C-Classroom Report Vol.1 新型Cクラスへの期待

そこにあるのはもはや、「すき」を超えた運命のようなもの。

-7年。-
当時37歳だった僕は、まもなく44歳を迎えようとしている。
小学生だった息子は中学生に、幼稚園生だった娘は小学生に…
それだけの時間が流れて再び、

この時がやってきたのだと改めて噛み締めている。

僕にとってメルセデス・ベンツCクラスのフルモデルチェンジは、いつだって特別だ。
若き日に「絶対に乗らない」と誓ったそのクルマをふとしたきっかけで所有するとともに、以降は全てのモデルを乗り継いできた。そこにあるのはもはや、「すき」を超えた運命のようなもの。
このクルマをウォッチし、自分と生活をともにする相棒としていくことは、自動車ジャーナリストとしての、僕のライフワークだと思っている。

一人のクルマ好きとして、一家の父として、そして自動車ジャーナリストとして。

メルセデス・ベンツCクラスは決して、限られたマニアのためのクルマではない。
いわゆるファミリーカーでもあり、実用車だ。
けれどCクラスは、僕にとってはファミリーカーであり、実用車でありながらも、エンスーな1台なのだ、絶対。
その生まれ、その素性、その誕生背景、その構成、そのメカニズム、その走り、その雰囲気、その存在の全てが、とても興味深い。そして未だに、全てを知り得ぬほどのトピックと神話と伝説に溢れている1台でもある。

一人のクルマ好きとして、一家の父として、そして自動車ジャーナリストとして、Cクラスへの興味が尽きない、尽きることがない。
だからいつでも、Cクラスのフルモデルチェンジは気になるし、ドキドキするし、ワクワクする。
前のW204の時も待ち焦がれた。そして登場前から自分で所有することを決めていた。
そして日本上陸後すぐに所有し、その後はC 63 AMGにも乗り換えた。

そうして時間が経ち、ついに新型Cクラスがその姿を現した。もう、この時点で僕は全てを決めていた。

僕の興味は常に、無意識の中にCクラスがあった

2014年3月、ジュネーブモーターショーの後、新型Cクラスの国際試乗会に招かれて試乗した。
もちろん1人のクルマ好きとして、これ以上の幸せな体験はない。が、同時に、自動車ジャーナリストとして、これまでの経験を最大限動員して、このクルマの実力を図った。
好きを通り越した存在だから、当然評価は高いのは当たり前だ。しかしそれを一旦脇において、自動車ジャーナリストとしてどう感じたか?

皆さん、呆れ顔をするのが目に浮かぶが、そうした視点から見ても今回の新型Cクラスはヤバい!といえるくらいの仕上がりだった。

皆さんご存知のように、Cクラスは既に以前から同クラスの“世界のお手本”であり、その時代の自動車の“センター”ともいえる存在である。
1982年にW201、190Eが生まれて世の中に革命を起こして以降、このクルマは常に時代を捉えて進化を続けてきた。
当時中学生だった僕が今、44歳のオヤジになったけれど、その長い時間の中でCクラスは常に世の中の自動車のセンターであり、同クラスのお手本であり、トップランナーでありつづけてきた。
当時は指をくわえて眺め、その後は自分とは無縁の存在だと想い、さらにその後は憧れを感じ、そして実際に所有するようになった。長い時間の中で、僕とCクラスの関係は様々に代わってきた。
けれど、僕の興味は常に、無意識の中にCクラスがあったのだなと思う。

2014/7/11 新型Cクラス誕生

そうして今、最新の新型Cクラスを、僕は皆さんよりもひと足先に乗せていただき、レポートさせていただいて今に至る。そして本日新型Cクラスが日本で発表された。

もちろん僕は発表を首を長くして待っていた。
なぜなら僕は自動車ジャーナリストであり、クルマ好きであり、一家の父であるけれど、何よりこのCクラスに対して、好きを通り越した感情を抱いているからだ。

おそらくこの原稿を読んでくださる皆さんも、首を長くして新型Cクラスの日本上陸を待ち望んでいた方達だろう。

新型Cクラスについては、今後数回に分けての記事を掲載していくことになる。
webの上で僕の文字やレポートを読んでもらい、より新型Cクラスに興味をもっていただけたら幸いだ。

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