東京エキサイティングカーショーの名で1983年に始まった東京オートサロンは今年も、1月11日~13日の3日間で5年連続となる30万人超を動員した。
軽自動車からトラックまで、様々なジャンルのクルマが一堂に介する年始の一大イベントは回を重ねるごとに規模を拡大し、カスタムカーやチューニングカーの展示のみならず、メーカーの新車発表や同乗試乗会など幅広いコンテンツが用意されるようになるなど、そのコンセプトも徐々に変化。コアなクルマ好きでなくても楽しめる、もはや年始の風物詩といえる存在だ。

クルマ好きとの貴重なタッチポイントであるその舞台に、メルセデス・ベンツ日本は数少ない輸入車ブランドとして2015年から継続的に出展。性能、デザイン、機能に象徴されるメルセデス・ベンツ、メルセデスAMG、smartの魅力を多くの人に発信してきた。

東京オートサロンでしか入手できない限定アイテム、そして福袋ならぬ“福缶”も好評を博した今年のブースには、2018年のスーパーGT 300クラスでチーム&ドライバーズのダブルタイトルを獲得した、LEONレーシングのメルセデスAMG GT3が登場。迫力満点、本物のレーシングカーを前にした黒澤治樹選手、蒲生尚弥選手のトークショーをひと目見ようと、たくさんのギャラリーが集まった。

このように、モータースポーツでの活躍も著しいメルセデスAMGからは、人気の63/45シリーズに加え、最新のパワートレインを搭載する53シリーズ、そして日本初公開となるメルセデスAMG GT 4ドア クーペがお目見え。特別な装いをまとった新型Aクラスと、ミッキーマウスとコラボレーションしたsmartなどが勢揃いしたブースは連日、人足が絶えることがなかった。それもこれも、東京オートサロンに展示された各モデルを目の当たりにして、新しい発見や驚きがあったからに違いない。
自動車の生みの親として、いくつもの新しい道を切り開き、牽引してきたメルセデス・ベンツ。熱気に満ちた会場では、数値では計りきれない個性と魅力から生まれる、他にない存在感が存分に伝わったことだろう。
Mercedes-AMG GT 4-Door Coupé
A-Class
Mercedes-AMG GT3
smart fortwo edition/MICKY THE TRUE ORIGINAL