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38年の歴史の集大成。特別な2つのG-Class

words:Yusuke Osumi

先日開催された東京モーターショーでお披露目されたG 350 d designo manufaktur Editionと、Mercedes-AMG G 63 Exclusive Editionが同時に発売された。その概要に触れる。

G-Classが人気を博す大きなきっかけをつくった現行モデル、コードネームW463型。箱型のフォルム、丸目のヘッドライト、軍用車としてのルーツが残るディテール。流麗さを際立たせる傾向にある現代のクルマとは一線を画す直線基調の意匠に、たくさんの人びとが魅了されてきた。

G-Classが誕生したのは1979年。ベースとなっているはNATOが使用していた軍用車(Wolf)で、当時はメルセデスではなく、ダイムラーの傘下だったシュタイア・ダイムラー・プフ製だったことは有名な話だ。エンブレムはスリーポインテッドスターではなく楯を象ったもので、その頃の名称がGeländewagen(ゲレンデヴァーゲン、通称になっている“ゲレンデ”はここからきている)。簡単にいえばG-Classは、それをもとにメルセデスが乗用車仕様にしたクルマということになる。その最初がW460型。1989年に一度モデルチェンジし、今のW463型となるのだが、基本的な構造はGeländewagenの頃からずっと変わっていない。

しかし、キャラクターは段々と変化していく。メルセデスならではの高品質な素材がインテリアに採用され、高馬力のエンジンを積むAMGモデルがラインナップに加わり、機能も進化した。オフローダーとしてのアイデンティティは色濃く残しながら、ラグジュアリーSUVとしてのキャラクターも強めていったのだ。究極的にシンプル。不変で時代に左右されない。その一方でメルセデスが追い求め続けている、完璧なドライビングプレジャーが見事に反映されている。この相反する要素の融合が最高のオリジナリティとなり、現在の人気へと繋がったといえる。今回紹介するのは、先行して欧州でこの9月に発売された、38年の歴史の集大成ともいうべき、2つの特別仕様車だ。

G 350 d designo manufaktur Edition

ひとつめがG 350 d designo manufaktur Edition。これはメルセデスが元来、スポーティネスを表現する際に用いる、レッドとブラックのカラーコンビネーションを内装に施したモデルである。まず外装色はボディフォルムを強調する漆黒のオブシディアンブラック、上質な光沢をたたえるシックなdesignoミスティックホワイトII、燃える炎のようなマグマレッドの3色から選ぶことができる。

オブシディアンブラック

designoミスティックホワイトII

マグマレッド

そしてフロントのルーバー、G 550が装備する19インチブラックAMGホイール、ドアミラー、ボディデザインをタイトに見せるサイドストリップ、リアに装備されたホイールカバーの縁のすべてがブラックに染められている。レッド、ホワイトを選びブラックとのコントラストを活かすのも良いが、ブラックを選べばエクステリアが1トーンになり、存在感、重厚感がより際立つ。

G 350 d designo manufaktur Editionの内装は、レッドのアクセント

内装は、ステアリング、シートベルト、シートステッチにレッドのアクセントが加わり、さらに選りすぐりの素材のみを使っている証である“designo”のロゴがトリム、フロアマットに施されている。これらは全色共通の仕様だ。またその名の通り、静粛性が高く、低燃費で環境にも優しいBlueTECエンジンを積んでいる点も本モデルの魅力として挙げられるだろう。価格は1,269万円。3色合計(マグマレッド=30台、designoミスティックホワイトII=70台、オブシディアンブラック=100台)で200台のみの展開となる。

 

Mercedes-AMG G 63 Exclusive Edition

もうひとつがMercedes-AMG G 63 Exclusive Editionだ。最高出力420kW(571PS)/5,500rpm、最大トルク760N・m/1,750〜5,250rpmを誇る、Mercedes-AMGの最新技術を投入した5.5ℓV型8気筒直噴ツインターボエンジン、スムーズな自動ブリッピングを実現したAMGスピードシフトプラスを搭載。大径化されたエアインテーク、ところどころにあしらわれたクローム&アルミニウム。贅を尽くしたインテリア。ここにさらにエクスクルーシブな仕様と装備が加わる。

Mercedes-AMG G 63 Exclusive Edition

外装色はMercedes-AMG G 63 Exclusive Edition専用の、品格を感じさせるモンツァグレーマグノ。そしてフロントにアンダーガードが取りつけられ、通常よりも1インチ大きい21インチ5ツインスポークブラックホイールを履く。サイドストリップはダークアルミニウムで仕上げられ、ドアパネルの下部にAMGスポーツストライプデカールが貼られる。すなわち、ほかとは違うG-Classならではの魅力を最大限に活かした存在なのだ。

内装色は3パターン用意している。designoブラックをベースに、ヴィンテージのメルセデスを彷彿させる情熱的なクラシックレッド、オフローダーとしてのヘリテージを肌で感じられるサンド、カーボン調ブラックレザーが設定されているスポーティなブラック、以上の組み合わせから選ぶことが可能。価格は2,300万円。こちらは内装色によって台数が決められており、3色合計(クラシックレッド=27台、サンド=20台、ブラック=16台)で63台のみの販売だ。
G 350 d designo manufaktur Edition、Mercedes-AMG G 63 Exclusive Edition ともに台数限定。お早めに!

クラシックレッド

サンド

ブラック

※日本ではG 350 d designo manufaktur Editionは右ハンドルのみ、Mercedes-AMG G 63 Exclusive Editionは左ハンドルのみの販売となります。

※Mercedes-AMG G 63 Exclusive Editionの内装画像は、一部欧州仕様となります。

※Mercedes-AMG G 63 Exclusive EditionはAMGパフォーマンスセンター専売モデルとなります。

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