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雪道から砂浜まで。仕事に遊びにタフな人の相棒、ML

photo: Toshitaka Horiba
words: Satoko Nakano

パウダースノーの聖地、北海道ニセコ町。この町でスノーボードブランド『IDEAL SNOW SHAPE』と、ダイニングバー『UWAMUKI』の代表を務める千葉展義さんに、北国とメルセデスとの親和性などについて聞いた。

東には“蝦夷富士”とも呼ばれる羊蹄山、北にはニセコアンヌプリの山岳に囲まれた丘陵盆地が広がるニセコ。冬は多い時で2mもの積雪があり、シーズンはほぼ毎日ゲレンデが新雪に覆われるこの町は、長年スキーヤー・スノーボーダーから憧れの眼差しを向けられてきた。海外からの移住者が急増して以来、世界的にも抜群の知名度を誇っている。

メルセデス・ベンツ ML

千葉さんは、この町で生まれ育った。もちろん雪山は、物心ついた頃からそばにある。

「最初はスキーですね。2歳の頃から親父の脚の間に挟まって滑り出していました。その後中学生でスノーボードを見て、衝撃を受けたんですよ。なんだこれ! と思って。親に懇願して板を買ってもらい、それからはスノーボード1本です」

夢中になってボードに乗り続けた千葉少年は、中学卒業後にスイスに渡り、プロスノーボーダーとして一目置かれるまでに成長。世界大会に出場しながら、ヨーロッパ、アメリカ、カナダなどを渡り歩いた。引退後もスノーボードは継続しており、現在でも雑誌の撮影などで被写体として美しい弧を描き続けている。

千葉展義さん
千葉展義さん

帰国後はニセコでバックパッカーが宿泊する宿を経営していたが、ここからが異端のキャリアの始まり。たまたま友人にスカウトされ、東京で金融関係の仕事に就くことになったのである。最初は勉強をしながら先物取引を行っていたが、やがて外資系銀行にヘッドハンティング。「ニセコから、いきなりヒルズ族ですよ」と彼は笑う。

千葉展義さん

「そこから7年。リーマンショックなどの事故や事件が重なり、2ヶ月仕事がなくなってしまったんですね。そこで何かできないかと、日本企業の海外上場を支援する会社を立ち上げるなどして忙しくしていたのですが、東京はとにかく情報量が多すぎて疲れてしまった。それで、東日本大震災をきっかけにニセコに帰りました」

千葉展義さん

自分は生命力があってなんでもできるのに、環境が許さない。そんな状況がもどかしく、生活のベースを故郷のニセコで取り戻したいという思いもあった。

「自分のポテンシャルを、自然が教えてくれている気がします。雪かきはどう効率良くやるのか? 寒さをどうしのぐのか? って、頭を使うんですよね。都会では、この『困るなあ』を排除することに注力するじゃないですか。大きな会社にお金を払ってやってもらうとか…それって、人間の能力を低下させていると思うんですよ。だから、不便なことはいいことだと思ってる。足るを知るというか、自分はもう十分力を持っているから、それをどう使うか。『困るなあ』が、純粋に楽しいんですよね。困るから、どうしよう? って考えるんです」

千葉展義さん

現在は、自身の原点ともなるスノーボードのブランド『IDEAL SNOW SHAPE』を運営しながら、ニセコ駅前でダイニングバー『UWAMUKI』を経営するなど、多方面で活動中の千葉さん。プライベートではニセコで出会った奥様と結婚し、3歳になる息子さんと暮らしている。そんな北国の生活に寄り添ってくれているのは、クルマだ。

千葉展義さん

もともとクルマ好きなこともあって、国産車から外国車まで、好みの車はだいたい乗ってきた。現在、7台のクルマを所有しているが、なかでも愛車は2002年式のメルセデス・ベンツ ML 270 CDIだと話してくれた。

メルセデス・ベンツ ML 270 CDI

「MLを選んだ理由は、やっぱり頑丈さ。以前、肩にシートベルト痕がくっきり残るくらいの衝突衝突を起こしてしまい、乗っていたクルマが廃車になったことがあったんです。それで頑丈なクルマに乗りたいと心から思ったんですよね。そんな時、ちょうど神戸のメルセデスで働いていた友人から『認定中古車があるよ』とMLを紹介されたというわけです」

車体の強さに惹かれて購入して以来、お子さんを連れて出かける時には安心感からMLに乗るという。チャイルドシートを載せてもまだ広々としている後部座席、そして思い切り荷物を積んでも余裕のあるトランクスペースは、サーフィンやキャンプの時にも重宝している。

トランクスペース

また、冬はバックカントリーのガイドも行っている千葉さん。キャンピングカーやスノーモービルを引っ張るなど、MLはプライベート以外でも活躍中だ。

メルセデス・ベンツ ML
メルセデス・ベンツ ML

「夏も冬も、これ1台でいけますね。アイスバーンや雪道でも走りが安定しているからお客様を乗せて雪山まで走っても安心ですし、夏に海へサーフボードを持っていってもこの車高なら砂浜にハマることもない。

メルセデス・ベンツ ML

かといって車高が高すぎるわけではないから、運転しやすいんです。ディーゼルならではのコストパフォーマンスや、安定したパワーのある走りも好きですね。そして何より、デザインが好き。この時代のMLだから購入した、といっても過言ではありません」

メルセデス・ベンツ ML

そして、乗り続けているのは他でもない、購入以来6年ほど経つがほぼ故障なく走る耐久性の高さだという。購入当時5万kmほどだった走行距離は15万kmを越えたが「きちんと手入れすれば、まだまだ乗れると思う」と話す。

メルセデス・ベンツ ML
メルセデス・ベンツ ML

あらゆるシーンにマルチに対応してくれるMLは、ともすれば危険を伴う北国の走行や、仕事に遊びに多忙を極める人のタフな相棒となるだろう。オーナーの期待に応えるかのように、MLは今日も安定した走りを見せている。

PROFILE

千葉展義/Nobuyoshi Chiba

千葉展義さん

北海道ニセコ町生まれ、ニセコ町育ち。10代の頃、海外でプロスノーボーダーとして活躍。帰国後はニセコ町でゲストハウス経営を経て、東京にて金融関係の仕事を経験したのち、企業の上場支援会社を設立。東日本大震災がきっかけとなり、ニセコ町に戻る。現在はスノーボードブランド『IDEAL SNOW SHAPE』を運営しながら、ニセコ駅前でダイニングバー『UWAMUKI』を経営。その他多方面で活躍中。
https://www.idealsnowshape.com/
https://www.facebook.com/148449802392016/

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