she's mercedes with VOGUE JAPAN

Mercedes & Women vol.2

The Royal Convertible

Photos: Takaki Kumada Stylist: Chikako Tanifuji Hair and Makeup: Yusuke Kawakita Editor: Junko Hirose

フラワーアーティスト竹田浩子氏が、
旧皇族・竹田宮の元邸宅、貴賓館を訪ねる。

「Mercedes & Women」第2回のゲストは、フラワーアーティストとして活躍する竹田浩子氏。竹田宮の末裔である氏が、宮家の元邸宅である貴賓館を訪れ、生まれ育った高輪の街を優美なS 550 カブリオレでドライブした。

 

フラワーアーティストとして活躍する竹田浩子氏
ドレス 衣装協力 / TOM FORD(トム フォード ジャパン)ドッグカラーネックレスとして着用した「ブークル・プレシューズ」WG×アコヤ真珠×ダイヤモンド ¥870,000 / MIKIMOTO(ミキモト カスタマーズ・サービスセンター)<上奥>ジャケット ¥331,000 パンツ ¥159,000 ともに / ALEXANDER McQUEEN(アレキサンダー・マックイーン)シューズ / スタイリスト私物 ピアス / 本人私物

クルマというよりは、ラグジュアリーな居間にいるような乗り心地。

梅雨の晴れ間、白い大輪の紫陽花の花束を抱えた竹田浩子氏が、しなやかな微笑みをたたえ貴賓館前に現れた。赤坂迎賓館の設計でも知られる片山東熊らが手がけたこのネオ・バロック様式の宮殿は、旧皇族・竹田宮の元邸宅。竹田氏にとっては、幼少期からの思い出がいっぱい詰まった、まさに庭のような場所だ。
そんな貴賓館の、角柱とトスカーナ式の円柱を四隅に配した車寄せで、竹田氏を待っていたのは、S 550 カブリオレ。第一印象を尋ねると、「とにかく色が素敵だと思います。美しくて上品な、何とも言えない色合い。内装(ポーセレン)とのコントラストも理想的ですね。お花の色を選ぶ時の、最高に素敵な色の組み合わせに出会った瞬間のような気持ちです」
柔らかなナッパレザーのドライバーシートに座り、手馴れた動作でクルマを始動させると、4シーターの瀟洒なコンバーチブルが滑り出すように走り出した。貴賓館を後に、クルマはグランドプリンスホテル高輪敷地内のさくら坂を緩やかに蛇行し、第一京浜へ。泉岳寺を左手に高輪の街を走り抜ける。「クルマというよりはラグジュアリーな居間にいるような乗り心地で、運転した感じもすごく滑らか」。そう語る運転席の竹田氏を、道行く人たちが振り返る。

フラワーアーティストとして活躍する竹田浩子氏
ジャケット ニット スカート ピアス ネックレス リング / すべて本人私物

伝統を解釈しつつ、
新しい時代と場所に合ったものを作り出していきたい。

幼少期の竹田氏は、周囲から祖母(恒徳王妃光子)のハンドバッグと言われるほど、いつも祖母と一緒だった。「祖母は綺麗な物が大好きで、洋服、宝石、メイクなど、その色やスタイルの選び方、こだわり方などを横で眺めて育ちました」。そしてそういった生い立ちが、「今の仕事やスタイルにも繋がっていると思います」とも。
そんな竹田氏が、かねてからその美しい網目に惹かれていたと言う、アメリカ東海岸の島に伝わるナンタケットバスケット作りの伝統技術を使い、新たにバッグのデザインを手がけることとなった。「時代を超えて受け継がれている技術は、歳月の蓄積を感じさせながらも、現代に適したスタイルへと変化を遂げています。伝統を私なりに再解釈しつつ、新しい時代と場所に合ったものを作り出していきたいと思っています」
それはまさに、「正統な技術があってこそ成し得る、伝統と革新の融合」であり、メルセデスの姿勢にも通じるもの。「伝統、技術、洗練、革新、そして安心。すべてを備えたメルセデスと、共通する要素ではないかと感じています」

Photo: Takaki Kumada

Photo: Shinsuke Kojima

あなたのスタイルと人生を物語るものを見せてください。

銀製の荘厳な花器は、竹田氏の曾祖母にあたる明治天皇の第六皇女昌子内親王のお嫁入り道具。「独立して間もない頃、唯一仕事を頼んでくれていたのが母でした。両親が家でお客様をおもてなしする時に、この花器に私はお花を入れていた。フラワーアーティストとしての原点を支えてくれた品で、今でもお客様をおもてなしする時に、必ずそこにお花を入れるのが私の役目です」
一方で新たなチャレンジとなるのが、NOUVELLE NANTUCKET BASKETのデザインだ。伝統的な部分に惹かれつつ、新しいものと融合させたいという願いから、上質でスタイリッシュなコレクションが生まれた。
クラッチバッグ「カラーリリー」本体H15.5cm (高さはビスポークも可。販売は9月以降)¥250,000~ / NOUVELLE NANTUCKET BASKET
問い合わせ先 / NOUVELLE NANTUCKET BASKET 03-6909-7130 nouvellenantucket.com
 
問い合わせ先
/
アレキサンダー・マックイーン 03-5778-0786
トム フォード ジャパン 03-5466-1123

ミキモト カスタマーズ・サービスセンター 0120-868254

 

PROFILE

竹田浩子/HIROKO TAKEDA

学習院大学卒業後、両親の仕事の関係で住んだオランダで、ヨーロッパのフラワーアレンジメントに魅せられ、フラワーアーティストの道に。シンプルで洗練されたカラー、ボリュームあるスタイルは、ハイブランドのパーティー装花、ショールームの活け込みなどでも知られている。また今秋から、伝統的なナンタケットバスケットを新たに解釈した、バッグのコレクションをスタートさせる。

 

メルセデスのフラッグシップモデルであるSクラスで、約44年ぶりに復活した4シーターのカブリオレは、美しさと高級感に溢れている。ルーフは、50km/h以下の速度であれば、走行中でも約20秒で開閉可能。エアキャップによる、後方からの風の巻き込み軽減で、オープン走行時の快適性も高まった。S550 Cabriolet全長×全幅×全高 / 5035×1910×1420mm メーカー希望小売価格 ¥21,450,000

S-Class Cabriolet

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