・トムス。メルセデスAMG GTをベースにしている部分はあるものの、第一級のドライビング性能と日常性を両立させる開発には、そのプロセスにおいて様々な議論や課題があったという。

「ドライビングダイナミクスでいちばん重要となるボディについては、開発に3年半ほど費やしました。アルミ、高張力鋼板、カーボンファイバー、さらにブレース(補強材)を適材適所に組み合わせることで、目標とする強靭性と軽さを実現できました。GT Rに使われているAMGリア・アクスルステアリングを、4ドア(63 S)に落とし込む作業は思った以上に大変でしたが」

メルセデス AMG GT 4ドアクーペはニュルブルクリンクサーキット北コース、“ニュル”の愛称でつとに有名なノルドシュライフェにおいて、メルセデスAMG GT 63 Sが量産4ドア4シーター最速となる7分25秒41のタイムを記録し、類い希なドライビング性能を証明してみせる一方、長時間のロングドライブも厭わない快適性も身につけている。それもこれも、実践的な開発姿勢によってもたらされたものだ。

「スポーツカーはどのようなフィーリングであるべきか、ドライバーの操作にどう反応すべきか。そういったことを最もよく知っているのはレーシングドライバーですが、Mercedes-AMGの開発部隊にはDTMチャンピオンのベルント・シュナイダーをはじめ、元プロドライバーの社員が多く在籍しており、彼らのフィードバックを存分に活かして最高のスポーツカーを開発しています。もちろん、Mercedes-AMGがファーストチョイスになるかどうかはお客様の判断によるところですが、私たちには絶対の自信があります。“最高のスポーツカーで成功を収める”──。それこそが、Mercedes-AMGの目指すところですから」

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メルセデス AMG GT 4ドアクーペ

日常を、究極へ。AMG独自開発 初の4ドアクーペ、誕生。

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