メルセデス・ベンツ オリジナルジャージを着て富士山を駆け上る!
6月1日(日)に開催された、日本最大規模(今年は6,590名がエントリー!)の
ヒルクライムレース「富士の国やまなし 第11回Mt.富士ヒルクライム」に、
体験レポーターとして選ばれた5名の皆様が出走されました。
当日は好天にも恵まれ、スタート地点のメルセデス・ベンツブースも盛況な中、
5名の選手はメルセデス・ベンツオリジナルバイクジャージに身を包み、
フィニッシュとなる富士山5合目を目指して力走しました。
5名の選手の、レース前日や当日の模様などの、体験レポートをぜひご覧ください!
阿部 功さん
今回参加いただくレポーターの中で最年長の阿部さんは、今年の誕生日に晴れて「メルセデス・ベンツ Aクラス」のオーナーに。
その記念も兼ねて、今回の体験レポートへの参加応募を決めたそうです。
トライアスロン歴19年の経験を活かしての初ヒルクライムの結果は!?
意気込みをひとこと!
世界遺産に登録された富士山にチャレンジ出来るチャンスを頂いたので必ず完走し、日本一の山、富士山を満喫したいと思います。
ヒルクライムレースは初めてなので不安もありますが、出来る限り楽しみます。

大会前日:受付
メルセデス・ベンツのブースからは、目の前の富士山が間近に見え、正にあの山に登るんだなという気持ちになりました。そして、メルセデス・ベンツのスリー・ポインテッド・スターのマークが胸に入ったオリジナルジャージは、デザイン、カラー共に大変格好良く、早くこれを着てレースで走りたいと思いました。

大会当日:レース
初めてのロードレースで、しかもヒルクライムレースということで、特にペース配分に不安がありました。本番と同様の24kmの上り坂を体験できる場所がなかなかなく、練習は14km程度の峠道で行いましたが、後半にも余力が持てるようなペースが絶対必要だと感じていました。
特に本番のコースは後半18km以降に勾配がきつくなる所もあり、マイペースを心掛け、前半は抑えて行くことにしました。

ふりかえってみて
富士ヒルクライムレースに参加して、本当に貴重な体験ができました。レース中は周りの参加者皆がゴールを目指し、ただ黙々とペダルを漕ぎ続ける姿に、私自身かなり励まされ「自分も頑張らないと」と心で言い続けてゴール出来たと思っています。
また、絶好のお天気で、登るにつれ綺麗な景色が広がり、自分の足で登ってきた実感も得られ、力が湧きました。
1時間30分以内の完走でブロンズの称号を得られるとのことでしたが、結果は1時間32分3秒。ブロンズリングは次回にとっておきます。ゴール後は足の筋肉にかなり疲労がありましたが、雄大な富士山を目の前にすると疲れてることはどうでも良いことに感じました。
毎年トライアスロンのレースに数回参加していますが、ヒルクライムはまた違った達成感があり、来年も是非メルセデス・ベンツのジャージを着て出場しようと思っています。
メルセデス・ベンツと言えばモータースポーツのイメージがありますが、その他のスポーツイベントにもこのような企画で参加していることは正直知りませんでした。自分の好きなスポーツでこの企画に参加できたことで、より身近に感じられたことは、とてもうれしく思います。

鎌田 俊亮さん
今回が初参加の鎌田さん。ロードレース歴は昨年9月からとのことですが、すでに耐久レース2回、
その他ロングライド等積極的に参加しているようです。
メルセデス・ベンツ オリジナルバイクジャージをまとい富士のロードを走り抜けたい!と熱く意気込みを語っていただきましたが、実際にレースを走ってみての感想はいかがだったのでしょうか?
意気込みをひとこと!
自身初の富士ヒルクライム&初のロードバイクレース参加!!
昨年、世界文化遺産に登録された富士山を自分の愛車で駆け上がることができるなんて、まるで夢のよう。
今回当選させていただいたメルセデス・ベンツさんに感謝しながら、実際の富士ヒルクライムのレース模様を臨場感あふれる描写でお伝えしていければと思います。

大会前日:受付
富士ヒルクライムの受付場所である、メルセデス・ベンツブース。
ブースに入るやいなや、なんと先日発売したばかりの新型車が展示されているのを発見!まずはここで記念に写真をパシャリと撮影。発売したばかりの新型車をはじめ、その他にも最新の車両をラインナップさせるところ、さすがです。
今回の「Mt.富士ヒルクライム体験レポーター」の目玉のひとつは、何と言ってもレースにメルセデス・ベンツ オリジナルバイクジャージを着て参加することができること!いよいよジャージの受け渡しの瞬間、「待ってました!」と言わんばかりの嬉しい笑みが自然とこぼれます。同時にメルセデスの看板に恥じないようなレースをすることを約束されたようで身の引き締まる思いも感じたのでした。

大会当日:レース
レース当日の朝、穏やかな朝の日差しが僕の背中を照らしている。天気は快晴。富士山もとても綺麗だ。ほかのライダーの話によれば、連日の真夏日で気温こそ懸念材料であるが、ここ数年で一番よい天気に恵まれたらしい。この素晴らしい天候に恵まれて、レース当日を迎えられたことにテンションが上がる。
大会のホームページ上で発見した情報によれば、富士ヒルクライムの完走者だけが手に入れることができるフィニッシャージャージというものがあるのとのこと。さらに完走タイムが1時間15分台から1時間30分をきった時間帯でゴールできたあかつきには、フィニッシャージャージに銅色のリングが刻印されたものを購入することができるらしいのである。これを知ったなら、当然目標は、「1時間30分ぎり!!」である。
当日のレース戦略はこうだ
事前のステージイベント「ヒルクライム講座」で知り得た情報によると、富士ヒルクライムには最大傾斜8%弱の、ライダーを苦しめる勾配の坂がいくつも現れるが、ほとんどは傾斜の緩い坂が続くのだという。1時間30分をきるための鍵は、いかにこの傾斜の緩い坂でスピードを出していくことができるかにかかっているらしい。さらに、同じ体験レポーターの先輩のご教示によれば、8%弱の勾配が多い2合目までは飛ばさないことが肝心なのだという。以上のことから、前半2合目まではスピードを抑えて体力を温存し、後半勝負が僕の目標達成の方程式となりました。

周囲のレース参加者が次第に各々のウォーミングアップも終えて、いよいよスタートの時刻が刻々と近づいてくる。自分のコンディションは良好。長旅の疲れも特に残っていないような感じ。スタートラインを目の前にして、心地よい緊張感で胸が高鳴る。
スタートがきられた。予想どおりスタートからなかなか厳しい傾斜が出迎えてくれる。カチャカチャという周りのシフトチェンジの音に誘われるように、序盤は快走を続けられた。2合目までのタイムは目標をクリアするためには若干遅いのかもしれないが、ここからが勝負のハイスピード坂が始まる。「心肺機能は回復している。よし、いけるぞ!」しかし、思うようにスピードに乗らないことに気づく。そう、脚に乳酸が蓄積してしまいなかなかペダルをこいでいけない現象に襲われてしまっていたのだ。残り10kmの看板を通過した時点で、ちょうど1時間経過。残り30分でゴールするためには時速20kmで走り続ける必要があることに気づくが、もうこのとき残念ながら目標達成はかなり厳しいことを悟る。
ここからは気持ちを切り替えて、富士山の素晴らしい風景を楽しみながら最後まで安全にレースを展開することを考えました。肩の荷がおりたこともあったおかげで最後は笑顔でゴールすることができました。タイムは、「1時間39分」。1時間30分をきることはできませんでしたが、トラブルなく無事にゴールできたこと、そして富士ヒルクライムを楽しくレースできたことにひとしおの喜びを感じました。

ふりかえってみて
今回の体験レポートに参加させていただき、レースは戦略がいかに大事かを感じることができました。もちろん、体力、筋力云々の問題もあるでしょうが、今回目標タイムを上回れなかった原因は思うように戦略を遂行できなかったことにあると思います。次回は今回の経験を活かして、目標達成したいと思います。
さて、メルセデス・ベンツといえば、あらゆるレース競技に参加しており、「速い」イメージもありますが、やはり「安全性が高い」印象を受けます。大会が安全に執り行われることと、メルセデスの高い安全性がマッチしているように思われました。そんな自分も安全にレースを終えることができ本当によかったと思います。もっと多種多彩なレースにメルセデス・ベンツが顔を出してくればなと思います。
最後になりましたが、2日間お世話になりました、メルセデス・ベンツのスタッフの皆様、関係者の方々、体験レポーターの方々に感謝申し上げます。

戸部 秀介さん
誰よりも『Mercedes-Benz』のジャージを楽しみにしてくれていた戸部さんですが、富士ヒルクライムはなんと今回が3回目の出場。
国内メジャーレースを中心に、年に3、4レースをこなす実績十分の戸部さんの体験レポート、そしてタイムが気になるところです。
意気込みをひとこと!
当初は参戦を見送る予定だった『第11回 Mt.富士ヒルクライム』
彼女から面白いキャンペーンやってるよと言われ申し込んでみたらなんと当選!!
『Mercedes-Benz』のジャージを身にまといレースに出れるなんて正に夢のような特別な体験!
過去2回出場したTimeを絶対上回ってみせます!そしてこの素晴らしいキャンペーンを通じて、自転車競技の楽しさをお伝えできれば良いなと思っています。

大会前日:受付
一般枠で参戦するチームメイト達と共に会場入り、いよいよ受付です。
メイン会場のゲートをくぐるとグラウンドの一番手前に並ぶ数台の『Mercedes-Benz』の車輌、風になびく『スリーポインテッドスター』の幟、とても雄大で勇ましい『Mercedes-Benz』のブースを目にした瞬間、レースとは違う『ドキドキ』と『ワクワク』が身体中に込み上げてきました。
受付を済ませ、大会の説明を受けたらいよいよ今回のレースで着用するジャージを受け取ります。
手渡された瞬間はなんだかプロのロードレース選手になった気分!
胸元に印された『スリーポインテッドスター』と『AMG』のロゴ、そして前後左右非対称のジャージのカラーリングがとてもカッコ良く、明日のレースへのやる気を何倍にも膨れ上がらさせてくれました!

大会当日:レース
朝4時頃起床、窓の外を見ると素晴らしい天気!過去2回出場した中で一番良い天気です、支度を済ませ『ワクワク』と『ドキドキ』を胸にメイン会場に向かいます。
僕は7時20分スタートの第3ウェーブ、続々と整列する選手、6000人を超えるライダーが集まり一挙に走るレースイベントは『Mt.富士ヒルクライム』位でしょう、何度見てもその光景は圧巻です。レースのオープニングセレモニーが終わり、第1ウェーブ、第2ウェーブがスタート、いよいよ僕の第3ウェーブです。
1分前…30秒前…カウントダウンが始まり号砲と共にレーススタート!今日までの練習の成果と経験を全て出してゴールアーチのある五合目を目指しま。
約1.3kmのパレードランが終わるといよいよレースが始まります。『ガチャン!ガチャン!』と各選手がギアをシフトする音と共に自転車の集団のスピードが上がって行きます。
激しい息遣い、クランクの回る音、アスファルトを蹴る『ギュッ!ギュッ!』と言うタイヤの音、レースが本格化していきます。

日本一の山『霊峰富士山』スバルラインを封鎖して行われるレースは約24km登りっぱなし、四合目までは針葉樹を中心に緑一色に染まった中を進みます。
そして四合目を過ぎるとそこからは草木も生存しない異空間になり、眼下には小さくなった河口湖、遠くには南アルプス連峰等が視界に入ってきます。
雲よりも上で戦うヒルクライムレースならではの光景です。淡々と前へと進みいよいよラスト1.5km!
今回目標としている75分以内と言うTimeまで残り3分!もてる全ての力をバイクに託しゴールアーチまで全力で進みます。
結果は76分03秒…64秒及びませんでした。目標Timeの75分以内に届かず正直凄く悔しいです。でも『Mercedes-Benz』のジャージを着て走った今回の『第11回Mt.富士ヒルクライム』はドキドキとワクワクが何百倍もあった最高に楽しいレースになりました。

ふりかえってみて
今回体験レポートに参加して感じた一番の想いはやはり一般参加するのとは違う特別感です。特別なジャージに袖を通して、『Mercedes-Benz』という特別な名を背負って走れる。撮影をしたり、Mercedesのスタッフの方々と会話したり、普段のレースで味わう事ができない特別な時間を過ごす事ができました。
イベントに参加する前はあまりに大きなブランドイメージがあり、自分にそんな大役が務まるのかと不安もありましたが、温かいスタッフの方々のおかげでリラックスして楽しく、そしてとても良い想い出のレースになりました。今後も是非このようなイベントでキャンペーン等を行っていただいて、他の自転車ファンの方々にも夢を与えていってください。
最後に今回支えてくださった大勢のスタッフや裏方の皆さん、楽しく夢のある2日間をありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

藤井 穣さん
『今年こそは90分切り!』と『メルセデス・ジャージを1秒でも早くゴールに届ける』を目標にかかげていた藤井さんは、
富士ヒルクライム3回目の参加。レースへ向けて、入念にトレーニングされたようですが、90分を切ることはできたのでしょうか?
意気込みをひとこと!
Mt.富士ヒルクライムには、今回で3回目の参加。『(今年こそ)90分切り』を目標に掲げ、平日は会社から帰宅後に自宅でローラー台トレーニング、週末は近くの峠へ実走トレーニングと、できる限り自転車に時間を割いてきました。
ヒルクライム当日はメルセデス・ジャージを着用してのレース。体験レポートが決まった時には、自身の目標である『90分切り』にプラスして、新たに『メルセデス・ジャージを1秒でも早くゴールに届ける』が目標として加わりました。

大会前日:受付
メルセデス・ジャージを受け取った時は、正直嬉しかったです。それと同時に少しのプレッシャーも感じました。色々なカットでの写真撮影は恥ずかしかったのですが、ロードに乗っての撮影は不思議とリラックスして臨めました。

大会当日:レース
スタート前、レース中も、とにかく『90分切り』と『メルセデス・ジャージを1秒でも早くゴールに届ける』しか考えていませんでした。景色を楽しんでいる余裕は全く無かったです。ゴールまで残り3kmの時点で、90分切りまで残り10分弱しかなく、凄く焦りました。残っている力を全力で振り絞り、そしてゴール!!
タイムは、89分26秒。目標にしていた『90分切り』を何とか達成。

ふりかえってみて
今回は、過去2回のレースとは違った気持ちでレースに挑めました。体験レポーター5人が顔を合わせるのが、レースを終え下山した後だったのが少し残念でした。1日限定即席のチーム・メルセデスですが、レース前に懇親会などがあれば、レース中にお互いを応援することができ、チームとしての一体感を増すことができたと思えます。
また同じような企画があった時に参加するかと聞かれたら、即答でYESです。
ぜひ来年の第12回大会でも続けてほしい企画です。
その際には優遇参加ができるように、宜しくお願いします(笑)

油井 潔さん
E-class/350TEのキャリアに、マイバイクを積んで登場の油井さんは、今回のレポーター陣最多の4度目の出場。
新型モデルに興味津々なところも、「今回は景色も楽しみたい」というコメントにも、どこか余裕を感じます。
さて、どんな体験レポートになるのでしょうか。
意気込みをひとこと!
Mt.富士ヒルクライムに参加するのは7年ぶり、4回目。他の自転車レース・イベントを含めても久しぶりのレースです。
メルセデス・ベンツ ジャージ上下着用というワークス体制(?)のプレッシャーも感じつつ、
24kmの登りを楽しんで・苦しんできたいと思います。目標時間は1時間30分以内。

大会前日:受付
受付が13時からとゆっくりなため、途中峠の茶屋で明日登る富士山を眺めつつほうとうを食べる。
受付の北麓公園に向かう河口湖周辺やスバルラインには、すでに大勢の自転車に乗った人たちが走っていて、皆さん気合い入っていました。
会場にはたくさんのメーカーブースが出展していて、大会の人気や盛り上がりを感じさせてくれます。
その中でもブラックでイメージを統一したクールなメルセデス・ベンツブースで早速受け付け。
レース当日までの流れを確認した後で、カウンターでメルセデス・ベンツジャージを受け取る。
ブラック・ホワイト・ブルーでデザインされたジャージはかなりカッコイイ雰囲気。
まるで、自分の自転車のカラーに専用で合わせてもらったかのよう。ありがとうございます(笑)
今日は試走や練習をしない予定なので、自転車をブースで預かってもらって都内の自宅へ。
明日も天気はとても良さそうなので、安心してレースを楽しめそうです。
会場にはたくさんのメーカーブースが出展していて、大会の人気や盛り上がりを感じさせてくれます。
その中でもブラックでイメージを統一したクールなメルセデス・ベンツブースで早速受け付け。
レース当日までの流れを確認した後で、カウンターでメルセデス・ベンツジャージを受け取る。
ブラック・ホワイト・ブルーでデザインされたジャージはかなりカッコイイ雰囲気。
まるで、自分の自転車のカラーに専用で合わせてもらったかのよう。ありがとうございます(笑)
今日は試走や練習をしない予定なので、自転車をブースで預かってもらって都内の自宅へ。
明日も天気はとても良さそうなので、安心してレースを楽しめそうです。

大会当日:レース
早めに起床して出発。早朝だと都内からでもそれほど時間がかからないので4時30分には会場に到着。富士山が朝焼けでとても綺麗です。まだまだアップには早いので朝食を取りながら、荷物預けの時間までゆっくり過ごす。5時30分に荷物を預けて自転車も受け取り、そろそろ準備。
ローラーで簡単にアップ後、駐車場から1kmほど坂を下った所から3本登ったあたりで、集合のアナウンスが。スタート場所の競技場に自転車をクラスごとにならべ待っていると、徐々に緊張感が高まってきます。こういう感覚も久しぶりです。さすがに6500人も出場者がいるため、スタート時間がちょっとだけズレつつも、無事自分の第4グループもパレードスタート。
計測開始地点に向けて少しずつスピードを上げて行き、スバルラインに入る道を左に折れたら、いよいよ本当のスタートです。計測スタート地点でメーターのスイッチを押すと、ここでいきなりトラブル!
普段使わない赤外線データ通信が始まってしまう。こんな山の中で誰にデータ送信してるの!?とか思いながらも、いいペースで走る人に合わせて最初の登りを行く。しばらくしてからメーターは復帰したものの、タイムはもう分からないので、スピードとアベレージを確認しながら走る。基本的には24kmずっと登り坂なので自分にとって楽だと思えるパートは無いのだけど、同じようなスピードで登る人たちと、前半は一定のペースで良い感じで走れている。
5km看板は見逃したのか無かったのか、あっという間に10km看板まで来た。この辺りから、後ろから来る速い人たちに徐々に抜かれ出すのと同時に、自分のペースも落ち始めているのを感じる。やっぱりこれくらいの距離から自力が出るなと思いながら、前を走る人たちを目標にさせてもらって登る。

しばらく行くと、第2給水所から聞こえてくる応援の太鼓の響き。やっぱり元気を貰えます。
山岳賞区間あたりの登りでさらにペースが落ちるが、最後数キロの一番スピードが出る直線区間めざして我慢して進む。苦しいけれどスピードを上げ、ゴールに向かう最後の登りへ。応援の人たちが大勢いることもあり、声援に押されながら、ゴール!
メーターを見ると、目標の90分切りは微妙なタイム表示・・・。
とりあえず、無事にゴール出来たし、頂上はこれ以上無いくらいの快晴と富士山!そして下界の景色。気分はとても良いです。写真を撮ってもらったり、何人かとどうでした?みたいな会話をしながら下山の準備。
今年は本当に五合目も暖かく、下山を開始して半分も行かないうちに冬装備だと暑いくらいに。
下りでも大会スタッフや応援の人たちが、おつかれさまと手を振ってくれる。
こちらも皆で手を振って感謝、ありがとうございます。無事に下り終わって集合の時間までは、ひさしぶりな恒例の吉田うどんや、あまりの暑さにかき氷を・・・。
その後、体験レポーター5人が揃ったところで先導車のSL AMGの前で記念撮影。揃いのジャージはチームのようでカッコイイですね。皆さんホントにお疲れさまでした!
帰ってからホームページを見ると、すでにリザルトが発表されていました。招待選手のタイムなどを見て驚きつつ、自分のクラス(40〜44歳)のリザルトを確認してみると、あれ?自分の名前が無い・・・。もしかして思ってたよりも凄く遅い・・・?(汗)と、見直したら、90分切れてました。1時間29分18秒。
正直これはうれしいのと、ホッとしました。と同時に、終わってからいつも思うことながら、もう少し行けたのでは・・・という思いが。登っている時はもうこれ以上1秒も詰められない!という状態で走ってるんですけどね。

ふりかえってみて
今回の参加が決まってから1ヶ月、毎日ローラーか実走で集中して自転車に乗り、久しぶりに目標を決めてそれをめざすということがとても新鮮なことでした。しばらく自転車レースやイベントに出ることから離れていましたが、これを機にまた始めてみようかと思っています。
我が家のEクラスのルーフには、いつでも自転車が積めるキャリアが装着されていることですし・・・。
久しぶりのMt.富士ヒルクライムにモニターでの参加という、貴重で楽しい時間をありがとうございました。
